230119 cinema staff × ヒトリエ SPLIT TOUR Versus Feedback@名古屋ダイアモンドホール
え?もうあとこの公演込みで2公演で終わるって本気で言ってます?????
とは拗らせた両方のファンの思いであり、気付けば2公演目も無事に終了していってしまった……早すぎない?????
ダイアモンドホール、お名前は存じていたけど初めまして。
ステージ高め、天井も高めのホールでした。
本日は予告通り上手の民しました。
そして互いのメンバーに地元民がいる公演、激アツになる以外ないわけで。
セトリ
ヒトリエ(先攻)
劇場街
ハイゲイン
ゲノゲノゲ
SLEEPWALK
イヴステッパー
るらるら
モノカラー
バイタルサイン(cinema staffカバー)
トーキーダンス
3分29秒
イメージ
ステレオジュブナイル
SE、こないだ鍵盤云々書いたけどこれは鍵盤じゃなくてグロッケンとかそういう鉄琴系ぽい音ですね(失礼しました)
で、だ。
あの。
同期音が来るって思ってた。
でも、照明がスポットで、シノダさんが、かき鳴らす音で、察した。
そして冒頭のハミング(と言えばいいの?あれ)でもう完全にそうじゃん、って思った。
劇場街。何で。
スポットライトと、音に圧倒された。
大阪と冒頭から変えてくるんじゃん。
本気で潰しに来てるじゃん、相手方の地元で。
これは、冒頭から濃い夜になりそうだなって思った。
その次にハイゲイン。やっぱり間奏の「あ、それ!」は健在だし私の頭の中でも勝手に流れる。
サビが水色照明。
ゲノゲノゲ。緑と紫照明、サビで赤青明滅。
この曲はこの色の照明、のイメージがだんだんついてきている……
シ「新年あけましておめでとうございます。
我々ヒトリエ、仕事始めがこの対バンでして。
ヒトリエの年始の仕事は、cinema staffを倒すところから始まります。
ジャイアントキリングというか…まぁこれは私の個人的な感情の問題なんで。ここにお集まりの皆さんには純粋に音楽を楽しんで………帰れると思うなよ!!!」
それでこそシノダさん!!!とめちゃくちゃ笑ってしまった。シノダさんらしすぎて最高すぎる。
SLEEPWALK。2,3曲目が大阪公演と一緒だったのですが、MCの時点でシノダさんがギター置いてたので、何かまた変えてくるんだろうなーとは思っていた。
メロで青照明、サビが紫照明。ぴょんぴょこ跳ぶシノダさんをこう至近距離で観ることはなかなかないから新鮮。
イヴステッパー。この曲来た瞬間に、アーーーこれ今日は下手で観るべきだったって後悔した(1回目)
私はイヴステッパーのイントロのイガラシのベースラインが…大好きなので……
この曲かな?全体青照明で、下スポットが赤だったり、紫だったり、ちょっと新鮮な感じがした。
そこからのるらるら。いやこれ、対バンにぶち込んで来ちゃうんですね?????
ルームシックツアーに向けての前哨戦も兼ねてるのかな。
染みついた手拍子。
そして、モノカラー。すっとスポットライトが当たるシノダさん。るらるらまでのわちゃわちゃが嘘のように、凪いでいくステージ。
シ「私は10年くらい名古屋でバンドをやっておって、2個下でcinema staffというバンドが出てきて。めちゃくちゃカッコよくて。彼らが駆け登っていくのを、ジメジメとしたところから、良いなぁ、と見ていました。
ここダイアモンドホールという大きな、…夢のような場所で、cinema staffと対バンできるなんて……俺が…ヤバい」
この2バンドが対バンすることにより、まあまあの人数が、これはヤバい、と思っていると私は思います←
シ「名古屋の頃の思い出で、バンドマン弾き語り大会、みたいなイベントが開催されたんですよ。で、俺はそれに出場して、その時cinemaからは三島が出てて。『あの、cinemaの三島?』って思ってて。
で、その弾き語りでやった曲がめちゃくちゃ良くて。夢の中で出てきた、って言ってたかな。
『俺は三島よりも良い曲を作らなければならない…』って思った記憶があります。
その曲を今からやります」
からのバイタルサイン。
これ、3人でこの音圧出してるのすごいな?って、改めて聴いて思った。
ほら、cinemaが音圧強いのはまあ通常営業なもんで慣れてますけど。まぁでもヒトリエもまあまあ音圧強めではあるか。
イガラシこれ指弾きですかね…東京もやるようなら要確認。
サビが白赤、こう、病院ぽさを感じる。
Bメロのオレンジスポットが、黄色寄りの照明が、山吹色、オレンジ、の3色展開でこだわってるなーって思って観てた。
そこからの
シ「この中に踊り足りてない奴はいねえよなぁ?!」からのトーキーダンス。
いや、これやっぱり下手で観るべきだった(2回目)
私、イガラシが「どうにかなってしまいそうで どうにかなってしまいそうだ」と「踊っていいよ 踊っていいよ」と、を下手側に口パクで歌って煽りに来るの大好きなんですよ……
サビ赤白照明。
この辺りからテンション上がりすぎて記憶が怪しい(エッ)
シ「3分29秒」
あら、今日は口上なしでアッサリ始まった。
そしてこれもイガラシ下手で観なきゃいけない流れ案件じゃないか……サビ前の上から目線、どうでしたか???(誰に訊いてるの???)
