240124 ヒトリエ HITORI-ESCAPE 2024 〜10-NEN-SAI〜 DAY2:青@恵比寿LIQUIDROOM
10周年本祭2日目だーーー2日連続でLIQUIDROOMだーーー!!!
今日はイガラシの返しのスピーカーどまん前で、ハラキリ圧縮に遭う覚悟で挑んだ。そのため(そのせいなのか?元からか?)記憶がない。本当にない。ビックリするくらいない。
とりあえず消し炭の中から拾い集めたのがここ以降の文章となる。写真以下、セトリバレ、ネタバレ注意。
セトリ
センスレス・ワンダー
darasta
curved edge
ゲノゲノゲ
風、花
SLEEPWALK
新曲(初出、イガラシ作曲)
カラノワレモノ
るらるら
フユノ
LACK
ジャガーノート
3分29秒
ハイゲイン
青
アンノウン・マザーグース
ローリンガール
en)
ステレオジュブナイル
客入れの照明が青だということに相互さんのツイートで気付く。
やっぱり昨日の赤い客電も狙ってのことか。
昨日と同じSEが鳴り、メンバー登場。
背景が青照明、そして白点滅。
昨日てっきり、後ろの幕は元から赤めの色合いだから照明は点けてないと思ってたけど、あれも赤照明点いていたのかな…?
シノダさん、白地にオレンジと水色(?)が斜めにグラデーションになってるTシャツ、イガラシはオーバーサイズ襟付き黒のボタン大きめシャツワンピみたいなロングシャツ、ゆーまおさんオレンジ襟付きシャツ。
1曲目、不穏なイントロ音を鳴らされ、一気に詰まる。
センスレス・ワンダー。
実を言うと1ブロック目、最前柵で圧縮され、何ならセンスレスは腕を挙げるだけでも息絶え絶えレベルだったので本当に記憶がない。演者の動きも追ってはいたけど、しっかりと記憶に残るまでは観れてない。
照明は赤青、メロあたりで白照明も。
今日もかき鳴らしてた。それは観た。
darasta。これは…!1日目、赤はセンスレスとさらってほしいのの組み合わせだったけど、ここでdarasta!
残暑見舞いに参加できなくて観れず、涙を飲んだdarasta。聴けたーーー!という喜び。
白照明からサビで電球色照明。色合いはシンプルな照明。
curved edge。去年のツアーで外れていたcurved、ここで入ってくるんだ!
赤青照明、妖艶。(色しか覚えてない)
ゲノゲノゲ。安定のメロで緑紫照明。去年のエスケープツアーではセトリ入りしてなかったので、何だか久しぶりに聴いた感。
途中ベースソロで赤照明。
5曲目、風、花。紫と白?クリーム色?ぽい照明がAメロ、Bメロでオレンジ照明。サビで水色照明。
スラップ健在、ゴリゴリに近くで観られるの嬉しい(この辺りから慣れたのか少しずつステージを観る余裕が生まれる)
MC前にギターを置くシノダさん。次はハンドマイク曲か?
イガラシが黒の5弦持ち替え。
シ「10-NEN-SAI DAY2:青、恵比寿LIQUIDROOMにお越しの皆さん、我々インターネットからやってまいりましたヒトリエです。よろしくお願いします。
我々10周年を迎えました!!!
