見出し画像

180322 cinema staff 前衛懐古主義 part2@梅田クラブクアトロ

こちらは当時9割がた書いていたメモに追記をしたものです。
5年越しのため、追記部分は完全にニュアンスマシマシなのでご了承を……


前衛懐古主義 part2!!!
今回はセルフタイトルとinto the greenとSALVAGE YOUの3枚の再現ライブ。
この頃といえば、ちょうど彼らがインディーズからメジャーに行った頃。
そして私自身も大きく転機を迎えた頃でよく彼らの曲に励まされていた頃。(もちろん今もだけど)
だからこそ、当日までが楽しみでもあり、色々と言い表せない気持ちになったりもしたり。


セトリ

白い砂漠のマーチ
火傷
super throw
her method

skeleton
明晰夢
さよなら、メルツ
棺とカーテン

Seattle meets realism
You Equal Me
cockpit
warszawa

錆のテーマ
実験室
salvage me

奇跡
WARP
小説家
どうやら

into the green
海について

en)
HYPER CHANT


SEが泥棒になってしばらく経って、ようやく馴染んできたなぁ、って思っていたんだけど。
萌える傘の下がSEで流れた時に、それだけで涙が出そうになった。
飯「cinema staffです。演奏を開始します」
シンプルな言葉もあの頃を彷彿とさせる。


白い砂漠のマーチからスタート。白照明で眩しい。
初めて聴いた頃を思い出したけれど、あの頃よりも更に演奏がカッコ良くなっていて。
そこから火傷。赤照明から青と赤の照明。
Twitterでも呟いたのだが、火傷は個人的にはその頃読んでハマっていた図書館戦争のことを思い出してしまう。
本と表現の自由を守るために戦う世界。
表現の世界で戦う彼らの姿と何か重なったのかもしれない。
super throw。一瞬何の曲かわからんかった。三島さんのシャウトが光る曲。
青と紫の照明。少し怪しげな雰囲気。
Cメロの静寂からのサビのゴリゴリギャップがたまらん曲。
her method。赤照明。「いらない いらない いらないの」の部分のドラミングがとても好きだ。


飯「こんばんは、cinema staffです。
何か全然意味わかんないんだけど、すごく泣きそうです。そういう曲じゃないのに。
…最後まで楽しんで帰ってください!」


そこから始まったskeleton。白と山吹色の照明で、少し開けたような空気だった。
いつもどうしても、skeletonって青い照明のイメージが強くて、少し物悲しいイメージだったんだけど、歌っていることは一緒でも、照明が曲全編で明るめなだけで、少し救われたような気がした。
明晰夢。青と緑の寒色コンビの照明が綺麗。
この曲の歌詞って今更ながらすごいよなぁ…
「ああ、今、魔法をかけられて誰も助けられないのさ」
この「誰も助けられないのさ」ってあっさり歌ってしまう、そしてそんな歌詞を書いてしまう彼らがすごいなぁって。7年越しに思った。(注:2018年当時)
さよなら、メルツ。青とオレンジ照明。海に映える夕焼け空みたいな色合い。
この曲に関しては(というかこのブロック全般に言えることだけど)ボロボロに泣いていたので、ステージがまともに見れなかった。
この曲の優しい、どこか懐かしいメロディが好きだ。
棺とカーテン。鈍色と水色の淡い色味の照明。
この曲もドラムすごいね…(月並みな感想ですみません)


久「今日もいい天気ですね!(外は雨)…本当ちゃんと降るよね」
飯「扉を開けたら降ってるから、ちゃんと降ってるなーって最近思うようになりました」
久「機材搬入の時だけ止んでほしいけどね苦笑」
飯「2月に東京で前衛懐古主義やったんだけど、東京の時は雪でしたね!」
とりあえず何かしら降るスタッフ。