シ「バンドをやってきて10数年。cinema staffに勝ちたい。その想いだけでここまで来ました。そのおかげで、強くなれたと思います。今日、ヒトリエがカッコいいと思ってくれた人、特に、ギターボーカルがカッコいいと思ってくれた人はcinema staffに感謝してください」
シ「名古屋には、3/12にキタニタツヤっていう生意気な歳下に呼ばれて、ここダイアモンドホールで。4月にはツアーでまたやって来ます。
今年も名古屋には来るので…どうか一緒に遊んでください」
ギターを鳴らしながら、
シ「この後cinema staffというカッコいいバンドが出て来ますが、そのライブに塗り替えられないよう、強く。この曲をやります」
からのイメージ。スポットが当たり、シノダさんの弾き語りから始まる。
「冗談だけどね」が、このツアーへの真剣さを感じさせる(言葉と相反する表現ですまん)
スポットライトと、水色の照明。そしてサビで開けた、白の照明。
そして、オレンジ照明から青に、夜が更けていくようなそんな印象だった。
シ「あなただけに愛を込めて!ステレオジュブナイル」
この泥臭さ、パンクっぽさが、この対バンのセトリを締めくくるに相応しいんだよなぁ。
Aメロで黄緑、サビで開けた白照明、サビ後間奏で緑赤青のカラフルで元気な照明。
先攻ヒトリエ終了。
ダイアモンドホールは緞帳なしで、そのまま転換へ。
セトリ
cinema staff(後攻)
3.28
great escape
海底
GATE
チェンジアップ
君になりたい
バイタルサイン(本家…)
陸の孤島
シャドウ
新世界
drama
first song(at the terminal)
en)
海について
SE、泥棒で入ってくるメンバー達。
上手で観るcinema久しぶり(前回が下手だったため)で、地元のような安心感。
3.28。
サビの赤照明、青照明の切り替え、歌詞に沿ってやってくださるハコに対する信頼が厚い。(照明厨)
「夜を抜けたら 僕らの勝ちだ」の青基調照明にスポットが大好き。
great escape。青赤パキッと照明。
「嵐の彼方へ」辺りからの轟音と辻さんの暴れ回り、良い。
海底。ここまでは大阪とセトリ一緒だな??と思いながら観る。
最初と最後の青照明にスポット。そして、Cメロで今回少し明るめの照明だったのが印象的だった。
飯「こんばんは、cinema staffです。
明けましておめでとうございます。
僕らにとっての仕事初めはこの対バンで。
シノダさんは名古屋時代の先輩で、皆さんお気付きの通り、めちゃくちゃcinema staffのことを愛してくれていますよね。笑
何か敵視もされてるんですけど、普通に尊敬する先輩だし、今でもこうやって切磋琢磨していけるのはとても嬉しいです」
飯「聴きたいと言ってくれていた曲を」
からのGATE!
静寂の4拍、そして、青い照明。
飯「今日くらいは歌おうか」
からの
「勘違いの 成れの果ては きみとのさよならでした」をフロアと共に歌う…という…
昔を思い出した。
チェンジアップ。ここのブロックをガッツリ変えちゃいます??
こういうセトリ変えてくる対バンは、ガチンコ勝負で持てる武器を使いまくる、手加減なしって感じで大好き。
青と水色照明。
そして、君になりたい。
この3曲だけ見るとまた名古屋時代の彼らって感じしますね。
この曲こそシノダさんの心境では?くらいの勢い…
青照明に、下手側から複数スポット、飯田さん側から差す菫色のスポットがとても綺麗。
飯「バイタルサイン」
まさかの本家もバイタルサインやってくれる……
照明がヒトリエとはまた全然違うのが、同じ曲なのに面白かった。
Bメロが桜色みたいな優しいピンクのスポットで、サビが緑色。緑の中にある病院みたいな。
飯「新曲をやります」
陸の孤島。大阪とは打って変わって、メロで赤と青、原色系の照明。バキッとしたものも似合うな。
サビは開けた感じ。
そこからのシャドウ。
いや、これもう、シノダさんじゃなくても、cinemaに対して拗れた感情持っちゃう…って言うセトリ。
Bメロのオレンジスポットが好き。
飯「16日に大阪でライブをやって。俺と辻は岐阜に帰ってたんですよ。
OOPARTSのお店回りに…あれ?これ、(OOPARTS)開催するって言ってたっけ?!」
(辻さんの方を振り向く飯田さん)(頷く辻さん)
飯「ヒトリエのお客さんも、OOPARTSっていうイベント知ってます?(去年出てたよー)(とつっこみたくなりそうになる)
岐阜でやる最高のイベントです。まだ言えないけど、今年もすごいメンツが集まるのでぜひ来てください!