……10周年!10周年!!!」
1日目と同じ煽りをし始めるシノダさん。
\10周年!/\10周年!/
だんだんボリュームが上がる。
シノダさんが煽る声を少しずつ小さくしていく
「10周年 10周年……(小声)」
((10周年))(10周年……)
つられて小声になるフロア。
静寂が…と思いきや。
\10周年!!!/の猛者が…苦笑
シ「おい誰が言っていいと言った?!覚えてろよ?!」
ハンドマイクで始まるSLEEPWALK。
サビで青照明、途中で挟まるオレンジの照明が朝焼けのよう。
ラスサビ前で下手側にやって来て、イガラシの左肩に腕を乗せ、そのまま歌うシノダさん。とても良い。
シ「えー…2024年………(ここで言い淀む)なんて言えばいいんだ……平たく言えば、全くの新曲をやります」
全くの新曲とは という顔をしてしまった。エスケープツアーでやった曲以外にもあるのか。
まあ、みんなが思ってるより曲は作ってるんで!って言ってたらしいからな…
新曲はシノダさんのハンドマイク曲で、5弦ベース曲。そしてイガラシコーラス曲。
歌詞チャレンジもメロディチャレンジも失敗して何一つ覚えていない。
とりあえずシノダさんが初手から手拍子を煽っていた。
サビが薄いマゼンダと電球色照明。明るめのイメージ。
ここでイガラシベース変更。いつもの4弦。
シ「全くの新曲をやりました。新曲、誰が作ったと思う?」とフロアに問いかける。
\ゆーまおさん!/\イガラシさん!/\シノダさん/
訊いたものの、
シ「教えない!」
\えー/
シ「次は我々の最古の曲をやります」
そう言って始まったのはカラノワレモノ。最新から対比するように、はじまりの曲を鳴らす3人。
2Aメロ鳴らさないあたり、ベースを横にすんっと避けてセンター寄りに出て来て、会場全体を見渡すイガラシ。紫っぽい照明が映える。
サビで青と白の照明。そして緑のレーザー光がベールのように上部で面を作る。
ライブではお決まりのギターセッションを鳴らし始まる、るらるら。ここ最近、メロや間奏で赤と青のバッキリした色合いの照明がつくことが多くなったな…
セッションのところ、ごりっごりにセンターに出てくるフロント2人。
ここでイガラシ、スティングレイ持ち替え、そして同期音が流れて始まったのはフユノ。
フユノ、いつ聴いたっけ…と思い探してたら2018年7月大阪nexUsのandrop対バンの時だった…5年半前……
リーダーの鍵盤の音が恋しいな、と思いながら。
サビの上が白色照明、下が青色照明なの、寒々しい冬の情景みたいな色合いでとてもよかった。
ラスサビ、「言いたいの 行かないで〜今もまだ」あたりでシノダさんだけに後ろから雪の結晶のように放射状にスポットが当たる演出があまりに儚げで美しかった。
シノダさんがテレキャスデラックスに持ち替えて、
シ「これは私が去年ローンで買った、テレキャスターデラックスです。ピックアップをハムバッカー(有識者の方に教えていただいた、ノイズに強くパワフルな音になるそう)にしているので、攻撃的な音が出ます。ここからは攻撃的な曲をやります。…くれぐれもご自愛ください」
って言って始まったのがLACK。
LACK?!って思った。
Coyote Howlingツアーぶりで、何ならそもそもタイトルが「欠け、欠乏」という意味合いを持ってて。
冒頭から明らかに足りない音、そしてギター同士の掛け合いだった間奏が、ギターとベースになってて「ああ そうか」って思ったら涙が止まらなくなった。
「歪」「欠けた」「未完成」歌詞の言葉たちがものすごく刺さった。
レーザー光の照明が特徴的で、白、赤、水色など色変えをしながら、上下移動していた。
途中で赤、ピンク、緑、紫?がパッパッパって順番に点灯してる中にレーザーが差してるのすごくカッコよかった。
シ「今年初の悪意ある曲を」
と言って始まったジャガーノート。
返しに乗っかり手拍子をするよう煽るイガラシ。そういえば昨日返しに乗るの多くなかった??3回くらいは乗ってた。
センター前に出てゴリゴリに弾き倒すスラップ、本当にかっこいいよな……
赤照明が印象的。
ここでイガラシいつもの4弦に持ち替え。
前ツアーでよく聴いた、ギターセッションが流れて来て、その瞬間に笑ってしまったんだけど、
シ「10年よりはあまりにも短く、貴様らを貫くには圧倒的な力を持った…3分29秒…(相互様口上教えてくださりありがとうございました)」
笑う曲じゃないのに、最近この口上のせいで、冒頭笑ってしまうんだが…?!
3分29秒。赤の照明。2Aメロ後のセッション、センターでゴリゴリにやり合う2人。
この辺りかジャガーノートで背中合わせになってなかった?
