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バイカラーの帯揚げを作ろう

◎きっかけ

唐突に、赤と緑のバイカラーの帯揚げを作りたくなった。

帯揚げというのはこの布のこと

赤と緑の組み合わせといえば、一般的には補色、クリスマスを連想することが多いが、市民(=タイバニファン)の間では、いわば「宗教色」だ。

タイトルロゴにもあるとおり、主人公であるTIGER(虎徹さん)のイメージカラーが緑、BUNNY(バーナビー)のイメージカラーが赤だからである。

市民にとって緑と赤は特別な意味を持つ

出典:TIGER & BUNNY PORTAL SITE
http://www.tigerandbunny.net/

しかしながら、バイカラーの帯揚げは時々見かけるが、市販品で緑×赤を見かけることはそうそうない。

…となれば、作ってしまえばいいのである。→そして、話は冒頭に戻る。

緑色と赤色の帯揚げは持っていなかった(ピーコックグリーンは持っている)ため、早速メルカリでポチる。何事も勢いとノリで行動するのが私の性分だ。

(私の配偶者が合理的、慎重派なのでケンカをすることも多いが、彼のおかげでまともな生活ができているので感謝している)

ちなみに、バイカラーにできそうな和装小物といえば半衿も思い浮かんだが、顔映りを考え、顔周りはなるべく白っぽい明るい色にしたいという個人的なこだわりによって却下した。

半衿というのはこの布のこと

◎作成

当初、2色の帯揚げを半分に切って縫い付けることも考えたが、今後のことを考えると、それぞれを単品でも使えるようにしたい。よって、ハサミは入れず、糸で縫い付けるという手法を採用した。

①2枚の帯揚げを、長辺の長さが半分になるように折る。

②「わ」同士を糸で縫い付ける

帯で隠れる部分なので、ざっくりでOK

③帯枕等に取り付ける

③'(必要に応じて)

なお、私が使用した帯揚げは、赤色の方が長かったので、真ん中付近で折り曲げることで左右の長さが同じになるように調整した。端で折り曲げると帯にしまい込む部分が分厚くなってしまい、左右のバランスが悪くなってしまう。

長い方の帯揚げを折り曲げ…
安全ピンで固定する

④帯揚げを締める

バイカラーの場合は、「本結び」よりも「かもめ結び」の方がよさそう

完成!
1アイテムで2色楽しめる、一味変わった帯揚げを楽しもう。


テクニカルライターをするかたわら、趣味の着物やオタ活をしています。