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240704 ヒトリエ HITORI-ESCAPE TOUR 2024 10-NEN-SAI@鹿児島SRホール


ずっとヒトリエで行ってみたいな、と思っていた、鹿児島。
年始にツアーが発表された時、なんと誕生日が鹿児島のライブで、もうその瞬間に「絶対何がなんでも行く!!!」と心に決めていた。

地元テレビ局の撮影(YouTubeかなんかで使うとか…?)が入っていて、そのおかげで途中までは冷静な視点を保っていた……つもりだったんだけど。
今回、14曲目後半以降、全てがダメになってしまい、よくライブ後にメモをしているものも全てが白紙で、今虚空と思い出し呟きのTwitterから記憶を探している。

いつも以上にニュアンスが甚だしいことを先に記しておく。ご容赦されたし。

写真以下、セトリとネタバレとニュアンスの宝庫。注意。


セトリ

ジャガーノート
3分29秒
Marshall A
深夜0時

ワールズエンド・ダンスホール
Flashback, Francesca

Selfy charm
Loveless

カラノワレモノ
さらってほしいの

オン・ザ・フロントライン
アンチテーゼ・ジャンクガール
ハイゲイン
アンノウン・マザーグース

目眩
センスレス・ワンダー
さくらのいつか

en)
ゲノゲノゲ
ポラリス


時間頃に暗転、登場SEが鳴る。
SRホールは上手側が登場口のため、出てきて即ギターを引っ掴んで前の柵に乗り、フロアを煽るシノダさんが下手側からは綺麗に見えた。

ジャガーノート。初手から手拍子を煽るイガラシ。
サビあたりでフロア側柵にガッと寄っていくシノダさん。
緑青など原色の照明が多め。

シ「10年に比べれば…あまりに、あまりにも短い…あまりにも短いが、それでも必殺の3分29秒…!!」
の口上から始まった3分29秒。
間奏あたりでシノダさん、またフロア柵側に行く。前のめり。
水色とオレンジの照明で爽やかな感じ。3分29秒には珍しい照明。
Marshall A。これ、2番「忌々しい〜」で手拍子を煽るイガラシ、持っていたピックをサッと口で咥え、みんなが手拍子をしてることを確認するとスッと咥えていたピックを手に戻し、弾き直し始めて…ここで私の記憶が一度さよならした。今日はありがとうございました(早)
赤青緑の原色照明でバキバキとした感じ。
深夜0時。水色薄いマゼンタ、黄色はこの曲?
2番あたりでアレンジが入っていてとても好きだった。


シ「鹿児島、2年ぶりですね。
我々、インターネットからやってまいりました、ヒトリエと申します。
今日、最初から飛ばしてる自覚はあるんですよ…あるんだけど…(フロアを見渡し)皆さんはそんな感じには見えないな……
もっと一緒に飛ばしてほしいというか、…並走してほしいと思って……まあ強制はしないんですが……
…曲やるか!!」
急にぶった斬られるMC。やるの?!という顔をしているゆーまおさん。


ワールズエンド・ダンスホール。ミラーボールがキラキラ。
私は本当にこのツアー、この曲に救われていると言っても過言ではない。
サビで水色黄色ピンク。サイバー世界。
イガラシが5弦持ち替えて、Flashback, Francesca。
今回のFlashback, Francesca、冒頭が黄色の照明と青の照明で、星空のようだったんだけど、それ以外の照明が水色と青で海の底みたいな、いつもの水中でふんわり漂うような印象の色合いだった。
2B最後の方でスラップのアレンジはここ最近ずっとお気に入りでやってるね……スラップ大好きなのでありがたや…


マイクのコードを手に巻き付けながら、
シ「2年ぶりに鹿児島来たんですけど。
鹿児島…暑くない…??
こんなもん…??
あ、いつもこんなもん……(フロアの反応を見て)
今日の目標は、外の気温と同じくらい、この会場内を熱くすること……
やっぱりやめよっかな……」
\もっとちょうだい/(みたいなニュアンス)
シ「いやー…そういうのは…やめといた方が…」これ、そのまま、また
シ「曲やります?!」っていきなりぶった斬るもんだから、その時水を飲み終わりかけのゆまおさんが、急いで準備してくれて
シ「あ、ゆーまおの準備がまだだった…もう少し喋る?」
って少し待ってて、用意できた!みたいに急いで準備してくれたゆーまおさんがとてもよかった(表現力の無さ)


Selfy charm。
メロ部分の薄い藤色のような、桜色のような照明が印象的。
コーラスのタイミングで毎回イガラシを指すシノダさん。
Bメロ指差しのあたりで赤と黄色と水色?何か赤系が入っていた印象。
アウトロあたりベースアレンジ入ってた。
Loveless。水色紫の照明が冒頭で、珍し!となった。途中で赤とピンクの照明が挟まって、あぁLovelessだ、っていう謎の安心感。
これも2番あたりで弾き方変えていたり、アウトロ少しアレンジを加えてきていた。
アウトロでギター持ったシノダさん、今日はギターをギュッとしていなかった気がする。
そしてギターを持ち、アウトロを飛び跳ねながら弾いていた。シールド大丈夫かな…といつも思ってしまう。

