240614 ヒトリエ HITORI-ESCAPE TOUR 2024 10-NEN-SAI@神戸VARIT.
勢いで行った浜松からもう3週間近く経ってしまった。
神戸で一番好きなハコ、VARIT.。
照明がいいのと、階上の隠れ家感が好きなんだよなー。
今日入場前に、モフモフで飾られた10周年仕様ポスターを見てちょっと笑ってしまった(下写真参照)
煌びやかにしてもらえてよかったね……
今日は後ろの方でゆるっと…と思ったものの、意外と下手の平均身長が高くて、これは後ろだとむしろ観えないか…?と思い真ん中あたりに。
今回のライブ、何が、というか全体的なカロリーが高くて(ライブはカロリー消費するけど心のカロリーの摂取だと思っている)
頭がパンクしかかっており、より一層ニュアンス劇場の長文になりそう。
写真以下、セトリ、ネタバレあり、MCはゆるっとニュアンスだけ汲み取ってもらえれば…
セトリ
ジャガーノート
3分29秒
Marshall A
深夜0時
ワールズエンド・ダンスホール
Flashback, Francesca
Selfy charm
Loveless
カラノワレモノ
さらってほしいの
オン・ザ・フロントライン
アンチテーゼ・ジャンクガール
ハイゲイン
アンノウン・マザーグース
目眩
センスレス・ワンダー
さくらのいつか
en)
ゲノゲノゲ
ポラリス
時間少し過ぎ暗転。今日もシノダさんは元気に出てきて、フロアに手拍子を煽る。
セッション始まりのジャガーノート。イントロ部でセンターにイガラシが煽りに来る。
赤とオレンジの照明中心。
ここ最近恒例になっているギターソロをかき鳴らし
シ「10年間に比べれば…あまりにも…あまりにも短い、でも圧倒的な強さを持った3分29秒!」みたいなシンプルな言い回しだった。
そこから始まる3分29秒。
2Aのあとセンターに出てきてギターを弾き倒すシノダさん。ステージセンターに2人出るのは厳しいのか、イガラシは少し後ろに控えたままだった。
照明思い出せない。悲しい。赤はあった。
Marshall A。メロ部分白照明点滅メイン。
間奏あたりで水色と紫の2色が(この2色がなぜか私の中ではVARIT.の2色だと思っている)あった記憶。
間奏前のがなりから間奏がメロディアスなギャップにいつでもやられる。
セッションを挟んで深夜0時。セッション緑照明、メロで黄色と白?最後の方のサビが青と黄色で、月夜だなぁと思った記憶。
間奏あたり、どこかでベースアレンジを挟んでいた記憶。
浜松の時に感じたエフェクトの違い、今日はなかったから、ハコと機材の影響があるのかな?
シ「我々インターネットからやってまいりました、ヒトリエと申します!」
拍手があり、それが止むと
シ「拍手が足りない、お前らの気持ちはそれくらいか…」
みたいなことを言われ、フロア側、拍手継続。
どこまで続けていいかわからないフロア…
シ「なんかそれ以上やってもらうと拍手を強要したみたいになってしまう……もう大丈夫です」
ここでなんか喋ろうとするも後ろから圧を感じたのか、
シ「曲行きます…」
シ「やるぞーーー」と言って
ワールズエンド・ダンスホール。メロ部分青と赤の照明、サビで青と白照明、ミラーボールが周りダンスホール感。
サビが楽しい。ラスサビでフロアに歌わせてくるシノダさん。
イガラシ5弦に持ち替えてFlashback, Francesca。今日はメロの部分が緑と青緑の森のような照明、サビで青照明と白スポットに上手側から2本ほどオレンジの細いスポット。これが朝日が差しているような印象だった。
ここ数回は海の中から…みたいな青い照明が中心だったから少し新鮮だった。
シ「みなさんにお知らせがあります、本日20時からSelfy charmという曲の映像が公開されますので。観てください」
22時じゃなかった…?と思いながらもまぁ20時と22時は間違う可能性ありますよね、と思って聞いているフロアとステージ(この時点で誰もつっこまない)
シ「今日めちゃくちゃ暑くないですか…??
昨日神戸に着いて、Kiss FMに出たんですけど……
神戸、めちゃくちゃ暑くない???こんなもん???東京はまだここまで行ってない……
なんか境界超えちゃってない???
若いバンドだったら『この暑さに負けずもっと熱くなっていきましょー!』みたいなこと言うのかもしれませんが…そんなことは言えません…」
ここでまた後ろから圧を感じたのか…?
