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サイバーパトロール いったいどんな捜査をしている?

サイバーパトロールとは

インターネット上にある違法・有害情報の巡回チェックのことをいいます。別名、ネットパトロール。各都道府県・警察・文部科学省他から委託されたNPO団体・民間企業などが、違法サイトや有害情報を見つけ出し、是正に向け適切な対応をしています。
意外にも警察自身が捜査しているわけではなく、その関係者に委託するという体裁をとっているんです。

彼らは主に、わいせつ物頒布、自殺幇助、脅迫、違法ドラッグの洗い出し・検挙が仕事です。「学校裏サイト」と呼ばれる悪質サイトやその他での、いじめや中傷行為などに対する活動も活発となっていたり、また、民間IT企業が提供するサービスとして、ある企業や団体にとって不都合な情報などを見つけ出すことなどもサイバーパトロールと呼ばれることがあるようです。

サイバー犯罪の現状

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(引用:H25年のサイバー犯罪の検挙状況|警察庁)

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(引用:平成25年中のサイバー犯罪の検挙状況等について|警視庁)

彼らが取り締まる「罪」は大きく分けて3種類です。
1.電磁的記録対象の罪
2.ネットワーク利用の罪
3.不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

私たち、個撮マンが注意しなくてはならないのは
「2.ネットワーク利用の罪」です。
この中に、「わいせつ」に関する罪の項目が含まれているのです。

手元のソースが古くて恐縮なのですが、2013年当時ではサイバー犯罪において、児童買春などの性犯罪は比較的多くなっています。2020年の東京五輪に向けて、こうした取り締まりは強まる傾向にあるといえます。

上の罪名内訳の図での『児童ポルノ』『青少年健全育成条例違反』『児童買春』『出会い系サイト規制法違反』がこれに該当にしますが、合計すると全体の32%が児童ポルノや児童買春によるものです。

インターネットを通じて会ったことの無い人との交流も安易になったからこそ、児童買春が多くなっています。

※児童買春については別の機会に解説します

わいせつに関する罪

成人に対するわいせつな罪では、わいせつ物頒布(ばらまくこと)などの罪があります。インターネット上で誰もが観覧できるような状態でアダルト画像・動画などを頒布するとこの罪に該当するケースがあります。

法定刑は2年以下の懲役/250万円以下の罰金です。

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