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230918 cinema staff debut 15th Anniversary Japan Tour 2023 “We are Phenomenal”@心斎橋BIGCAT

7月に始まったこのツアーも、ついにセミファイナル。早くないか……
3月に発表されたのがこの間のようなのに…??

金沢での筋肉痛が治らないままに参加することになった大阪公演。
何なら2日後の今現在も体がバキバキなのであった。
筋肉痛になるの早いんだから治りも早くあってほしい。


セトリ

フェノメナルマン
想像力
海底

陸の孤島
drama
小説家

flugel
妄想回路
橙の日
どうやら

HYPER CHANT
lost/stand/alone
優しくしないで
great escape
Poltergeist

into the green
I SAY NO
theme of us

en)僕たち

W en)KARAKURI in the skywalkers


2,3分遅れくらいで客電が落ち、泥棒のSEが流れ、メンバーが登場する。

フェノメナルマン始まり。メロの部分が前列紫のスポット、後列が赤紫のスポット、周りが白スポットで、いつもより彩りがあるな、と思い見ていた。サビで藤色と白の照明。
想像力。高松ぶり!メロで青と緑の照明、サビで青と水色と白の照明。
確かCメロ後のハミングがいつもと違う(いつもは上げるけど下げていた気がする…)記憶。
海底。飯田さんに青のスポットライトが差し、下手側上から鋭角を描くように白のスポットが差す。
サビで水色照明と下からのプリズム光。壁に近い位置で観ていたため、白、青、緑、赤の4色がくっきりわかった。
何だか海の底に沈む宝物のような光。
最後の「気付けば俺は〜」で冒頭の照明に戻るの、今思うと夢物語のようだな。ハッと目覚めるような感じ。元の場所に戻るような感じ。


飯「cinema staffです!15周年ツアー、来てくれてありがとう!
さっきからずっと口が緩んじゃって。笑顔になりながら歌うかもしれない笑
最後まで楽しんで!」


陸の孤島。冒頭が緑の照明。陸地イメージ。今回青照明はなく、基本が白照明。メロの途中で楽器だけかき鳴らされるところで赤照明。(これは金沢もそうだったのを、大阪で観た時に思い出した。
サビ菫色だった?
drama。今回後半に来たり前半に来たり、いろんなところで演奏されるこの曲。
今日も青と水色の照明で爽やかな色合い。
間奏の楽器セッションでいつもメンバーがヒーローのように思える。
小説家。噂ではずっと聞いていたピンスポの話の曲をここでようやく観ることができた。
そもそも小説家自体も前衛懐古part2ぶりくらいかもしれない。
1番間奏で緑スポットで辻さん、紫スポットで飯田さんが差される。
ラスサビ前間奏で三島さん赤、辻さん緑、久野さん水色、飯田さんがマゼンダっぽいピンクのスポットでそれぞれ差される。バッキリして綺麗。
サビで緑、赤、青、ピンクの照明がチカチカ点灯というとてもカラフルな色合い。


ここで暗転する。
今まで7曲終わってからMCだったので、あれ?と思ったら三島さんがベースをスタッフさんに渡して袖の方に行く。機材トラブルのよう。

飯「デビュー15周年ということで、いろんな曲をやっています。
ここで喋ることじゃないけどあえてここで喋りますね。
海底のビールが今日も発売されてます(辻さんがかかげる)
このツアー本当に楽しく回らせてもらってて。
多分一番楽しんでるの辻じゃない?
金沢、俺ら新幹線で当日に行ったんだけど、辻は朝の5時にスタッフさんと一緒に渋谷に集合して。車で向かって」
辻「…いじめられとる笑(冗談ぽく)」
飯「バンドでリードギターの割合が低いとか、そういう訳じゃないよ?!
福岡の時も、行きはわかるけど、帰りくらい新幹線使えば良くない?
なのに車で長時間かけて移動して、ツアーを体感してて。
ノーミュージックノーライフをこれほど体現してる人はいないと思うの」
照れ笑い辻さん。