シ「ちょっと…息を整えさせてもらって…
今から初めてヒトリエで作った曲をやります」
から始まったカラノワレモノ。白目の、明るい照明の印象。
最後サビの叫びが、届けー!!!というような強い意志にも思えた。

シ「この曲とももう10年の付き合いなのか、という曲をやります」
さらってほしいの。黄色の照明と白い照明、途中で山吹色のような色が差す。
どこかでアレンジがあった(どこ)


シ「鹿児島2年ぶりに来たんですけど、その間に変わったことがあって。
何だと思う???今日これ変わってんなって思うことない???」
みたいに訊くもんだから、この日カメラが入っていたこともあり、撮影されてること…?って思ってたら、
シ「実はね、マイクを買ったんですよ」
この時点で、後ろでえ?!という顔をして、その後戸惑うように笑っているゆーまおさん。
ん???と思った。
シ「ルックバックあるじゃん、藤本タツキ先生の。
映画を観て、ルックバックに影響を受けて、何かを変えたい、って思って。
楽器はこのギターがあるし、エフェクターも増やしてるし…って思った時に、そうか、俺歌ってるんだからマイクがあるって思って。
映画観終わってそのまま楽器屋行ってマイクを買いました。
今日がこのマイク初披露です!
そんな最新最先端のヒトリエを今からお届けします!オン・ザ・フロントライン!!!」

から始まるオン・ザ・フロントライン。
今日の照明、青と水色で空の果てを思わせるような照明で。
これも最後サビでベースアレンジ入ってたと思う。
アンチテーゼ・ジャンクガール。冒頭緑青のバキバキ照明、1A緑と白、2B緑と水色の照明。
サビのところ動き大きめ。

ハイゲイン。今回この曲の合いの手?で悉く笑ってしまい、真剣に聴けなくて本当にすまんかった、になってしまった。
サビで白照明、途中メロ赤照明でパキッと。
シンガロングの時に シ「歌えーーー!!!」となるのが良い。
イガラシがニコニコしながら弾いていた。

シ「これはここにいる人間の義務というか……まあお願いではあるんですけど、みんなの声を聞かせてください」
の、シンガロングから始まるアンノウン・マザーグース。今回もピック咥えが発生したけど、ようやくここに関しては、ヒュってならなくなった。想定外では無くなったので。
シ「行くぞ鹿児島ーーー!wowakaに、愛を込めて!!アンノウン・マザーグース!!!」
これ、「wowaka『に』」って聞き間違い…?って最初思っていたけど、かなりの人が「wowakaに」って言っていたと呟いていたので、鹿児島の地だからこそ、だったのかな…
今回、1番も2番もベースの開放弦を弾く時にずーっと天を仰いでいたり、弾かないところでずっとフロアの遠いところをなんだか懐かしいような、少し寂しいようなでも温かいような目で観ているイガラシがいて。
それを観てるだけで涙が出てきて。
天を仰ぐこと自体はよくあるんだけど、開放弦のところが水色の照明でより空を感じたりするのもあって、その対象をいつもよりも強く感じてしまい、もうなんか本当に言葉が見つからないけど、くらってしまった。


シ「こんだけやれば、もう充分だろ、って思うんだけど……
みんなの声をこんだけ借りてるんだから…って思うんだけど
どうしても何か、足りない、足りないって……思ってしまって……
こんなんで満足なんてするような…そんなんじゃなかったですよね???」
ってここから涙声で
シ「今年いろんなことがあって…このバンドだって、終わる可能性もあるわけで。
でもまだ終わらせたくなくて。
まだ足りない、足りないって思いがあるからこそ、ここまで続けてこられたんです」
これを聞いた時に、前日のフジファブリックの休止のニュースを思い出してしまって、こちらもより一層涙が出て止まらなくなった。

シ「一緒に強くなっていきましょう、可能な限りでいいから、という思いだったり願いだったりを込めて次の曲を」
目眩。ここまでのMCで既にべしょべしょになっていて、ステージの方向を向くことが最初はできなかった。
最初の方の、シノダさんの声とギターだけの部分で、シノダさんがしっかりと歌ってるなら私もちゃんとステージを見なきゃ、って奮い立たせてもらった。
サビで眩しい白照明の逆光。最後の方の「思えば思うほど」はうっすらと水色。
最後の叫びが本当に、魂からの叫びのようだった。
センスレス・ワンダー。正直今日の情緒ではセンスレスについて行けなかった、初めて。
サビが白照明、珍しいなと思った。
2番間奏緑と青?照明が赤だけではなかった記憶がある。
間奏部分のスライドもギリギリまでベースを掲げ、アウトロも、天井ギリギリまでベースを掲げて、かき鳴らしをしてくれて、かき鳴らした後もずっと掲げてて、本当にそれだけで私は涙が出てしまった。
神戸高松ではベースを上に掲げなくなってしまっていたから。
さくらのいつか。桜色とオレンジ、サビあたりで水色、山吹色、紫あたりが入り混じり、華やかな色合いになる。
前述のベース掲げを引きずり、既にベソベソだったので永遠にボロボロだった。
コーラスの声が優しい。

