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来週の注目銘柄と気になるニュースについて

白シャツくんです。

月曜日に注目銘柄されている銘柄は何といってもあおぞら銀行でしょう。

あおぞら銀行は先週木曜日の2月1日に3Qを発表しました。

黒字予想だったはずが490億円の赤字に転落。
あおぞら銀行の赤字転落は15年ぶりになります。

従来の業績は240億円の黒字見通しでしたが、米国でオフィス不動産の需要が低迷していることで不動産融資の焦げつきを想定して324億円という多額の引当金が発生しました。

さらに、含み損が発生した外国債券などの売却処理も行うことで多額の損失を被ったと報告しています。

そして154円あった配当金も半額の76円に減配。
四半期配当のあおぞら銀行は3Qと期末の配当金は0円としました。

これらの影響で木曜日はS安となり、金曜日も前日比-407円(-15.92%)と2日連続で大暴落。

あおぞら銀行日足チャート

あおぞら銀行は貸す側からするとリスクの大きい「ノンリコースローン」という方式のローンを利用していました。

ノンリコースローンとは「特定の事業や資産から生じるキャッシュフローのみを返済原資とするローンのこと」です。

簡単に説明すると「借主の責任の範囲を限定できる」という借入方法です。

Aという事業に対して借り入れをした場合、その借入の返済をAから生み出されるキャッシュフローのみで原資を返済していくというものです。

借主からすると、その他の事業や資産などを失うリスクがない代わりに融資の条件が通常よりも不利になるというデメリットがあります。

米国ではコロナの影響がいまだに残っていてオフィスの需要が激減しています。

そして米国の金利上昇の影響で不動産価格が下落するというダブルパンチを食らい、担保物件を売却しても融資の回収が不可能となりました。

この下落をどう考えるか

僕はこの下落をチャンスだと考えています。

なので金曜日にエントリーしました。

まず、一つ目はシンプルに下げ過ぎというところです。

短期で30%以上の下げはやり過ぎだと考えています。

二つ目は米金利下落での不動産価格安定化。

FRBが利下げのタイミングを伺っているというのは有名な話ですが、現時点で5月ごろに利下げされるのではないかという予想がありました。

もし予定通り利下げされると不動産価格も上昇し、あおぞら銀行に対してネガティブな印象も多少は薄れると考えます。

決算資料では1~2年後に不動産市場が安定すると予想を出していますね。

そしてあおぞら銀行の復配への期待。

資料を読むと2024年度の配当に関して言及されていて、四半期配当への復活を目指すという内容になっています。

この1文は一時的な投資家へのフォローとも考えられますが、新NISAで買って未来に賭けたいという投資家は多いと思います。

もし今の株価で年間154円の配当に戻ったとすると利回りは7%を超えてきます。

さらにキャピタルゲインも加わる可能性も考えると、長期保有の目的で購入するのは全然アリだと思っています。

さらに下落する可能性もありますが、投資なのでそれは仕方ない話です。

数年後の業績回復またはGMOの買収に期待しましょう。

以上の条件から、短期的に株価は上昇するのではないかと予想しています。

全ての投資家が注目している銘柄なので出来高も増加して鉄火場になるでしょうが、僕は自分を信じて短期スイングするつもりです。

来週からも頑張って行きましょう!

それでは。


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