もう少し時間がかかるかな?となり、
飯「ベースの調子が戻らなければ俺の弾き語りになるけど…」
と言った頃に、三島さんが赤いベース(おそらく控えで用意していたものだろう)を持って、いける、とアイコンタクト。
三島さんが久野さんの方に相談しに行って、
久「セトリ変える?これを後ろに回して…」って言って、柔軟にみんなサクサクっと対応してるのさすが15年やってるだけあるな…と感動。


flugel。多分7曲目をそのままどこか後ろに回した形か(このツアーでflugelは大体ブロック頭に来てるので)。
メロの部分青照明で厳かな雰囲気。サビで空色、パァッと明るくなる。
最後の「春が来るまで」の直前青い照明が照らされ、そこから桜色にグラデーションで変化して行く。冬から春へと移り変わって行くのが目に見えてわかる。
妄想回路。紫の照明が差し、下手側はスポットメインな感じ。降り注ぐスポットライト。
久しぶりに観たからか、妄想回路のラスサビ冒頭を飯田さんがオフマイク気味に歌ってるの観て新鮮!って思った。
あと、ここ数年股下とかで飯田さんソロバージョンで観ることが多かったため、三島さんのシャウト来た瞬間、え?!ってなってしまってすみませんでした。
橙の日。一旦海のような青を挟んで、オレンジと白に照明が移り変わって行く。
最後の方の飯田さん、三島さん2人のハーモニーがとても綺麗。
どうやら。久々に観た気がする。オレンジと電球色スポットで温かい印象。
ちょっと前のTLで「声は届かない」をシンガロンさせようとする飯田さんが話題になっていたので、来るか?来るか?と構えていたけど流石になかった。良かった。


飯「15周年なんで、新旧いろんな曲をやっています。
cinema staffの曲って今何曲あるんだろう?百数十曲かな?
そのなかでもさっきやったどうやらは上位に入る曲です」

久「大阪来て初めに言いたいことがあって。
阪神優勝おめでとうーーー!!!
ライブカメラ見てたけどやばかったね」
飯「でも久野野球興味ないじゃん!」
久「そういうことを!ここ大阪で!言わないで!!!」

飯「俺、ネットニュース読んでたのね。そしたらすごい綺麗に道頓堀に飛び込んでる人の写真を見つけたの」
久「デザインの黄金比って言われてなかったっけ」
飯「ミケランジェロのこれ(腕を水平に広げる)みたいなやつか!」

久「このツアー、祭りとめちゃくちゃかぶってて。京都の祇園祭もだし…
だから優勝したのが今日だったら、大変なことになってたと思うし、来れない人もいたと思うから、今日じゃなくて良かったー!って思いました」
飯「何?優勝したら両親が機嫌良かったりする?
晩御飯1品増えたりする?」
フロアに訊き始める飯田さん。笑


飯「歌って!」から始まるHYPER CHANT。
ここまでこんなに野球の話しておいて?!というツッコミは心の中にしまっておいて。笑
メロは緑色、森の中にいるよう。
サビ、LED光がバッキリした緑色で芝の青々した感じを、真ん中の電球がエメラルドグリーンみたいな優しい色合いで、少し中和してくれてる感じがとても綺麗。
lost/stand/alone。金沢では冷静に観られなかったが、2回目になると少し冷静に観られた。
メロが紫照明、間奏青と紫の2色照明。寒色がメイン。サビも青系だった印象。
これからもどうか定期的にセトリ入りさせてくれーーー!(心からの叫び)
三「ダンスタイム、優しくしないで!」の一声からイントロがかき鳴らされ始めた優しくしないで。三島さんの言葉のタイミングでパッキリと赤に染まるステージが印象的。基本が白スポット照明だった。
great escape。あっなるほど、7曲目にやるはずだったグレスケがここに!と思った。
Aメロで下手赤、上手青でおおよそ半分に分かれる照明がとても印象的。
Bメロは紫照明に下からのプリズム光が白と赤で分かれてて、これ、2色でもいけるんだ…って思って壁を見ていた(壁を見るな)
Poltergeist。金沢からの筋肉痛が治ってないのに本編でPoltergeist来られると体はバキバキになるね。腕がもげそうって思いながらも音に無意識に反応して持っていかれる。
辻さんが途中でフロアにダイブ、飯田さんがセンターで歌う図再び。


