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230717 cinema staff debut 15th Anniversary Japan Tour 2023 “We are Phenomenal”@高松DiME

移転してからのDiMEでは初めてのシネマ。
本日の高松は快晴。めちゃくちゃ天気がいい。
その分5階まで上がると息が切れる。体力付けねば……

一昨日の京都公演からどうなるのか。どう変わってくるのか。
ワクワクしながら開演を待つ。


セトリ

フェノメナルマン
想像力
海底

陸の孤島
熱源
super throw
great escape

flugel
実験室
橙の日
GATE

希望の残骸
切り札
ニトロ
Poltergeist

3.28
I SAY NO
theme of us

en)
白い砂漠のマーチ


京都ほどは時間押さなかったが、少しだけ押してSEが流れ、飯田さんから順にメンバーが登場。
飯「高松、楽しんで!」
からフェノメナルマン。メロの照明は青、サビで紫と白。(ピンクも?)
ハコが違ってもサビは照明一緒なので、照明はこの方向性かな?
そして2曲目、勝手にAMKでしょうと歌詞を予習(ツイート参照)していた私は、繋ぎの音で、え、待って違う!と度肝を抜かれた。
想像力。メロで青、サビで水色と青、爽やかな色合い。途中、シャウト部で緑赤青のフェノメナルマン仕様。
いや、これ来ると思わなかった。で、次の曲が京都の通りだとしたら…とか色々考えてたら、気付いたら涙が止まらなくなっていた。
ここは昔のEPの代表曲枠なのかな…
海底。この曲の最後、「いつか想像力で 地上へ」逆バージョンで後ろに想像力が来るのも聴きたいな…などと思ったり。
青照明からのサビで白んだ明るい色合い。2Aメロは水色。
「世界は箱庭」あたり青と水色が点滅していて、その後「ゼロから〜」で赤照明?何か意外な色合いが来たな、と思っていた。
最後青照明に白スポットで飯田さんが照らされていた。


飯「cinema staffです!
DiMEは移転してから初めて来ました。最後まで楽しんで!」
みたいに短いMCをしてドラムの方に向き直る飯田さん。


陸の孤島。メロ空色と水色の2色、サビで白メイン。
「ぼくらまだ〜烈火の方へ走るのです」の歌部分はオレンジ照明で夕暮れのようだったのに、歌い終わって楽器がかき鳴らされるタイミングで赤照明のみにパキッと変わったのとても良かった。
炎の中に突き進んでいく音像。
熱源。これも2017年から多分聴いてない模様。めちゃくちゃ久しぶり!久野さんのドラムから広がっていく音。
全般的にオレンジ照明、途中のCメロで赤照明。
super throw。一瞬これcockpit?違うsuper throwだ!となった。いつぶりだ?前衛懐古ぶり?
メロの照明、水色とピンクがグラデなんだけど下手がピンク、上手が水色基本(逆か…?)で、間の照明が順にピンクになったり水色になったりしていた。
最後の方のサビ、三島さんのシャウトがあるあたりで赤照明…?
great escape。メロ部分赤、サビで青赤照明。
「俺はお前だ」を見届けるのは今日も達成。(何をしているのか)


飯「DiME移転してから初めてやるんだけど。すごいよね!
こんだけ近くの距離感で、同じくらいの規模のところがあるなんて。奇跡みたい。
リハの時に音を出したら、前のDIMEの感じと音響が似てて。場所が変わっても変わらないものもあるなって思いました。
高松はよく来てるんですけど、直島とかも行ってみたいなーって思いながらも行ったことないんですよね。
直島とか行く?(ちょこちょこ賛同のフロア)やっぱそうなんだ…」
直島は本当にいいから飯田さんぜひ行ってほしい…不便だけど…
飯「DiMEにいて辞めたスタッフさんがいるんだけど、そのスタッフさんがカフェをしてて。めちゃくちゃオシャレなの。そうやってまだ繋がりがあるのが嬉しいです。
ここの店長さん、バンドウエイジ(漢字は坂東栄治なんですね)って言うんですよ。ほんとほんと!
ちなみに俺の小学校の時の校長がイトウヨウジ…イトヨウジ…それは置いといて笑、
バンドウさんがめちゃくちゃいい人で。この場所が移転してもまたここでできるのが嬉しいです」