そして、久しく聴いていなかった、疾走感のあるセッションからのハイゲイン。
シ「ワチャーーー!!!(個人的にはwatch outって言ってると…思ってる…)」が聴けて、テンション高めだなぁ、と思うなど。
後で気付いたが、ハイゲイン、声出し解禁された昨年ルムシツアーでも、エスケープツアーでもセトリ入りしていなかったため、声出し後ワンマンでは初披露になったようで(コロナ禍の曲のため)
大合唱のフロアを観て、曲の後に喋ろうとするも感極まり目が潤んでしまったシノダさん。
シ「今までやってきて、今日初めてハイゲインが完成した気がする……」
という言葉を聴き、こちらももらい泣きしてしまった。
少しの涙声を含ませながら、
シ「我々ヒトリエ、10周年を迎えました。その間には、リーダーがいなくなって。
追悼式で、みんなを見て、せっかくだから、リーダーの曲をシェアしていく場があったほうがいいなって思って。
それが続ける理由になって、そこから5年経ちました。
今日やったセンスレス・ワンダーっていう曲は、俺がギターリフを書いたんだけど。俺が歌うことになって、乗っ取ったみたいになって、それが後ろめたいというか…そんな気持ちにもなったけど、シングルで出せるくらいには腹を括ることができました。
10年経ったわけなんだけど。短いとかあっという間って思ったことなくて。
気付いたら10年だったというか。
俺たちヒトリエの4人と、今日ここにいる人たちと、今日来れなかった奴らと、どこかで一瞬でも俺たちの音楽に少しでも関わってくれた人たち、みんなでの10年だと思っています」
これを話している時のシノダさんは、若干涙声だった。
だから、MCの内容も相まって、より一層聞いてる私も泣いてしまった。
シ「リーダーの曲をやります」
青。この曲こそタイトル的に今日のためにあるような曲。
前述のMCのまま青だったので、そのまま涙が止まらなかった。
青の照明、力強くも儚いフレーズ、本当に沁みた。
そしてそこからアンノウン・マザーグースへ。
C&Rが最初からフロアからも力強く聞こえ、シノダさんはセンターに来て一緒に歌い、上手端の方に行って一緒に歌ってた。
イガラシはフロアを見渡してた。
シ「wowakaより愛を込めて、アンノウン・マザーグース」
アンノウンのレーザーの使い方が最高に最高で。青と紫のベールみたいなレーザー(あれレーザーと呼んでいいの?)が上部に漂っていたり、赤や白のレーザー光が差したり、とても綺麗だった。
レーザーのある会場、いいな。
そしてシノダさん、自分がギターを弾かないところ、マイクを手に持ち、ハンドマイクにして、センターに歌いに来ていた。
アンノウンって、終わり際の儚さあるよな…と青からの流れでより一層思ってしまった。
シ「次で最後の曲です!ありがとうございました、ヒトリエでした!」
ローリンガール。たまにこれの初手のセッションがセンスレスに似てる時ないです?ないですか…
今回私は若干勘違いして、センスレスで始めセンスレスで締めるのかと思ってしまった(そんなことになったら記憶が消し炭)(ただでさえ消し炭)
ギターの音ですぐ、「あ、ローリンガールだ」と思ったけど。
赤照明、サビで赤と白。サビでイガラシが歌いながらゴリゴリに前に出て来た。
本編終了。
アンコール。昨日と同じく、シノダさんロンT、リズム隊Tシャツ。
タオルを広げるシノダさん。私もやっと!仲間に入れる!(買えた)
\今日は買えたよーーー!!!/って言ってる人の気持ち、めっちゃ同意だった。
シ「今日は違うタオルを挙げてても許す!」
心の広いシノダさん。
シ「10-NEN-SAIは今日で終わりじゃありません、始まりです」って言われた時はツアーのことかな?って思ってた(フラグ)
シ「私事ですが、私は日記を書いてるんですけど。ここにいる人数と、いいねの数が合わないんです。みんないいねしてる?」
\してるー!/
シ「元からしてる奴はいいんだよ、問題はしてない奴なんだよ…ここにいる奴全員、私の日記にいいねしてください」
しました!!!