で、岐阜に帰ってたんで、実家に帰ったんですよ。そしたらちょうど父親がいて。
何で帰ってきたのか訊かれたので、
『ヒトリエとライブするんだ』って答えたら、
『1人でライブするんか?』って言われてしまって笑
『違うよ、ヒトリエっていうバンドとライブするんだ』って言ったんだけど『バンドで1人でライブするんか』って…笑
『違うよ、ヒトリエっていうバンドがいて、対バンするんだ』って言ったら、『1人でタイマンするのか?』って笑
70から80の間の父親に、めちゃくちゃ勘違いされちゃって…
確かにVersusだから、タイマンなのかもしれないけど!笑」
この話めちゃくちゃ笑ったし、飯田さんのお父様の年齢の覚え方のアバウトさにも笑ってしまった。笑
飯「ヒトリエといえば、2021年に、REAMPっていうアルバム出したじゃないですか。
この状況で出すんだ?!ってめちゃくちゃビックリして。
ライブもないから、ランニングする時とか、めちゃくちゃ聴いたんです。どの曲もめちゃくちゃ良くて。特にイメージという曲が本当に好きなんですけど」
このくだり聞いて、私はイメージのカバーしてくれるのかと思った 勝手に思い込んですみませんでした←
ギターを鳴らしながら
飯「シノダさんとは数十年……?(言い間違いに気付く)十数年前から一緒にやってきて。この間にたくさんのバンドがやめて、たくさんのバンドに出会って。でもまだ続けている俺らがいて。俺ら、まだ諦めてない。何も諦めてない」
新世界。水色の照明。
「赤い闇を追ったから」で赤照明が挟まるの、良き。
最後の「寄り添って〜」の部分の駆けていく感じと、最後の「その時を待っていて!」の語りかける感じの歌い方の落差。
そこからのdrama。水色照明。サビで白色と水色。
新世界からのdramaは疾走感があって良い。
飯「『こんなん聴いてんのお前だけ』だよ」って言うもんだから一瞬ステレオジュブナイルのカバーを期待してしまってからの(勝手に期待するのやめなさい)、first song(at the terminal)。
何も諦めてない、ファン側もそうだよ、勿論だよ。と、MCからの流れでそう思ってしまった。
自分の人生のエンドロールには、大好きなバンドの名前を刻み込みたいね。
本編終了。
アンコール、本日後攻のcinemaが。
と思ったけど、まず三島さんだけが現れる。
三「罰ゲームじゃないからね笑」
しばらくして辻さんが出てきて、
三「辻くんです」
と紹介する三島さん。
三「シノダくんとは昔からちょこちょこ対バンはしていて。きっと細々した関わりやストーリーを知らない方からは、どういう繋がり?と思われるかもしれないけど、細々としたストーリーは、またこれから作っていくので」
と、今後に関する発言も頂いたので、割と本気でVersus Feedback vol.2待ってます。
三「言おうとしてた…(ここで飯田さん、久野さん出てくる)飯田くんです、久野くんです。4人でcinema staffです
言おうとしていたことはほとんど飯田くんに言われてしまったんですけど。
シノダくんは俺たちのことをめちゃくちゃ褒めてくれるけど、こないだツイートもしたけど、ヒトリエの後にも先にもヒトリエはなくて。
こんな超人の集まり、居ないですよ。
ヒトリエのようなバンドは出てくるかもしれないけど、でももうこんなバンドは、絶対出てこない。
こんなことできたらカッコいいだろうな、が形になったバンドだと思います」
この三島さんの断言聞いた瞬間、号泣してしまった。
お互いを、リスペクトして、ガチ対決して。認め合って。こんな良い関係があるんだ、って。
三「シノダくんがさっき、cinemaに勝ちたい、って言ってたけど。
最近は僕らそんなことを思わず対バンしていたんだけど。
あんだけ良いライブ観せられて、勝ちたいって思ってしまって。
今日は、勝ちに行きます」
と言って、三島さんが取り出したのはブルースハープ。もうあの曲じゃん。って。
海について。
もうずっとボロボロ泣いてた。
彼らの海への憧れの曲。それは海だけではなくて、もしかしたら、憧れの存在に対しても想いを馳せているかもしれないって、今日ふと思った。
そして、「そっからさあ 海は見えるかい」という、ヒトリエのイメージの歌詞の一節も思い浮かんだ。
(私、この歌詞の「そこ」は、天国のことだと思っていて、wowakaさんの見てる景色のことだと思っていて)
余計に涙が止まらなくなってしまった。
ということで、あっという間すぎるくらいにあっという間に2公演終わって既に燃え尽きかけているんですけど、どうしたらVersus Feedbackは終わらないんでしょうかね???(無茶なことを言うな)
あと1公演なんて無理すぎる………
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