flugel。水色と空色のグラデーション照明。一瞬同じ色?と思いがちなスポット、よく見ると少しバックドロップに映る色合いが違って。深みが出て綺麗。
flugelからの繋ぎが違うので、あれ?と思っていたら、実験室。楽器の音が控えめで、飯田さんの澄んだ声がフロアによく伸びる。
白いスポットでシンプルな照明。
この曲だと思うんだけど、間奏でサイドスポットのみになり、最後の大サビでバッと白く明るくなる照明だった。
そしてそのまま辻さんがギターを鳴らしたまま橙の日。オレンジの照明が温かく照らす。
そしてサビで回り始めるミラーボール。ミラーボール?!って思ったけど、ミラーボールに反射して白い小さな光がチラチラとオレンジ照明の当たるバックドロップに光っていて、あ、この演出なのか…と。
磔磔にはミラーボールなかったからね(元酒蔵にミラーボールがあってもびっくりする)
次は何が?と思ったら、辻さんと飯田さんが向き合ってギターを弾き始めて始まったGATE。
静寂の4拍は健在。
主に白い照明。最後のサビで「歌って」と振る飯田さん。


久「ようこそって言おうと思ったけど、俺も今日初めてやったわ笑」

飯「高松にはメンバーそれぞれで移動してて。俺いつも高松来る時、車か飛行機で。今回初めて、高松駅に降り立ったのね。で、マネージャーからの連絡で『いつものホテルに来て』って言われたんだけど…カワハラマチ(多分片原町だと思う…)と瓦町って違うんだね?!
歩いてたら全然知らない景色で…
えっみんな普通にたどり着けた?!」
久「全然わからんかった、ていうか多分いつもと違うところじゃなかった?!」
飯「なんか今回のホテル自体もリニューアルしてたらしくて、訊いたら『リニューアルしたんです』とは言われたんだけど、そもそもいつものところじゃないよね?!」
久「訊かんでもGoogleマップで調べればいいのに笑」
飯「昔の人ってGoogleマップなかったじゃん、どうしてたんだろうね?
何か、歩いても歩いても知らないところで、マルチバース(?言葉違うかもしれないですが、違う世界線の意味合いのことを仰ってた)なのかなって。あとでマネージャーに訊いたら全然いつものホテルじゃなかったです」
違ったんかい!

久「基本シネマは街で会っても無視なんですよね、『うっす』くらいはあるけど。
飯田くん、方向音痴なんですよ」
飯「そんなことない(否定)」
久「前、降りなきゃいけない駅で飯田くん降りてなくて、電車降りた時に、あれ?飯田くん降りてないな、って見かけたけどスルーしました」
飯「何で何も言ってくれないの?!降りる駅だよ!って」
久「こないださ、札幌の時も間違ってなかった?」
飯「あの時は、前に久野と辻がいたからついて行ってたんですよ。
でもどうやら間違ってたみたいで、2人ともこっちに振り返って俺が急に先頭になって」
久「何か急に巻かれたよな」
辻「知らん間にいなくなってた」
飯「巻いてないよ!進んでいって、ふと振り返ったら2人ともいなくて心配してたんだから!笑」

飯「あとはなんかリュックの錨みたいになった(フック)のが駅で挟まって取れなくて。こっちのドア開かないかなーって思ってもそういう時に限って開かなくて。2駅先で降りたこともあります。
そん時レコーディングだったかな?写真撮ってストーリーにあげて、『こうなってるんで遅れます』って」


