暴龍天に受かるまでとその後、いろいろについて(真面目) Part:1

要望があったので、真面目に書きます。


注意

この記事はだいたい魔騎士~暴龍天(3コース合格で平均150%くらい)の方を対象にしています。それ以下かそれ以上の方はもっと見るべき記事があります。こんな駄文に時間を割かないでください。


暴龍天ってマジで何物なんでしょうね。ぱっと見はゴールみたいですが、実際終わりでもなんでもないどころか受かってからが一番つらいです。ふざけてます。

じゃあどうやってボルテに付き合っていけばいいのかとか、んなもん何処にも書いてないです。残念ながらボルテがe-sportsと呼ばれるには皿かフットパネルが足りないようです。それゆえか特に議論もされません。

それでもボルテが上手くなりたい、けど行き詰まっている。そんな貴方はこの文章を読んでいただくと、ボルテが少し楽しくなるかもしれません。暴龍天のヘヴン回イルネス回エゴ回はクリアできるかもしれません。エルドラくらいはなれるかもしれません。逆に上手くなりたいという方以外はこの駄文を見るだけ無駄なのでブラウザバック推奨。


この文章のあたりではきっと、ボルテが上手くなりたいという人が残りました。それ以外の方はさっきの文章でブラウザバックしたと思います。

というわけで、「はよ何すればいいのか教えろや」という貴方のためにとりあえず大事なことを一つだけ言います。

手段を考えすぎるな。

それだけです。ええそれだけです。は?って思った方、こいつとは考え方合わねぇわって思った方は好きなタイミングでブラウザバックして頂いて結構です。


それつまり、どういう意味よ。

よく考えてみてください。

「暴龍天に受かりたい。」と言いながら何も考えず17ばかりプレイしているのと、「暴龍天に受かりたい。」と言いながら何も考えず19ばかりプレイしているのではどちらが目的に近いでしょうか?
少なくとも私の経験上では後者です。なぜなら17を全曲触ろうが、19~20の馬鹿みたいな発狂に耐え続け、中難易度までになかったようなイカれた配置を、外見に狂わされず処理することには繋がりにくいからです。
逆に「エルドラになりたい。」と言いながら19ばかりプレイしているのは、ほぼほぼ目的と手段が一致していません。エルドラを目指すあたりでは19のVF貢献値はかなり渋いです。960万くらいでハードしなければ0.36が出ません。
これが何を意味するかというと、「後光を除いた段位」と「VF」はマジで「象くらいあるキリギリス」と「キリギリスくらいの大きさの象」くらい話が違います。互いに何も関係する要素がありません。

というわけで、ここからの話は段位とVFで別々に書きます。


1.もっと上の段位が欲しい方へ

もっと上の段位が欲しい。そのための手段は何か。あまり深く考えずに決めてみましょう。

ほぼすべての音ゲーは物理難にたどり着きます。それつまりボルテでは難易度が上がるほど一般的に処理するノートが多くなります。
あるいは、つい最近の曲でLubedeR[Mxm]のように、ボルテでは極端な出張や、認識しづらい配置を用いた高難易度化も頻繁にみられます。
また、もう一つ要素を挙げるとすれば、Erm, Could it be a以下略やFeels以下略のような、一般的な音楽の域にとどまらない複雑なリズムによる高難易度化もよくあることです。

これらの要素を処理するのにやるべきことは何か。

難しく考える必要はありません。
ノートが増えるなら物量に対する耐性をつける。極端な出張や認識しづらいような配置は、出てくるタイミングだけでも覚えてしまう。複雑なリズムは曲を聴きこんで身体に馴染ませる。

これら全てを実現できるのは「その譜面をやる」と「その難易度に慣れる」だけです。やればいいんです。やれば相応の結果が付いてくる。18クリアが無いならExh15,16適正時代に好きだった曲のMxmをやってみる。とあるBEATMANIA曲のリミックスがまともに押せなくてゲージが貯まらない、ならばせめて何処かのタイミングでゲージ残量を10%伸ばしてみる。押せるようになる策を練る。
死ぬことを恐れている間は上の難易度にある要素と戦う地力は得られません。そのために三曲保障難易度制限なしのStandard Startが存在するのです。
これもまたPASERIが使えないという謎環境があるというのは耳にしていますが、正直ちょっと遠くてもPASERIが使えるゲーセンがあるならそっちに行った方が良いです。時間がかかろうが、推しが出演するライブから出てきた後かの如く汗をかきまくってゲーセン入りすることになろうが、それでも効率は結局一緒か、なんなら遠出した方がマシなことがあります。


ただ、ここに大きく頭をもたげる問題があります。癖です。癖はヤバいです。奴は今まで何万人もの音ゲーマーを葬ってきました。特に金枠や後光の付いた或帝滅斗を。

そこで結局プレイヤーには目的から遠ざかる必要が出てきます。これが極めて危険です。遠ざかっていいのはせいぜい二段階だけです。そこでやたら変に下へ下へ潜ると非常に残念なことになります。

そしてその最初の一段階というのが「眼前の問題を忘れて適当に寝ること」です。こうでもしないと貴方はいつまでも受からない回に苦しみ、増えない緑ランプに悩まされ続けるでしょう。で、書いてて思ったのがこの一段階目、もうほぼ下がありませんね…

そんな訳でこれを見てる君も脳を空っぽにして一日8時間くらい寝ろください。それが明日のあなたの1クレを今日入れた3クレくらい価値あるものにします。少なくとも7時間は欲しいですが、9時間は要りません。寝すぎもまた体に毒らしいですね。(これは音ゲーに限った話ではない)
そうすると余計な考えが一気に脳からぶっ飛びます。昨日のプレイがまるでゴミのようになり、自分の身体がムスカ大佐になりませんが、ムスカ大佐と同等くらいのプレイになります。その身体さえあればゲージの10%くらいちょろいでしょう。


