【ゲーム感想記事 20】御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~【ネタバレあり】

久しぶりのゲーム感想記事でござい。

今回はグッド・フィールが製作したゲームです。……前回のプリンセスピーチに続いて二連続だ。これは偶然です。
ジャンルは3Dアクションで、対象は子供向けっぽい。ちょうどコロコロでも連載しているそうなので。

出来は良くも悪くもグッド・フィール。安定した完成度です。都道府県を舞台にしたステージの数々は個性的で、日本らしさを感じるステージも多くなかなか楽しませてもらいました。
基本アクションもジャンプ、ダッシュ、攻撃、ガードとどれもワンボタンでできて無理なく遊べます。
変化によるバリエーションも個性的で強力。
一部のステージではレースやシューティングが始まりなかなか飽きさせない工夫がされております。
どのステージにも薀蓄やお土産、隠れタヌキと言った寄り道要素があり周回プレイにも向いている。

……と、ここまではいいのですが。安定しているのですが爆発的な面白さは欠けているなあというのが正直な感想。
変化が割と序盤で全部そろってしまうのと、雑魚敵やギミック自体はそこまでバリエーション豊富という訳ではないので後半は割と作業的にこなしてしまっておりました。
分福の操作感が鈍重なのもちょっとつらかった。

まとめると、だいたいの要素が「あと一歩!」と感じることが多かったですが及第点以上の出来ではありました。良作です。

あくまで子供向けの難易度だなあと。逆に子供の頃遊んでいたら思い出のゲームになっていたかもしれないポテンシャルは秘めていると感じました。童心に帰りたい人にはオススメの作品です。良作ですよ~。

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