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240714 cinema staff 前衛懐古主義 part4.1@名古屋クラブクアトロ

体調不良により3月のリキッドワンマンをすっ飛ばしたため、何とシネマのライブを観るのは前ツアーぶり…10ヶ月ぶり……えっそんなに……

今回はDB2Gと、最初の3枚のミニアルバムをそれぞれ東名阪で割り振るスタイルの前衛懐古。
名古屋はBlue, under the imaginationのターン。
前衛懐古ももうvol.4まで来たのか……

あまりにも久々のシネマのライブ、そしてゆるゆるのアンコールのMCでだいぶ持っていかれて、MCの記憶が場所も内容も曖昧なのでニュアンスで読み流されたし。


セトリ

theme of us
dawnrider
ニトロ

borka
sitar of bizarre
バイタルサイン
Truth under the imagimation
shiranai hito

unsung
制裁は僕に下る
fiery
君になりたい

想像力
tokyo surf
sea said
great escape(alternative ver)

en)
チェンジアップ


開演時間になり、青い照明が灯り、SEに懐かしの萌える傘の下が流れる。
SEが変わってもうだいぶ経つな…7年くらい?
久しぶりに聴くと、あっ、懐かしい…となる。

イントロをかき鳴らし、カウントアップをして始まるtheme of us。黄色とオレンジの照明が差し、明るい印象。
2A「ざらつく夜に 僕っ"は"!」とスタッカートと「は」にアクセントを置く飯田さんは健在。
最後のgreen guitar!でギターを掲げる辻さん。
dawnrider。Aメロ青と白の照明からBメロ紫と白の照明への展開が綺麗。
最後、「光の中へ」でコーラスに入る三島さんにも照明が差し、青と水色で分かれる照明が美しかった。
ニトロ。これを聴くと夏が来たなー、という気持ちになる。「夏が静まって」って歌ってるけど。
サビ水色、爽やかな印象。
最後の方の「歩くことをやめ、歩くことをはじめ」で
飯「歌ってくれ!」
とシンガロングを煽る飯田さん。
電球色の照明で、フロアのみんなが歌う様を見守ってくれる。
みんなのシンガロングをエネルギーに最後の「歩くことをやめ、歩くことをはじめ!」を力強く歌い切ってくれる。


飯「こんばんは、cinema staffです。
前衛懐古主義、part4.1、名古屋編。
……楽しんでくれてますね!
顔を見たらわかります。
最後まで楽しんで!」
この最後まで楽しんで!の言葉のあたりで既に、オレンジの照明が上手側から差していたので、borkaでは?いやどうだろう?と思っていた。


borkaのイントロが流れ、あぁ、やはり!となった。全体的にオレンジの照明、上の方が薄いパステルのオレンジだったり、サビでしっかり黄色に近いオレンジだったり、夕景や朝焼けを思わせるような色合い。
「この海の向こう側に」でパッと水色?青の照明になって、海沿いに場面が転換した!とか思った。
間奏部分もだけど、三島さんのコーラスが綺麗で、飯田さんの声と綺麗に合わさって、本当に美しい景色だった。
sitar of bizarre。あまりにも久々に聴いた。ナマステさんは流石に来日しなかった…笑
辻さんがギターにエフェクトをかけていたので、ギターの音というより、本当にシタールみたいな、民族楽器のような音に感じられた。
緑と青の照明、サイドから山吹色のような少し明るめのスポットが差して、今までの空気ではない、異質感(褒めてる)
サビでハロウィンぽいオレンジと紫、とてもポップな感じ。
最後アウトロ、緑と青と紫(下スポ)ですごい異世界感。
バイタルサイン。イントロ部山吹色のスポットと電球色照明。日が差す病棟。
VFbぶり…??いつ聴いても新鮮にやられる曲。
Truth under the imagination。レア曲。水色照明と藤色の照明が印象に残る。
間の三島シャウトを聴くと、Blue,〜あたり本当にシャウト曲結構多かったよな……と思う。
shiranai hito。こちらもレア枠な気がする。
三島ターン、赤と紫の照明でとてもよかったし、シャウト前にフロアを煽ってるのもとてもよかった。
それ以外の照明は水色白あたりの爽やかな感じだった記憶。


飯「前衛懐古主義ということで、昔の曲をやってるんだけど、きっと昔から聴いてくれている人も、最近聴き始めてくれた人もいると思うんです。
みんながここに来てくれていることが本当に嬉しいです」
久「楽しんでくれてますか?
今回の前衛懐古でやってる、DB2Gはメジャーデビューして2枚目のフルアルバムで…えっ?2枚目だよね??」
って訊くも誰も答えてくれずに
久「誰も答えてくれない…」
となる久野さん…かわいそうに……
久「俺らの曲、100曲以上あるから…
100のランダムって嫌じゃない?
たまには確定ガチャあってもいいんじゃないかと思って…
こういう企画をやっています!」
確定ガチャは本当にありがたいがすぎる。