シ「昨日と全然違う曲ばっかだったな…こんなに違う曲やったのって初めてじゃない?」
ゆ「多分初めてかなー…俺セトリ見てビックリしたもん、え、全然曲違うじゃん!!って…まあでも…大変だけど…やるけど……」
みたいに言及してらして、ゆーまおさん何も思ってないんかな、と思ってたらやっぱりそこそこ大変だったようで、しれっとセトリ書いてるイガラシだけが戦犯な気がしてきた。笑
シ「10年。どうだった?」
ゆーまおさんに訊くシノダさん。
マイクの前に立ち、
ゆ「イェーイ!」\イェーイ!/
ゆ「やったーーー!」\やったー!/
ゆ「やったーーー!」\やったー!/
ゆ「10年だーーー!」\10年だー!/
急に始まるC&R。
このあたりまではC&R成り立ってたけど
ゆ「俺がゆーまおだー!」にはレスポンス返しにくすぎて笑った。
ゆ「…あなた(シノダさん)と被らないように考えないといけないから…お互い譲り合おうね…」
シ「何か、途中からバカみたいじゃなかった?笑 途中はっぱ隊みたいになってたし…」
ゆ「脊髄反射で言ってるから…」
シ「で、感想は?」
ゆ「えー、特にないんだよな…なんか昨日も言ったけど、スルッと(手で山を越えるようなジェスチャー)10年経ってたから。
…以上です!」
イ「ゆーまおのC&Rがとても良くて感動した。曲一曲分の価値があった。
明るいメンバーがいてよかった」
に対し、
ゆ「明るくない、調子がいいだけ(オフマイク)」
と言うゆーまおさん。
シ「全くの新曲もやったし……新曲誰が作ったと思う?(再び)」
でフロアが次々メンバーの名前を答える中
ゆ「イガラシです!」
シ「答えちゃうんだ?!」
私もそれは思った、内緒にしとくかと…
ゆ「何かさっきもあんまりシノダの名前出てなくて、俺かイガラシが多めだったから……
曲がオシャレな感じだから?」
シ「えっ俺が作った曲オシャレじゃないってこと?!」
シノダさんへ undoという素敵な曲があるじゃん……
イガラシの方を見て
シ「何かオシャレな佇まいしてる……立ち方も…」
フロアから
\オシャレー!/\かっこいいー!/\可愛いーー!/
って言われて照れているような雰囲気も出しつつ、満更でもなさそうなイガラシとても良かった。
シ「10周年。どうなの、オシャレなお兄さん」
イ「10年経っても変わらないことがあります」
めっちゃいい話くるのか?!と思ったら
イ「3人座れるソファーがあって、この辺に机があって、2つ椅子があって。シノダはソファー3人分使うんです」
何の話?と思ったのは私だけじゃないと思う。
イ「普通に考えたらどこか空けるじゃないですか。でも、2人分にリュックを置いたり、ギターを置いて弦の張り替えをしたりして全部使ってて。今までそうで。
で、去年、リキッドに来た時、『俺、ソファー使いすぎてる…?』って気付いたんです!
9年目で!」
ゆ「9年目で、気付くんだ?!」
イ「9年目で気付いたじゃないですか、で、昨日見たら、全部使ってました」
ゆ「俺今日『それどけて!』って言ったけどね苦笑」
シ「確かに、全部使ってるわ…使ってるなーとは思ってたけど……」
ゆ「でも9年目で気付いてたじゃん」
シ「日々成長、日々精進…日々感謝……ウッ(しょんぼり顔)
それらの言葉から逃げ出したくてロックバンドを始めました…笑」
逃げないで!!!笑
シ「そろそろアンコールやる?やろう。
皆様にヒトリエより愛を込めて、ステレオジュブナイル!」
サビ白照明、メロが緑と黄色照明、間奏部分が緑赤青のカラフルな照明。
イガラシもシノダさんもセンターによく出て来て楽しそうに弾いてて。
最後の最後の一音の前に、レーザー光が走る演出。
ざわめくフロア。
そして書かれる「9/15 日比谷野音 ヒトリエワンマン開催決定」の文字。
ちなみに、メンバーは文字が見やすいように、屈んでくれていた。
シ「皆さん日比谷でお会いしましょう!!!」
最後の最後に返しに乗るフロント2人。
「10-NEN-SAIはこれで終わりではなく始まり」、次ツアーあるしなあって思ってたら特大も特大の発表をしていった…
正直次は音源がなんか来ると思ってたから……
この2daysで、自分が、自分で思っているよりもヒトリエが、4人のことが、彼らの音楽が、めちゃくちゃに好きなんだなって、この数年でどんどん更に好きになってるんだなって、身をもって実感した。
野音、改修前に行けそうでとても嬉しい。屋外でヒトリエの音がワンマンで聴けるの、とても楽しみ。
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