飯「15周年と言うことで、色々な曲をやっていきます!」
青いスポットに差された飯田さんのアカペラで始まる希望の残骸。
サビで眩い白照明。
最後大サビ前の「それでも自分自身を肯定する歌を歌うよ」で、何気なく下手観てたら、「自分自身」で拳(?)で胸をトントンと叩き、「肯定する」でグッと腕を前に出す三島さんを初めて目撃した。
歌詞に合わせたジェスチャーシリーズ大好きなので覚えておこう。
切り札。メロが赤照明、サビが赤と青照明。この辺りは昔やってた頃のイメージと変わらない。
ニトロ。空色水色白の照明。爽やかな色合い。
夏が来た!!!と思わせてくれる一曲。
「歩くことをやめ 歩くことを始め」を歌わせる飯田さん。
Poltergeist。イントロの音が来たところで、わー!この流れいいな!と羨ましく思ってたところだ!と思い記憶がさよならした。←
赤青照明メインで轟音シャウト部分、赤照明?
大サビ前、ショッキングピンクの照明に照らされながら、
三「高松まだ行けんだろ」って素のトーンで言うのを聴いてしまい、小さな叫びが出た。


飯「高校の頃から考えると20年近く。大学になって久野が入って。大学2年の時にdocumentを出して。
で、そんとき2年やれたらまだ続けようと思ったの。
2年。まだやれるんじゃない?って思って2年。また2年。
それを繰り返して、30歳になって、もう後戻りできないところまで来て。
cinema staffをやっていることに誇りを強く感じていて。もうこれしかないだろって。
この中には、昔から見てくれている人も、久々に見に来てくれた人も、コロナ禍になって色々バンドをあさっている時に知ってくれた人も、『海底より愛をこめて』で知ってくれた人も、今日友達に連れて来られて、『進撃の巨人のテーマソングやってるんやな』くらいしか知らない人も、いると思います。
どっちもいいんです。シネマのお客さんは、そんな、『私は昔から見てたのに』とか言わないんで。
どんどん知ってくれて好きになってくれる人が増えてくれれば。嬉しいです。
もしかしたら初期から見てたけど、家族を持ったり子供が生まれたりして、ようやく落ち着いて久しぶりに観に来れた方もいるかもしれません。
5年後、10年後。どこまで続けられるかはわからないけど、続けていきたいと思ってて。久しぶりに観に行こうかなと思った時に、俺たちは音を鳴らして待ってます。
あなたの生活の一部に、俺らの音楽があれば嬉しいです」


そこからの3.28。ここまでMCに沿った歌詞あるのか?いやない。
彼らの積み重ねてきた月日、そして、ステージ側もフロア側も平等に「僕らは歳をとったね」なんだよな…時の流れは一緒だということをまざまざと感じる。
サビの「赤い怒り」で赤、「青い誇り」で青の照明。それ以外が基本眩い。最後の方白照明。
I SAY NO。オレンジ照明。この温かい色合いの照明がこの曲にはぴったり合う。
theme of us。メロ部分が黄色と赤の照明。何だかtouはこの照明がしっくり来る。
途中で朱色っぽい照明も挟んでいた。
2番で辻さんがギターを弾きに上手前方まで出張してきてくれて、ニコニコギターを弾き、その後ギター銃をして、そのすぐ後に飯田さんと向き合ってギターをかき鳴らし、真ん中後方に行ったな、と思ったらお酒飲んでた。笑
本編終了。


アンコール。
久野さんが登場して、最初に真ん中の辻さんのマイクで「アンコールありがとうございます!」って言うから今日は真ん中のマイクの気分なのかな、と思ったら、喋るのは普通に上手のマイクだった。笑
久「高松はいつも人が温かいよね!昔から高松が好きでめちゃくちゃ来てるから、そろそろ岡山の人に怒られそうな気がする笑
またそのうち行きます!」
近いうちに朗報ください笑
久「音響さん、マイクに深いリバーブを!」
恒例の缶プシュは今日はサッポロクラシック(普通ver)でした。
また真ん中の方のマイクに行き、
久「これが俺と辻の身長差!」みたいなこともして。
そんなこんなしてるうちに辻さん登場。