久「どうする?もうちょっと喋れるよ?
再現ライブなんで、やる曲決まってるから……」
じゃあ、と言うことで
飯「こないだ、どこだっけ……仙台の…アラバキか!アラバキの時に、フラッドの佐々木さん、9mmの卓郎さん、ピロウズのさわおさんと対談したんです。
他の3人はそれぞれ面識があるみたいで、俺だけさわおさんと面識なかったんだけど。
『みんな品がいいもんなー』とさわおさんが仰ってて、
『僕も品がいいんです』って言っちゃって笑
でもそこから打ち解けることができて。今でも連絡取ったりしています」
初対面の一言目で斬り込んでいった飯田さん そういうところが良い。
飯「長くやっておられるから懐もとても広くて。
すごいよね、今年でバンド35周年だっけ。俺ら生まれて2歳の時からバンドやってるって。
俺らまだまだなんだなぁって思っちゃった」
シネマもずっとずーっと続けていってくれたらなぁ、と思ってやまなかった。

飯「同じセットリストでも、毎回同じライブにはならない。
後で文章で読んでも、映像で見ても。
今のライブは今しかないから。ここにいるあなたと、俺たちだけの時間だから。受け取って」


unsung。ミラーボールがキラキラと電球色できらめき。
全編電球色の照明で、色彩はないのにとても温かかった。
「大丈夫だよ」を飯田さんの声で聴くと本当に何でも大丈夫な気がしてくる。
制裁は僕に下る。電球色の照明から青の照明へ。
毎回言うけど、飯田さんほど美しく「のたうち回る」を歌う人を私は知らない。
途中の轟音からの静寂、そこからの三島さんの4カウント、辻さんは三島さんの方を見てるなって分かったけど、飯田さんあれ…見てる…?見てなく見えるけど見て…る…?
すごい綺麗に歌い始めるからいつもビックリする。
fiery。1A青の照明、から「赤く 染まっていく〜」で青→紫→ピンク→赤にグラデーションで変わっていくのがとてもよかった。
静けさから激情に変わっていく感じ。
サビはピンクと水色の点滅。
君になりたい。オレンジと電球色の照明、Bメロ、紫と電球色のスポット、「ブドウ糖」に準えて?
この辺り、激情ブロックというか、溢れ出る気持ちがそのまま流れてくるような曲ばかりだった。


飯「ワンマンでもなかなかなくない?
unsung、制裁、fieryの流れって…
最初の3曲との差がすごいよね?!
OOPARTSでもできない気がする、『岐阜のバンドなんだ、観てみようかな』って観てこの流れだったらどう思われるんだろう…」
久「俺さ、制裁は僕に下るって暗い曲だと思って録ってなかったんだよね…」
この発言を聞いて、去年?OOPARTSで制裁の「のたうち回る」を歌わせようとした飯田さんを思い浮かべた。
彼らの中で制裁、暗くない、シンガロング曲扱いなのか…???

久「あとさ、fieryで絶対モッシュ、ダイブ起きると思っててさ。
ライブ前に『ダイブ禁止!』って貼り紙しておいてもらおうと思ったんだけど…
いざ始まってみると、みんなポカーンとしてて。
貼り紙しなくてよかったかも…笑
自分の感覚と世間の差を感じました…笑」
飯「俺も!あの曲クラウドサーフ起こると思ってたわー」
もはや、フロア側とステージ側で解釈の乖離がめちゃくちゃに起こっているな……???

久「今回、曲が足りないからって、ミニアルバムを東名阪でそれぞれ足したじゃん?
今までの前衛懐古の中で一番演奏してる曲数が多いかも!
でも、楽しい!」

飯「もうライブも後半なんですけど。早いよね?俺らの音楽が、俺らの音楽だけが、あなたを突き動かして、何かのキッカケになればいいと思っています」


想像力。青照明からの青緑照明。サビで青と白の照明。青が映える。
この辺からとてもぶち上がっていたので記憶がない(え???)
あとフロアも急にこの辺りでギュッてなってた気がする。
三島シャウトのあたり、照明が少し違った記憶…赤とか、青ではなかった記憶。
三「nagoya surf!」
から始まった、tokyo surf。
全編、緑と薄いオレンジと白の照明。何だか不思議な色合い。目に優しいような。
sea said。曲調がこの季節にぴったり、と思ったけど「長い冬を越えた」って言ってるから夏曲というわけではないな。
青と水色の照明で爽やか。
「君は黄昏て」あたりで電球色か黄色っぽい照明が来た記憶が。
great escape。DB2Gに入っているalternative ver。イントロもアウトロも長めで余韻に浸れる。
青と赤の照明でバキバキ。
「俺はお前だ」は最近ちゃんと三島さんの指差しを見ている。

本編終了。


アンコール、最初に久野さんがビールの缶を持ち、出てくる。
久「アンコールありがとうございまーす!!!
マイクに深ーいリバーブと、あといい感じのスポットを…」
からのカシュ…と缶を開ける姿を見られてとてもシネマのライブに来たなー!!!の実感を得られた。ありがとうございました。