本編終了。


アンコール。
登場して、
シ「アンコールありがとうございます!
実は最初の方柵に乗った時に人を踏んじゃって……今まで気を付けていたんだけど……
これから先絶対人は踏みません……」
この話を聞いた後、実はこれがフォロワさんだったことが判明した……

シ「ツアーももうすぐ終わりなんですけど、これからまだまだライブが決まっていて」
と言われた時にヒトリエ、というより、鉄では…?と思ってしまうなど。
シ「鹿児島、次は2年も間開けずに来ます。
…というか、個人でなんですけど、シノ鉄で来るので…」
(一旦公式発表が出るまでは日程伏せときます)
イ「頑張れー!」
となぜか急にマイクに寄っていき応援コメントを送るイガラシ。

ゆ「アンコールありがとうございまーす!
ありがとうーーー!!
センキューーー!!!」
徐々にテンションが上がるゆーまおさん。良い。

ゆ「シノ鉄さんがさぁ」
シ「鉄じゃないから!」
ゆ「シノダさん」
シ「敬称はつけるんだ?!」
みたいに言われた後にぽそっと
ゆ「シノダ先生」
って呼んでたのはあまりにも面白かった。
この辺り?
イ「シノ鉄さんは…」
シ「今、鉄じゃないから。まあ厳密にはどちらも俺なんだけど」
イ「シノダ鉄さん?」
シ「…なんか鉄な気がしてきた……」
丸め込まれないで……と思ってしまった。

ゆ「マイク買ったって言ってたじゃん?あれ俺知らなかったから、フロアのみんなと一緒のタイミングで知って、
『え?!そうだったの?!』って思ってた。
イガラシには言ってたのかもしれないけど…
確かになんかマイク持ち込みしてるなーとは思ってたけど」
シ「あ、俺PAさんにしか言ってないわ…」
みたいに言ってて、
めちゃくちゃオン・ザ・フロントライン前の、ゆーまおさんの、「え?!」みたいな戸惑い笑いの表情の意味がわかって爆笑した。

ゆ「また機材の話と暑さの話してる!
いつもその話するよね?!
暑さに負けるな!暑さに打ち勝て!!!
俺なんてイガラシに言われてから機材紹介したけど、この人いつも機材買ったら紹介するんですよ!
前もギター買った時紹介してなかった??」
シ「全国で紹介してました」
紹介してた、何ならピックアップがハムバッカーの話もしてた。
シ「だって機材の話って話題になるじゃん、それだけでネタになるというか…」
とおっしゃってたので、機材買ったらその話はすぐ共有されそう。

ゆーまおさんがどいて、しばらく間があって。イガラシの方を2人が見たけど、動かず。
やや間があってから、
イ「アンコールありがとうございます!
おれたち10周年で色々やってるんですけど、キャパルボも25周年ということで!おめでとうございます!!
限定のクラフトビールがあるらしいので、終わったら早く飲みたいです」
シ「そんなのあるの知らなかった、誰かに聞いた?」
イ「何か珍しいビールが置いてあるなって。1本1000円だそうです」
終演後のお写真でみんなで飲んでた様子がアップされてて、ニコニコした。


シ「アンコールやりますか!…やる?!やるかー」
みたいにゆるゆると始まるアンコール。
ゲノゲノゲ。サビが水色と紫という、ゲノゲノゲ?!どうした?!という組み合わせ。サビでゆらゆら暴れるイガラシ。

シ「かっこよかったですか?
アンタの作ったバンドはかっこよかったですか?!
また来るから待っててくれよ!!!」
みたいなことを言い放つシノダさん。
いつもなら「次来た時に、もっと綺麗な景色を見せてください、万感の思いでそれを受け止めます」と言うところ。
最初はかっこよかったですか?がフロアに対する問いかけだと思ってた。
でも違った、ここにいるであろう、リーダーに言ってるって分かった瞬間涙が止まらなくなった。
ポラリス。冒頭オレンジ照明、それしか覚えてない。なんで逆にそれは覚えてるのか。上を向けなかったから、ステージの床面に映るオレンジの照明を見ていたから。
サビがカラフルだったような記憶はある。


今回喰らいすぎて何も 本当に何も覚えてなくて、多分ほとんど何もかもがニュアンスでしかないと思ってる。
でもここに書き残しておかないと、この今の気持ちは、記憶はどこかに置いておかないといけない気がしたから、無理やり搾りかすをさらに搾って形にした感じの文章になってしまった。
後で読んだら支離滅裂な文章に見えそう。
誕生日にすごいものを食らってしまったな、と思った。
濃い一年になりそう。


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