シ「イガラシくんの書いた新曲をやります」
Selfy charm。1Aメロ上手の端の柵に登って、そこからイガラシの方を指差すシノダさんを目撃した。
この曲でゆーまおさんが2Bメロでスティック回して叩いていて、えっ?!そんな小技が?!と思いながら見ていた。
あと急に、音がいつもと違う?と思ったらスラップ入れてアレンジをかましてくるイガラシ、そのアレンジは知らないな…もっとください、と思うなど。
イガラシ4弦持ち替えて、Loveless。1Aメロでステージ中央に出てきて歌うシノダさん、下手でチューニングしているイガラシ。
歌いながら後ろに気をつけるのって難しいからぶつかりそうで怖いな、と思っていたら、案の定上手に帰ろうと後ろに下がりながらくるっと左に向く時に思い切りイガラシに当たりそうになり、それをチューニングしながら何もないようにサラッとかわすイガラシ…危機管理能力…と思ってしまった。
珍しくサビが水色と紫、VARIT色。
最後の「ひとりぼっちの〜」あたりでギターをローディーさんから受け取り、自分で被る時になんか歌うの詰まってたシノダさん、そしてそのままギターを手にしたかと思えば、弾かず、ギター表面を拳で軽く叩いてリズムを取り、そしてギターをギュッと抱きしめ始め、目が離せなくなった。
最後のセッション部分がオレンジと紫の照明でハロウィン感。セッションのところアドリブやアレンジが多くて聴いていて楽しい。
シ「神戸の皆さん、どうっすか。(拍手)
楽しんでもらえてるみたいですね。
これから我々が作った最古の曲をやります」
カラノワレモノ。間奏部分が珍しく赤と黄色と白照明でサビで青と白。暖色系が来るカラノってめちゃくちゃ珍しい。Bメロあたりは青と黄色照明。
今日はそこまでステージ上で広い範囲うろつかないガラシ。
最近この曲で シ「いい感じ!」と聴けるとニッコリする。
シ「ありがとうございます。
我々メジャーデビューして10年経つんですが、この曲とももう10年一緒に過ごしているんだな、という曲を今からやります」
さらってほしいの。白照明メインからの黄色。
1サビ後間奏向き合う3人、水色と黄色の照明が優しく照らす。
最後のサビの激情みたいなベースラインが好き、アレンジしたりしてずっと動き回るベースラインが最後スッていなくなるギャップが。
シ「今日初めて観るやつも(初めて見る人がいる前提)
間違いなく今日が、ヒトリエの最先端であり最前線です。
そんな我々の最前線の曲をやります」
オン・ザ・フロントライン。メロの部分、オレンジと緑の照明でやっぱりこの曲はRPGのように冒険に出ている印象が強い(タイアップがタイアップなのでね)
この曲だったか…?細いセンター寄りのスポットが青と水色で交互に色を変えて、下から上へサッと流れていったの…
アンチテーゼ・ジャンクガール。緑白の照明メイン、2番冒頭メロが青と緑照明。サビで黄色と白だったかな。
「あれ、どこを探しても見つからない〜」の独白部分、青と緑の照明に囲まれ、思考の森に囚われてしまったよう。
ハイゲイン。サビが水色と白で開けた空のよう。
この曲か?Aメロで赤と山吹色と青の照明で照らされて、え、この色の組み合わせどこかで?!と思ったら、オン・ザ・フロントラインの配信のジャケの色の組み合わせに近かった。既視感はそれか。
2Aメロ前に、「ワチャチャ!!!」みたいな謎の叫びをするシノダさんを見て笑い崩れるところだった。この辺り黄色と赤の組み合わせの照明。
シンガロングのところ、照明さんが客電も点けてくれる粋な計らい。
シ「さっきよりもっと大きな声を聴かせてください!!!」
先導して歌うシノダさん、続くフロア。ここも、照明さんが客電を付けてくれている。
シンガロングが終わり拍手をフロアに送ってくれるイガラシ。
アンノウン・マザーグース。アンノウン、結構メロ部分ピンクか紫の印象が強いんだけど、今回赤が印象に残った。
アンノウンの2番、ベース入るところ、その時点で少し手数多い?と思ってたけどその後の「ドッペルもどきが〜」、手数も増やして全身使って弾くものだから制御を失った機械みたいで、壊れそうで怖くもあり美しくもあり、目を離せなかった。
シンガロングの時にいつもは白い照明が多いのだけど、今回は水色とピンクの2色展開だった。1人じゃない、そんな風に感じた。
シ「ありがとうございます」
この辺りでめちゃくちゃマイク付近で水を飲むシノダさん……いい飲みっぷり。
シ「あぁ、そんなつもりなかったけど…ゴクゴク水を飲んでるのがマイクで拾われてる…」
シ「ここVARIT.は昔からよくライブをしているライブハウスで。
本当にここで沢山ライブをやらせてもらって。
これまでVARIT.にはお世話になり狂ってるんですけど。
……何ならついこないだ(2月シノ鉄)も来た気がするんですけど。
ここでやると…他のバンドとかはどうかはわからないんですけど、例外なくいつも熱狂するんですよね、私が。
今そんな状態です……
私はめちゃくちゃ汗っかきなんですけど、最近はそこまででもないな?と思っていたら、今日、今までで一番汗がすごいです…(下手側から見てもTシャツの袖が透けてくっついて見えてたので…だいぶ…)
貴様らのせいだからな!!!
