【創作小説】『白玉楼』本文サンプル
<基本情報>瑠璃の盃、琥珀濃し。この日々よ永遠に。
近衛家の当主となった雪路は、弟の夜遊びを諫めるため赴いた街で、一人の浮浪者と出会う。彼の言葉に雪路は興味を惹かれ…。蔵書票シリーズ初、漢詩モチーフの物語。
既刊『I am GHOST』のスピンオフ的位置づけですが、単品でもお読みいただける読切です。
シノワズリ様式をイメージした特殊装丁。リボンブックマーカーが附属します。
『白玉楼』 雑踏はパーティーの次に好まない。猥雑な繁華街などもってのほかだ。
しかしやむにやまれ