Splunk取り込みアクション:特定の条件でSplunkへのログを取り込まないようにする
Splunkのログ量が多く、契約ログ量を超過してしまったり、ログ量を減らしたいという方は多いのではないでしょうか。
Splunkの「取り込みアクション(Ingest Actions)」を使用し、特定の条件でSplunk側でログをドロップさせる方法を紹介します。
▼取り込みアクションとは
Splunkのver9.0以上に搭載された機能で、ログを取り込む際に以下のような処理を行うことが可能です。
①特定の文字列をマスキングする
②特定の条件でログを取り込まない
③特定の条件で別のindexに保存する
④S3へルーティングする
参考)Splunk公式ドキュメント
Using ingest actions in Splunk Enterprise - Splunk Lantern
今回はその中の「②特定の条件でログを取り込まない」を設定してみます。
▼設定例
①Splunkの管理画面->設定->取り込みアクション
②Rulesetsのタブをクリックし、「New Ruleset」をクリック
③ルールセット編集画面にて、ルール名設定及びログ削減とするイベントのソースタイプを選択
④ルールセット編集画面で「規則の追加」->「Filter using Regular Expression」を選択
⑤ルール設定でドロップするログの条件を設定。その後画面右上の「保存」を押すと設定完了。
※今回はログの中に「cart」という文字列が入っていたらドロップするように設定
「適用」ボタンを押すとどのログが取り込まない対象か赤で表示される
以上となります。
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