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2019-09-07 ANISON MATRIX!! DJ振り返りなど

スーパー今更感ありますが、9/7に出演させてもらったマトリでやったDJの振り返りを。Twitch録画はこちら。01:19:00頃から。

2年ぶりのMOGRA出演。しかも看板パーティーのひとつであるマトリということで、アーカイブ見たり出演陣のmix聞いたりして、準備段階から気合い入れて臨みました。

とはいえアニソン、アニソンリミックスとEDM、ダンスミュージック中心のパーティーで、どのジャンルの専業DJでもなく更にトラックメーカーでもない自分がどうやったら爪痕を残せるか?ということをオファー頂いてからずーーっと考えまして。
あれだけ達者なレギュラー陣と並んでもなお光るような個性や特徴、俺にそんなもんあるんかいなという自問自答をしました。DJにおける自分探し。

で、出た結論が

①選曲は声優楽曲原曲中心
②いくつかのブロックに分けBPMを大きく展開させる
⓷『情報量が多いとヤバい』理論に乗っ取り、要素を多く入れる

①は特に説明いらないと思いますが、リミックスに特化するわけでもなく一番強いことをやろうという。

②は自分の特徴だと思っていて、BPMを大きく変化させてもグルーヴキープが比較的できてる方かなと。なのでレギュラー陣やゲストのモノリスとは違ったタイプの”踊り”を表現できればと思い。あとBPM100~115台の曲を上手く使おうと思ってました。

⓷はアシパン元店主、高野政所さんの教え。40分にできるだけ情報を詰め込んでヤバさを増幅させる!という心構えみたいなもんですね。引き出しの多さも生かしつつ。


当日流した曲は以下。
いろんな人からの感想で「全部やってましたね!」みたいに言われたので概ね伝わったのかなと思います。
あと普段は事前に曲順決めずほぼフリーでやることが多いんですが、ラジオ出たとき以来珍しくセトリがっちり組みました。7割くらいはその通りにプレイ。

冒頭ブロック1-6曲目は声優ノンタイアルバム曲を中心に音の要素を次々入れ替えていく。まだちょっとフロアも固い感じだったし、掴みというよりは前戯イメージ。慣らし。

1曲目はいのりん新譜より、kzさんワークスでMOGRA&マトリっぽさを。
2曲目小野友樹/ターザンNightはトロピカルでありトライバルであり男性ボーカルであり。
3曲目、悠木碧さんのジェネリックシュガビタから生音にスイッチ。
5曲目ぬーさんのChakemateで裏拍織り交ぜて祝祭感。
ようやく6曲目、みんな大好き町かどタンジェント。ありがとう辻林さん。マジいい曲。

7-11曲目は非声優パート。ピーク1回目→ピークアウトまでをここで。
荒ぶる季節の乙女どもよ。から1話で衝撃的な使われ方をしてたTrain Trainの、ジャングルっぽい小西康陽リミックスから、乙女どもよ。のFunkotはRichiterさんのめっちゃ好きなやつ。
フル尺まだ上がってないけど後半のネタ使いも素晴らしいんですよ・・・

なんだかんだ好きなのとフロアが踊りモードになるのでこういう場面でピークにFunkot持ってくることが多い。

「アイ」つながりでふめつのこころ。同じくtofubeatsワークスのラブゲーム大作戦でピークからちょっとテンション落とす。

で、Neko Mimi Mode。今年のナイトメロウでosamu ansaiさんが唐突にかけてブチ上がって以降ブームが自分の中に継続中。BPMを落としてもフロアの熱は冷ましたくないときに打ってつけの曲。

12-14曲目。ワールドツアー→安野希世乃さんの新曲→冒険トラベラーと、ゆらゆらゆったりするけど甘めの曲と声の良さでぶん殴るゾーン。
BPM110台の曲でしっかりフロアのムードを作っておくとその後テンポを上げたときにハネやすい気がする。

サウンドチェック時にこの手の音も綺麗に聞かせられるのがわかったので安心してかけれたんですが、kei。さんのPA凄いですね。

15-20曲目。仕上げの踊りゾーン。8月に出たHOUSEパーティー「夏4B」のバイブスで、基本的にはイーブンキックのものを。

15.鈴木みのりさんのKan Sanoワークスでちょっとシリアスな感じに引き締めムード変え。

16.17は声優レアグルーヴクルー coffee_and_tv君のエディット。ここは長めにとって4つ打ちノリを強調。

18曲目、夢の都 TOKYO LIFEは声優レアグルーヴのアンセム。mopp君がシャンパン出してくれたんだけど、うまく開けられなくて非常にダサかった・・・
16-18曲目の声優レアグルーヴゾーンは自分に課してたノルマのひとつ。ややウケは想定内で、、けど思ったよりアリ寄りの感触だったのが嬉しい。

好き放題やった後は19.星空ディスティネーション→20.so happyと声優楽曲アンセム連打。agさん、Musicarusさんのばっちりなハウス。ここまでやるとフロアも"ととのって"いて、スター食ったマリオの如く何やってもウケそうな感じに。

ラスト3曲はマトリっぽい音像に戻す。どれも今年リリースの声優ノンタイだけど強力なダンスチューン。21曲目の箱庭のサマーは夏の終わり曲だから、ちょうどいいタイミングでかけれて良かった。
22.This Kissは声優楽曲パーティー以外でもよく聴くイノタクさん仕事のナンバー。アドリブの割には曲頭めちゃめちゃ綺麗に入って俺がブースでアガった。
ラストはAMADEUSで綺麗に着地しておしまい。

全体を通して、何にせよいいリアクションもらえたのにホッとした。他のDJのプレイも楽しかったし、思い返してもいい夜だったなぁ。

MOGRAにもマトリにもまた呼んでもらえるように精進します、押忍。

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