…あ、貴様らとか言っちゃいけないのか」
\いいよー!/
シ「いや…なんかでも……そういうことでは……訊くんじゃなかった……ここからはみなさんと呼びます…
我々ヒトリエ、10周年を迎えて、10-NEN-SAIと銘打って、いろいろやっております。
気付けばしれっと2シート目に行き…これからもみなさんのもとにいろいろなお知らせが届くことでしょう。
でもその中でも核にしているのが、このエスケープツアーでして。
自分たちで大きな音を鳴らして、歌って、ライブで共有するそれは僕たちが今まで大切にしてきたものでもあり、ヒトリエの願いでもあります。
10年前に思い描いていたところとは全くかけ離れた場所にいることは自覚しています…
それでも、僕たちは、ヒトリエというバンドと向き合うことをやめなかった。
そして、ここにいる皆さん……いや、『あなた』。あなたと向き合うことも、やめませんでした。
ステージとフロアの、この関係値が強靭なものになっていくよう、これからもこの関係地を更新していきたいと思います」
シ「あなたと僕たち、一緒に強くなっていけたらいいなと、そんな願いのような、祈りのようなものを込めて次の曲をやります」
目眩。この曲のギターとシノダさんの弾き語りから始まり、そこにリズム隊が加わってセッションのようになって、そこからゴリゴリの演奏になるこの始め方とても好き。
1Bメロのところで青く細いスポットが下から上へ差す演出がとても綺麗だった。
サビが白の照明で眩く逆光。
センスレス・ワンダー。珍しくBメロで水色と紫の照明で、センスレス?!ってなった。Aメロはちゃんと(ちゃんと?)赤の照明だった。
2サビ後、フレットスライドの時はベースを上に上げていた記憶があるのだけど、最後のベースかき鳴らしが上に掲げず、そのままの場所で弾いていて、小さなショックを受けた。それだけあの演出が好きだったということ…天井高の問題だと思いたい………
そのまま捌けずにさくらのいつか。
桜色の照明が差し、Aメロで桜色と赤の照明。この曲のコーラスはイガラシだった。
サビがオレンジと桜色?暖色系。
この曲、まだリリックビデオも観られてなく、シノダさんの誕生日絵を描いている時にディスクごとエンドレスリピートしていたので音自体はちゃんと覚えているんだけど、ライブで観て聴くと表情やアウトロの激情でより一層喰らうな、と思った。
あと同時に、ヒトリエというバンドがこれからも4人と3人の曲をずっと できる限りずっと鳴らしてほしいなと思わずにはいられなかった。
本編終了。
アンコール。
3人登場して、
シ「皆様に謝らないといけないことがあります」
と言われ、何?!と思っていたら
シ「先ほど、Selfy charmの映像の解禁を20時とお伝えしましたが、22時の間違いでした…2時間みなさんにデマを伝えてしまいました。深くお詫び申し上げます」
と深々お辞儀をする先生。
それがあまりにも長く深く続くもんなので、
ゆ「アンコールありがとうございまーす!!!」
と空気をぶった斬ってくれるゆーまおさん、あなたの明るさにみんな救われています。
そして隣で拳を挙げるイガラシ。
ゆ「いぇーい!」
と盛り上げようと拳を上に上げる、それにまた乗っかるイガラシ。
ゆーまおさんの「いぇーい!」に合わせ、拳を挙げ、下手から上手のシノダさん付近まで行き、また下手マイク方面に戻ってくる。
頭を上げた先生、
し「さっきイガラシこっちに来てなかった?」
来てました。
シ「ここさ、暑くない?」
ゆ「その話ここで振られると思ってなかった!
暑いから弱気になってない?寒いと平気なの?
前札幌で『熱くなっていけよお前らーーー!!!』みたいなこと言ってなかった?」
シ「…言った…気がする……」
寒いと元気の出るシノダさん。
ゆ「寒いと強気で暑いと弱気なのおかしいよ!大丈夫だって!
