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東京ヴェルディvs町田ゼルビア

こんにちは。晴れてJリーグも再開です。 ヴェルディは守備時442、攻撃時343の形でセットします。攻撃でいうと、相手2トップの脇、間、背後でうまく2人のボランチが顔を出します。それにより、3+2が相手の2トップの脇なり背後なりで前を向いて、ライン間、大外、裏にパスを狙えるシーンを作ろうとしていました。立ち位置も悪くないし、狙いもはっきりしてましたが、まだまだ不完全でしたね。後ろの3+2のパス交換の最中、ボールホルダーが前を向く、運ぶ、縦パスを出す構えを見せる、という姿勢が足

    • マンチェスターシティvsアーセナル 前半

      ベジェリンいい選手ですね。ベストは尽くしたと思うから、ダビドルイスをあんまり責めないでほしい。 こんにちは。正しいことに近づくために、正しくないかもとは思いつつも、恐れずに書きます。とりあえず前半まで。 両チームの配置は以下の通り。早々にジャカが負傷でセバージョス投入、20分くらいにマリが負傷でダビドルイス投入。どちらも当該ポジションにそのまま入りました。 双方のやり方を確認します。初めに、シティがボールを保持している状況から。シティはセットは4-1-4-1のポジション

      • ポカール準決勝バイエルンvsフランクフルト

         普段この2チームを追いかけているわけではないんですが、自分なりの試合の分析、そして感想を書いていこうと思います。サッカーはそんなに単純化して語れるものではないことは重々承知しているつもりですが、何かを語るためには一定の枠組みにはめざるを得ませんし、何よりすごく楽しい作業ですので。  それでは参ります。まずは前半から。主に、というかほとんど全てが、バイエルンのボールポゼッション局面でした。両チームの配置は、概ね以下の感じです。一方のフランクフルトは、5-3-2の守備陣形で相

        • ドルトムントvsシャルケの感想です

           こんにちは。普段はDAZN派なので、ブンデスリーガはあまり見られていません。ところが今回、なんとスカパーオンデマンドで無料で見られるということで、どちらのチームにも詳しくないけど見てみました。スカパー様ありがとう。  まずはお互いの形から。ドルトムントは攻守に3-4-3、シャルケは守備時は3-4-3、攻撃時は4-1-5って感じでしょうか。シャルケの攻撃時は3-1-4-2かな、とも思ったんですが、アリは基本外だったので、4-1-5っぽかったです。後半の話は一旦置いて、前半は

        • 東京ヴェルディvs町田ゼルビア

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        • ポカール準決勝バイエルンvsフランクフルト

        • ドルトムントvsシャルケの感想です

          DFラインを上げる、下げる

           DFラインが高い、低い、上げる、下げるといったことについて考えてみます。  結論から言えば、ボールにプレスがかかっている場合なら、ラインを上げる。ボールがオープンなら、ラインを下げるというところに尽きると考えています。この2つの原則は、条件と結論を入れ替えていうことも可能です。ラインを上げるなら、プレスに行く。ラインを下げるなら、むやみにボールには食いつかない。早い話、プレスとライン上げはセット、前線の後退とライン下げはセットになってこそ、初めて意味あるものになるというこ

          DFラインを上げる、下げる

          ボール保持の際の効率の良い配置 対4-4-2

          ボールを保持する方法、すなわちどうすれば相手のプレスをかわし、相手のブロックを崩すことができるのか、ということについて書きます。技術などミクロな部分にはとりあえず立ち入らず、主にチームという単位での配置について述べていきます。つまり観戦者向けということになると思います。 結論から述べると、ボール保持における最も効率の良い配置は、2-3-5であると考えます。無邪気にも早速大きく出たわけですが、こう考える理由を一応これから並べていきます。ちなみにここでいうところの2-3-5とい

          ボール保持の際の効率の良い配置 対4-4-2