飯「今回やる曲の頃って、ちょうど上京したてでお金がなくて…お金がないとどういう気持ちになるかわかります?!
その頃バイトもしてたんですけど、バンド活動を頑張ってるとシフトに入れなくなって…お金がないとどういう気持ちになるかわかります?!(part2)
すごく荒んだ気持ちになるんです!!!(力説)
でもそういう時にモチベーションが大事だと思って。スタジオに入る時、みんなでフジファブリックのDVDとか観て、『こういう風になりたいなー』って思ってました」
久「毎回くらいロビーでDVD観てたから、『この人達何してるんだろ?』って思われてただろうね」
飯「『楽器弾けんのかな?』って思われてたかもしれないね笑」


飯「今からその頃の曲をやります。多分初めて聴く人もいると思いますが、セルフタイトルのタワーレコード特典だった曲です」
からのSeattle meets realism!!音源化している曲でおそらくこれだけ聴いたことがなかった曲なので、ほんっっとーーーーに嬉しかった……
青とオレンジの混じった夕焼けとも朝焼けとも取れる色合いの照明。
ついつい音源に入っているあの台詞を間奏のタイミングで思い浮かべてしまった。言わなかったけど!笑
You Equal Me。これの照明が本当に綺麗で、今まで見た照明で一番と言っていいほど好みの色合いだった。
Aメロの青とオレンジと赤の色合いから、サビのアンダースポットが淡いオレンジと淡い紫で、夕暮れからどんどん夜に向かってくれていくようなそんな色合いだったのです…言葉足らず……
曲自体はポップなので、カラフルな照明でも似合いそうだけど、あえて綺麗目の照明だったのは、それはそれで良いなぁと。
間奏のギターの掛け合いが…いや何でもないです(追記:何だったんだ??書いといてよ昔の私)
cockpit。青とオレンジの照明。
後から振り返ると、ここのブロックの照明はオレンジと青系統の照明が多かった。
間奏もそうだけど、独特のリズムが刻まれているなとライブを見て改めて思った。
(今回そういう曲が多かったな…時間が経って改めて見ることによって感じることも見るところも違うのかもな…)
warszawa。ギターのイントロから始まる。淡いオレンジ色の照明に包まれているけど、飯田さんの声を聴いていると森の中にいるように錯覚させられた。
サビでこちらも淡い水色。楽器の音が、より一層声と歌詞とを引き立てていた。

錆のテーマ。緑と青の照明。アウトロで緑と紫の照明。
この曲は明るくポップな曲調なんだけど少しの切なさを含み持っている気がする。この頃(セルフタイトル辺り)の曲は割とそういう感じが多いかもしれない。
錆のテーマが終わり、ステージが白と緑の照明に照らされて、少しセッションが入る。
そこから始まったのは実験室。白照明で、無機質な感じ。
最後の「さあ、いまから確かめに行こうか」から前列一列白照明が全部点いて。アンダースポットが鈍色照明で。厳かな空気に鳥肌がたった。
salvage me。Aメロは青照明に白スポット。サビは白照明だったけど、「夕焼け」の言葉に応じるように照明がオレンジに変化して、夕焼け色に染まるステージがとても綺麗だった。


飯「昨日大阪入りして。スタッフも含めてみんなでMONOEYESとBRAHMANの対バンを観に行ってきたんですけど。
もちろん皆さんご存知だと思うんですけど、どちらもすごいバンドで。
BRAHMANは昔から好きだったんですけど、最近更にハマってて。昨日観たら本当にすごくて」
(この辺りでライブの時のTOSHI-LOWさんの鬼神っぷりを語っていた記憶が)
久「僕は昔から好きなんですけど、最近飯田がレコーディングの時にBRAHMANのフレーズ弾いてドヤ顔するのがすごくイラってします笑」
飯「辻は打ち上げで午前1時まで飲んでたんだよね?」
(実際は午前5時まで飲んでたらしい)(すごい)