辻「大丈夫?」
ダイブしたあたりに声をかける辻さん。
辻「落ちたけど、めっちゃ楽しかった!楽しさの代償やわ!」

飯「楽しんでくれてますか?
15年やってきて、これまで浮き沈み、気持ちの波があって。
誰かが引っ張り上げてくれることもあるし、誰かが沈むこともある。引っ張りあってここまで来ました。
I SAY NOは今のcinema staffを表してると思っていて。やりたくないことはやらない、ということではなく。cinema staffをやるために我慢…我慢は違うか…忍耐しなくてはいけないこともあって。
自分の意志で、選んで、選択してここまで来ました。
行動より気持ちが先導だから。自分の心が躍る、心が震える選択を、俺らも、あなたもしていこう」


into the green。下手側緑、上手側エメラルドで分かれる照明が美しい。
まだ少し暑い今の時期にぴったりの曲。
2Aメロの最後、「聞こえることはないでしょう」でオフマイク気味に歌う飯田さん。
I SAY NO。オレンジの照明メインで、下からのプリズム光源再び。こちらも白、緑、青、赤の4色。
最後の方の三島さんとのハーモニーが力強く美しい。
少ししんみりした空気から、theme of us。一気に明るい雰囲気になる。黄色とオレンジの照明。何だかtheme of usといえば黄色オレンジの暖色を思い出すんだよな。
辻さんがフロアに支えられて、「We need  green guitar!」でギターを掲げてたの、グッと来た。
本編終了。


アンコールへ。
まず久野さんが出てきて、恒例の缶プシュ!
そして程なく辻さんも出てきて。
久「3連休ってやっぱり人多いねー…
俺今日、インデアンカレー…知ってる?を食べに行こうと思ったら、めちゃくちゃ並んでて。15人くらい!うわーマジかって思って並んだんだけど。
どうも前にいるグループ、それぞれが1人ずつどっか行ったりしてるみたいで。『まだ揃ってないので…』が繰り返しあって、俺は全然並ばず入れました!!
俺そういう運あるよね」
辻「そういうとこあるよね笑」
久「そういえば、辻は地方おばあちゃんのところ行った?
辻、各地におばあちゃんがいるんですよ」
辻「金沢終わってから、会いに行ったのね。そしたら、予約でいっぱいです!って言われて…
何度か行ってるのに覚えてもらえんくて」
久「何時からやってんの?」
辻「夜の9時から朝の5時までやってて。おばあちゃん90歳(あれ、80歳だっけ…)なんやけどめっちゃ元気なの。なのに覚えてもらえん笑」

久「何か各地で色々あったよね…コンビニ行こうとして、ちょうど向こうからスタッフが来て、『辻が年確されてた苦笑』って聞いて笑
あれどこだっけ?」
辻「沖縄やね笑」
久「沖縄に辻は早かったかーって笑」

久「このツアーみんな機材故障してるよね…
俺岐阜でペダルを思い切り壊しちゃって。
ドーン!って返ってきたの。あれびっくりしちゃった笑」
そして今日の三島さんの機材トラブル。ファイナルは何もないことを願う。

三島さんも出てきて、でも飯田さんだけまだ出てこなくて。
久「ボーカル全然出てこないじゃん。このままだと俺歌っちゃおうかなー」
と言ったところで飯田さんが登場。
久野さんも歌ってくれて良いんですよ!

飯「もう今日は思い残すことはないわー」
と言ったので察して
三「飯田くんは思い残すことないとのことなので喋ります」と言葉を継いだ三島さん。
少しして、
三「……インデアンカレーのトッピングはピクルスと卵です」
それを聞いて、
久「インデアンカレーは卵ダブルのルーダブル、ご飯大盛りです!」
三「見た目通りでした、ありがとうございました」
飯「喧嘩はやめて!!!」
三「今のどこが喧嘩?!」
久「これが喧嘩に見えるってどんな世界で生きてきたん…?漫才も喧嘩とか思っとるやろ」
飯「え!『何でやねん!』は暴力だと思ってた!!!」(絶対嘘)

久「…言うだけ言って投げっぱなしにするから、三島が困ってるよー」
三「…任せとけ、俺に!」
頼り甲斐が!ある!というか長年の付き合いで飯田さんの投げっぱなしジャーマンに慣れてしまっただけでは?!