久「尊敬してない先輩に、『俺らの音楽は残るから!』って俺らの音楽は残らないみたいに言われたけど、10年経ってまだ続けてて、こんなにたくさんの人が来てくれて!嬉しいです!ありがとうございます!!!
ちなみにその先輩はまだ続けてるか知らんけど!笑」

メンバー登場。


何でその話になったか思い出せないんだけど、
飯「グループLINEって敬語を使わなきゃいけないから大変だよね」
久「敬語使ってたっけ?」
飯「了解しました、とか」
久「それは丁寧語じゃない?」
飯「それに関しましては…とか」
久「そんなこと言ったことなくない?!笑」
飯「えぇー、言ったことないっけ?
グループLINEってさ、苦手なんだよね…
なんかめっちゃ盛り上がってる時とかない?
仲良い友達同士だったとしても、『ふーん……』みたいになっちゃって。
でもさ、あのスタンプみたいなのできたじゃん?
あれすごいよね、あれのおかげで助かってます!開発してくださった方ありがとうございます!」
久「それを言ったら既読もあるじゃん」
飯「既読もありがたいよね、大事な連絡送って、見たか見てないかわかるから。
開発してくださった方、ありがとうございます!」
そんな飯田久野の2人のやりとりを見ていた三島さんがぽそっと
三「既読ってさぁ」
久「…本当に一言目それでいい?」
確認する久野さん。
ややあって、
三「既読ってさぁ…」だったのでそれでよかったらしい。苦笑
三「既読ってさぁ、LINEよりもmixiが先じゃなかった??」
久「それって足あとじゃない…?」
三「でも誰が読んだかわかる機能ってそこが先じゃない…?」
飯「俺mixiやってなかったわ…」
久「だってインターネットおじいちゃんだもんな……」
飯「だって怖くない?大学で周りみんなやってたけど!」
久「何ならインスタ始めた時もその日の夜に一回(アカウント)消してるからね、『俺の写真が全部流出しちゃう…!』って。そんなことないのに…
めちゃくちゃうろうろ歩き回って『どうしよう、どうしよう』って言ってた気がする」

三「そんなこと言うけど、飯田、前のドラムの時の、高校の時のバンドの HP作っとったやないか!!!(ツッコミ)」
飯「やってた!懐かしい!何だっけ…」
三「魔法のiらんど」
飯「上の方がゆらゆら動いててあの、何人かなったらコメント書けるやつね!」
久「キリ番?あれって元から設定されてた…?」
三「HTML弄らないかんかったことない…?」
でも何もいじってない、とは飯田談。
久「魔法のiらんど知らない人ー」
ちょこちょこ手が上がる。
なぜか炙り出されるインターネット老人会。
ちなみにmixiのくだりの時も「mixi知らない人ー」で挙手アンケートが行われていた……

飯「それでは聴いてください、魔法のiらんど!」
久「コミックバンドじゃないんやから!!」
まじで勢いでそんな曲やりそうな気がした。

三「さっきグループLINE盛り上がってるの嫌とか言っとったけどお前もösterreichのグループLINEに急に写真投下するやん!!!」
という盛大なツッコミをもらう飯田さん。
飯「八百屋でレタスが2玉98円だったの!」
三「なんか急にベジ⚪︎ルで安かった!とか言って写真付きで送ってくるんですよ」
飯「ちょっ!ベジ⚪︎ルは店舗数が少ないから!まいばすけっとよりも!!!」
三「こないだ調べたら4店舗あったから!大丈夫!!」
何も大丈夫ではないし、個人情報ばらしていくのは飯田さんのお家芸だったんだけど、まさかの三島さん側から情報が漏れていくと言う……

三「何ならお前盛り上がってるグループLINEをスクショしてシネマ側のグループLINEに送ってくるやん!!」
飯「österreichはただの友達だから!!シネマは仕事仲間だから!!!」
今冷静に考えると、仕事仲間のグループLINEに盛り上がってる他のグループLINEのスクショを載せる心境とは???


三「僕ら岐阜出身で、名古屋が近くて。大学も名古屋に通ってましたし。クラブロックンロールで育ったと言っても過言ではなく。
その頃、ここクアトロを満員にするのが夢だったので。
こんなにもたくさんの人が、今集まってくれていることが嬉しいです。
今回のアルバムは10年前のものなんですけど、それを、今の最高のcinema staffで演奏できて、沢山の人達が観てくれるというのは、本当に幸せなことです。
新曲も作ってますし、今レコーディングもしています。
録るということは、出るということです。
2024年も2025年も沢山活動していきますので、長いお付き合いをよろしくお願いします」
こうやって言葉で言ってくれるの、とても嬉しい。


アンコールは昔の曲を、ということで、チェンジアップ。
青照明からのサビで青と緑の照明。
かれこれ15年も前の曲なのに古さを感じさせない。
最後終わりにメンバーみんなはけていって、辻さんが、フロアにギターを渡して、カウントダウンしてエフェクターを消して去っていった。
ローディーさんがちゃんと柵の前に立って、ギターの受け取り用意をされてたのとても良かった笑


久々すぎて何をどう書いていいのかわからなくなってしまったので、ごちゃごちゃだけど、自分の記録のために上げておく。

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