年齢も関係ないんだって!さっき若い人たちがーって言ってたけど…」
シ「年齢の話はやめろって!それに、あれは若い人たちがって言うより、若いバンドがって意味だから!」
ゆ「そんなの関係ないんだって!やってこ!!!大丈夫!!!暑くて無理なら途中で『限界が…』って止めるから!!!」
(ちなみにこの辺りの話をしている時、イガラシは下手壁に寄りかかって2人の方を見ていたり、ツアーTの裾を引っ張って伸ばしていた。
今日もよく喋るなぁと思っていたかもしれない)
ゆーまおさんがはけて、
イ「やってこ!!!」
あなたまでそんなこと言う…
イ「シノダさ、メロコア好きじゃん。
メロコアの人って、今の季節も暖房つけずに…(?の空気が流れ言い間違いに気付く)…冷房つけずに練習して、冬も暖房つけて練習するって言うじゃん」
シ「俺らそんな練習はしたことない」
イ「したことないですね…
お前はメロコアじゃない」
とキッパリ言われ
シ「俺はメロコア好きだけど俺自身はメロコアじゃない……いつからそんなことに……」
みたいな自問自答が始まってしまう……
そしてこの辺りでヌルッとまたイガラシがはける。
シ「POLYSICSとかすごいもんな……」
ゆ「いつ観ても熱いよね」
シ「いつでもツナギでライブしてて……」
ゆ「そういう話?!」
シ「佐々木亮介もいつも革ジャン着てるし」
ゆ「確かに」
シ「でもKEBABSでは着てない」
ゆ「弱気にならないで?!」
この辺りですっとマイクから捌けるゆまおさんに入れ替わり、
イ「みなさんにお知らせがあります!」
セルフィーの改めてのお知らせ?と思いきや
イ「多分みんなもう知ってると思うんですけど、新しい機材を導入しました!!!」
ゆ「……え?俺???何で急に???
この人6,7年前にも急に俺の機材を撮影し出したんですよ…
『そんなの誰もわからないでしょ』って言ったら、(イ)『おれが解説する!』って……」
あまりにもドラマーのオタク……
イ「新しい機材はどうですか」
ゆ「え?これみんな違いわかるの???何かこれから馴染んでいくのかなぁっていう…
なんか自分の機材の話するの…恥ずかしいなー…」
シ「いいじゃん」
ゆ「そもそも俺が始めた話じゃないから!!!」
そう、そしてその話を始めた人間は既にマイクから離れている…
ベースを持ったから、もうアンコールやるかな、と思ったら、
イ「今回のツアー、古い曲も新しい曲も色々取り混ぜてやってるんですけど。どうですか?」
フロアから拍手が起こる。
イ「知らない曲があった人は、帰ったら聴いてみてください。
今回のツアー、ベストみたいなセトリでやってるんですけど。
野音どうしようかなって思って…
今のままでもベストなんですけど、みんなの反応とかを参考にして、野音のセトリを考えたいと思います」
今までセトリ考案者のイガラシからセトリについての言及ってされたことなかったから、何かとても新鮮で。しかもそれがツアーだったから余計に。
本編の時も思ったけど、今日とても楽しかったのかなぁ、と。(それが理由じゃないかもそれないけど)
ゲノゲノゲ。
メロの緑と紫の照明は健在だったけど、照明が緑からグラデーションで水色経由して紫っていう変化の仕方がとても好きだったし、サビの「How?シュビドゥビドゥビダ」だけパキッと赤照明一色に変えて強調していたりしていてとてもよかった。
アンコール最後にギターをかき鳴らし、
シ「神戸の皆さん、今日は本当に!ありがとうございました!
まだまだ神戸の人に出会い足りてないと思っているので、これからも沢山来たいと思います!
その時は今日より更に美しい景色を見せて下さい!
我々はそれを万感の思いで受け止めます!
ありがとうございました、ヒトリエでした!!」
から始まるポラリス。シノダさんがギターをかき鳴らし、1人で歌うところから始まり、ドラムとベースが入ってくるところでいつもグッとくる。
Aメロで電球色、Bメロで急にスポットが7色に灯り虹がかかったような希望溢れる感じに。
シ「センキューバイバイ!!!」
とシノダさんが言ったあと、珍しく
イ「ありがとう」
とマイクを通して言ったので、何だろう、表現が難しいけど、きっと本当に心に残る公演だったのかなって思った。いつもは思ってるだろうけど、言わないから……
と、何だか珍しいことづくしで始まって終わった。
この記憶のズタボロさ、本当に何とかしたいし、なんで毎回記憶ないくせ長文になるか教えてほしい(あれこれ書くせい)
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