三「…仕切り直します!
このツアー、土日をメインにやっていて、ありがたいことに週末に同じ座組で、同じスタッフで回れています。
全国を回るのは、はじまりの場所ツアーぶりなので久しぶりで。
今日で遠征は終わりで、ファイナルまで日にちが空くので、ここまで回ってきた集大成をお見せできたと自負しているんですが、いかがでしょうか。
このツアー始まる前に、コメントを出していて、『たまには褒められてもいいじゃないか』って。
どうですか?皆さん、楽しんでくれてますか?俺たちかっこいいですか??」
会場から拍手が。

三「俺ら昔岐阜や名古屋でやってて、初めての遠征が大阪のSUNHALLで。ここからすぐのライブハウスなんですけど。
これもしかしたらどこかで話したことあるかもしれないですけど。
多分久野が入って1ヶ月くらいの頃で。2006年かな。19歳の頃。
自分たちで電話かけてライブ出させてくださいってお願いして出たんですけど」
久「多分1年は経ってたと思うよ」
三「あれ?そうだっけ。じゃあ2007年、20歳の時か」
飯「喧嘩はやめて!!」
久「喧嘩じゃないんだけど…」

久「あの頃ギャラもらえたんだよね。あの時お客さん2人来てくれてて。3000円くらいもらえて、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてる」
三「お客さん2人もいたっけ?」
久「いたよ!その時来たっていう人います??」
流石にいなさそうだった。

久「(さっきから挟まれる『喧嘩はやめて!』に対して)飯田、漫才一番詳しいのに!」
三「漫才を喧嘩って言うくらいなら、素人AVも素人がやってると思っとるやろ」
辻「え?!」
久「三島がその例えをするのがめちゃくちゃ意外だわ…」

三「…仕切り直します!次の曲がこんな雰囲気で始まる曲じゃないんで!!!
飯田くんも浮き沈みが、ってさっき言っていたけど、俺らは紆余曲折を経てきて。ご存知の方もいるとは思いますが。
でも今は楽しくやっています。
15年やってきて、洗練、とまでは言えないかもしれませんが、一歩一歩成長してここまでやってきたと思っています。
皆さんの人生を楽しくするエンターテインメントをこれからも届けていきたいと思っていて。
そして皆さんからの良いリアクションを制作の意欲にして。そういう風に良い循環をして、俺らも、皆さんも、そしてスタッフも、幸せになれるように活動していきたいと思います。
そして、もっと大きいところでやりたい。その時はここにいる皆さんも連れていきますので。これからも宜しくお願いします。
何度でも言う!俺たちは岐阜県!cinema staff!どうもありがとう!!!」


アンコール、僕たち。まさかのだった。
白い照明で照らし出されるステージ。サビで薄い菫色の照明。
「『ラストシーンはここがいいな』って」の言葉、本当に、このライブの瞬間だったら幸せだなぁって、思ってしまった(現実的にはあり得ないけど)


アンコールが終わっても拍手が鳴り止まず、「ワンモアー!」の声も聞こえ(久々に聞いたな)辻さんがステージに登場。
辻「やりたいんやけど…できなくて…また来るから…」
としょぼんとした感じで。
フロア側から\お願いします!/と言われた辻さん、
辻「お願いします!!!」とお願い返しをする。笑
そんなやりとりをしていると他メンバーが登場。
これには辻さんもビックリしていて、
久「辻へのサプライズアンコール、やろっか」と言っていて。
辻さんもびっくりということは多分予定にはなかったんだろうな。


飯「最後にせっかくなんで明るい曲をやります!わかる人、一緒に歌って!」
から始まった、KARAKURI in the skywalkers。
今回は黄色っぽい照明がメインで、サビも電球色スポット。
初めてカラクリをシンガロンした気がする。


金沢、大阪と、濃いライブだったな、と振り返ってみて思う。
これを経たツアーファイナルがどうなるか、想像もつかないな。
そして何かしら次の展望が発表されるのかな?
ファイナルの日に何かあるか楽しみだ。

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