飯「そうか、昨日あの対バン観たから今日最初から気持ちが入ってたのかもしれない(1人で納得する飯田さん)」


飯「後半戦です!いけるかーーー!!!混ざっていけ!!!」
久々に聴いたこのセリフ!と思って勝手に昂まっておりました。
後半戦スタートは、
三「奇跡はいらない!」からの奇跡!
山吹色の照明メイン。サビの「茜色」で赤照明が点く。
そこまでの道のりの積み重ねがあってこその「奇跡はいらない 荷物になっちまうでしょう」という歌詞の重み。
WARP。この曲も久々だなぁ。いつかレゴとワープ対決(対決?)してほしいとかひっそり思ってる。
青と赤の照明。サビで青と紫の照明。夜の中を駆け抜けるような。
小説家。紫と赤の照明でパキッと。錆が雪のような淡い水色で印象的。
どうやら。メロが白照明。サビで赤照明が来て。
この曲の最後の「声は届かない」が印象的。


飯「東京でも言ったと思うんだけど、思い出したことがあって。
この頃、(シネマの)武器は何ですか?って訊かれて、伝わってないのかな、ってすごい悔しい思いをしたことがあって。
今なら、曲もだし、演奏もだし、歌もだし、歌詞もだし、全部って言えるんですよね。
そう言えるようになったのは皆さんのおかげです。
音楽がどう聴こえるかはその人の問題、みたいなこともその時(東京の時)言ったんだけど、もしかしたら勘違いされてるかもしれないからもう一度…、いや、改めて言います。
音楽って、その人の聴く時の感情に左右されると思ってて。いろんな感情あるじゃない、人間だもの。みつを(ここで吹き出した私)(ごめんなさい)
先週彼氏ができた、今日上司に褒められた、今朝親と喧嘩した、とか、聴く状況によって音楽って違う捉え方ができると思ってて。
そんないろんな状況の中で僕らの曲がガチッとハマるところがあると思うんです。
それが今日この場所であれば嬉しいし、そんなこと関係なく、いろんなことぜーーーんぶ引っくるめて、僕らの音楽で今日が楽しかったなーって思ってもらえたら嬉しいですし、そんな音楽を鳴らしていけるようにこれからも頑張っていこうと思っているので。よろしくお願いします」
(追記:このMC、5年ぶりに読んだらめちゃくちゃ良いこと言ってるな…って沁み渡りました)


そこからinto the green。メロの部分が白と緑の照明、サビで緑と青照明。MVイメージ?
最後の「緑色の中」でアンダースポットが緑色。
本編最後は海について。青照明と白のスポット。
ブルースハープが沁みる。


アンコール以降がちゃんと文章で書けていなかった(箇条書きだった)ので簡略化で…(すみません)
グッズ紹介をした後、セルフタイトルのお話。
飯「上京したてで、ミニアルバムしかまだ出してないし、フルアルバムを初めて作ろうってなってた時で、あれもやりたい、これもやりたい!って思ってて。
で、これしかない!って出したものだったりして」

そして、飯田さん、どうやらの最後「声は届かない」をみんなが歌ってくれると思っていたらしく、
久「応援ソングで『声は届かない』ってやばくない?!」
飯「俺らの努力不足だったかも。長く続けていればこその企画だと思うので」
(追記:あれ、何かそういえばまぁまぁ最近でもどうやらを歌わせようとしている飯田さんをツイートで見たような…)(気のせいか…?)

ここなのか本編なのかもう真相はわからないけど、
久「やってて思ったんだけど、いい曲多くない?!元々いい曲だけど、演奏上手くなったよね」
(追記:今この頃の曲を聴いたらまた全然違うんだろうなー…5年も経ってるし…)

そしてアンコールはHYPER CHANT。青と緑、晴れ渡ったようなグラウンドの色のような照明。
どうやらよりこれこそ王道応援ソングなんですよね………


追記とまとめ
2018年、割とライブに行ったくせに1つもまとめられていない覚書のうち、一番形になっていたものを追記で補足して一応は形にしてみたのがこちらです。(アンコールに関しては抜け抜けだった)
当時書ききってたらもっと違ったまとめ方になってたかもなーと思ったり。
やはりその日の覚書は感想や演出などを覚えているうちに早いうちにするべきだなぁと…反省……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?