久「なんかハコの魂って引き継がれるよねって思ってた」
辻「坂東さんに入り前会わんかった?」
久「会った会った。入口のところで」
辻「俺、入りの時に坂東さんがハコの前でじっと見てるのを見てたの。30秒くらい」
久「見てる人を見てたの?!笑」
辻「笑 『どうしたんですか?』って訊いたら、『どうしたらもっと外観がかっこよくなるかなって考えてる』って言ってて。
めちゃくちゃかっこいいなって」
久「めっちゃかっこいいやん。しかも渋いよね」

久「飯田さ、坂東さんって言えばいいところを、わざわざ『バンドウエイジさん』って言ってるの、絶対笑いをとりにいってるよな…笑」
辻「確かに笑」

ちょっと沈黙があって。
久「俺、辻と2人の方がMC不安になるわ…
1人の方がまだ喋れる…
そう思うと太佑さんすごいよなー…
コツがわかるかなーって思って、こないだ、辻と太佑さんと3人で飲みに行ったの。
そしたら、『辻ー!』『ッス』しか言ってないの!2人で全然何も喋ってなくて!
…そろそろ誰か出てきてくれないかな…」
と話をしてて残りの飯田さん三島さんも登場。

飯「辻は何してたの?」
辻「映画観に行ってた」
飯「映画?!」
辻「どう生きるか…めっちゃ空いてた苦笑」
久「それ言っちゃダメやん」
飯「でもわかる、俺もイオンシネマとかシネマソレイユとか行くけど空いてるの!めちゃくちゃ見やすくて!」
久「それもダメなやつ!」
飯「日祝だとやってないお店多いよね…閉まるのも早かったりとか」
三「じゃあ平日に…(ライブを)」
飯「平日だとフロア3列くらいになっちゃう」(流石にそれはないと思い…たい)
三「じゃあこれからも高松は土日祝でやらせていただきます」

今日は促される前に
三「アンコール、ありがとうございます!
飯田くんがさっき大学2年の時って言ってましたが、大学3年ですね…まぁもう今となっては誤差の範囲ですが」
飯「あ、そっか、作るまでに時間かかってたもんね」

三「高松に初めて来たのはtheoremと一緒にだったのを覚えていて。
確かみんなで健康ランドに泊まって」
久「何かアシカ(かアザラシ)のキャラがいるところじゃなかったっけ?」
三「そうだった…かな?ただ、移動の合間だったからそれが高松だったかは覚えてなくて…高知だったかな…
高松DIMEは初期の頃から来てるんですけど、フルキャパでソールドしたことがなくて…ずっとソールドさせたいなと思ってて。
それが店長の坂東さんにも報いることになるかなと。
ロックンローラーでもあるので、ソールドさせて、打ち上げ代全部奢ってもらおうかと笑
移転した後もお世話になります。よろしくお願いします」
確かに今まで、DIMEはソールドしてないな…

と、めちゃくちゃいい感じに話がまとまった!というところで、
久「さっきの健康ランドだけどさ」
飯「今いい感じに三島がまとめてくれてたじゃん」
久「いや、思い出したことがあって。
温泉だったけど、めちゃくちゃでかいプールがあったじゃん。そこで4人で全裸で泳いだなーって。それだけ」
三「MCするには勇気が必要なんやな…」
みたいに言ってた…三島さん…


そしてアンコールへ。
白い砂漠のマーチ。こないだの京都で曲名だけは上がっていたけど。
というか、海の日なのに海についてではなかった。笑
白照明で明るく眩い。彼らの今のモードにとてもよく合ってる。


ということで、初期からやってる場所だからってのもあってか、とてもゆるゆるとしたMCもありのライブだった。
いつか満員でギュウギュウのDiMEが観れたら嬉しいな。

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