意外とこんなもんです。脳を空っぽにして寝るだけでいいです。特段対策なんか考える必要はありません。曲埋めなんて暴龍天受かるまでなら全く要りません。暴龍天に17は入ってません。"現行"18も選ばれてません。

つまり魔騎士なら?魔騎士はボルテⅣの最終回から16-16-17がスタンダードになりましたが、その17が、極めて簡単で降格寸前のものから中の下くらいのものまで千差万別です。それに加えて16のメンツも回によってはかなり癖が強いです。インビジブル回なんかは二曲目にPANIC HOLIC[Exh]があります。こんなもん適正でも落ちます。よほど出来る人でもなければまず初見では無理です。

「でもインビジブル曲がメチャ好きだからどうしてもこれで受かりたいんだ!助けてくれ!」というそこのあなたこそ、Standard Startで迷わずPANIC HOLICをプレイしましょう。それで無理ならいったんそのクレで帰って寝ましょう。


同様に剛力羅は?この難易度はコースによる差が激しいです。特に第五回、前作ならスキアナ2曲目と3曲目にあるような譜面が1個ずつ前に来てます。しかもウイニングランと思いきや当の3曲目がかるたクイーンです。イカれてます。これを取れたらチョコBoF回以外は全部取れておかしくないような難易度です。
段位が欲しいと言いながらこれを最初に取ろうという方は少ないでしょう。Quietus Ray回をやりましょう。(Quietus Ray回も前作だと剛力羅トップ3クラスの難易度でしたが)

このあたりから課題曲だけプレイして生きるというのは流石に不可能です。該当の難易度に慣れるために好きな曲、プレビューに惹かれた曲、クリアレートが高い曲、とりあえず挑戦段階の間は触ります。
魔騎士相応から来た方は17の下位に進んでいく下地ができているはずです。Twitterで難易度表を探してきて、17Cまでクリアなら17Bクリアを狙う、17Bまでクリアなら17Aクリアを狙う、以下同様…としていくと良いでしょう。さすがに300~400譜面もあってどれもが同じ難易度に調整されているわけではないので、あるものは有効に活用していきましょう。


或帝滅斗初合格を狙う方は、とにかく18のクリアを狙ってみましょう。課題曲に17は一切ないので、17~18に壁を感じた方は特に18に当たりまくってみましょう。(ここでも変に17へ戻る必要はありません。)体力切れを起こしたら即帰宅して翌日に備えるだけです。
或帝滅斗も、回による難易度差がかなりあります。案配は第二回ですが、人によっては初合格が音楽 -resolve- 回だったりVenomous Firefly回なんてこともあり得ます。第二回に固執すると機会を逃しているかもしれません。


或帝滅斗の2個目以降は、とにかくsnow storm -euphoria-回と、Ganymede kamome mix回。これが障壁となることが多いように感じられます。また、人によってキュリオシティ LegenD. 音楽-resolve- piqueなどが苦手に刺さります。そういったコースを抜けるのには、他のコースと比べてかなり多い練習量が必要になります。何せ当プレイヤーからしたらその部分が完璧にイカれているので。
そしてここで詰まると一気に全てが止まります。端的に言うと、ここで足止めを食らった時は体感として「前進するべき場所が消える」ような感じになります。それで何も見えない状態になりそのまま死んでいく感じになるわけです。
という訳でそういう状況の貴方はとりあえず寝ましょう。更に強度の強い処置をお望みの方は、自分がやっていて楽しいだけの難易度をやりましょう。19が好きなら19でもいいです。とにかく好きな曲と好きな難易度をやりましょう。心を落ち着けてから再挑戦です。もしもう一度向き合った時に依然として処置前のような心境が戻ってくるなら、処置が足りていません。


そして問題の暴龍天です。金枠以上の或帝滅斗がある時点で18はもう十分でしょう。19下位と戦う地力もあります。段位狙いについては、18以下はウォームアップ以外でやる必要はありません。ゲーセンから出た時に半分死んだみたいな状態になるのを覚悟で19を選びます。そうしないと金枠或帝から先に進めません。誰にだって戦うべき時は来る()
なお19や20は母数が極めて少なく、ほとんどがBlaster GateやΩ Dimensionなどの特殊解禁に眠っています。金に妥協している間は暴龍天合格はあり得ないので、腹をくくってBlaster Passをぶち込みましょう。少なくとも19はほとんど開いてプレイします。
Played以上の数が増えたらノマゲを増やします。ハードは不要です。暴龍天合格前になるべくPlayedは0へ近づけます。
その中でも、960万が取れそうなら適度に狙います(一週間に1回プレイするくらい)。19~20は同じAA+でも950と960は全く別物です。スコアグレードが変わってなくても、5桁程度の更新でも、96に乗ったらTwitterにリザルト投稿しておkです。
それが出来なくても95なら乗るというものは適度に狙います。ですが最終的に問題になるのはERROR数です。合格時の見栄えが欲しいときはスコアを狙いましょう。

ここで私が注意したいのは、意外と20がないがしろにされやすいという点です。それは良いことか悪いことかと言われると、個人的にはマズいですが、その辺りは暴龍天合格後の流れを意識して決めましょう。特に正解はありません。



ここまででいったんの区切りといたします。
ただただスキアナを狙うということについての解説は以上です。これをやっても全くダメだという方は私のTwitterのDMに突撃してください。
暴龍天合格後、およびVFに関する話は明日と明後日で完結します。

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