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みんなの学校を広めるために


映画「みんなの学校」をご覧になったことがありますか?

http://minna-movie.jp/

公開から5年あまり。

この映画に心を揺さぶられ、日本の閉塞した教育に希望を見出し動き出した人が今、全国にたくさんいます。

そんな人達をつなぐことが出来たら、きっとみんなが安心できる居場所が当たり前の教育が実現させられるのでは?

そんな思いで2017年に大阪で始まったのが「みんなの学校」全国大会です。

そこからまもなく4年。

教育の進化は確実に広がっています。

このnoteは、全国各地でみんなの学校を広げようと奮闘する人たちに光を当てることで、みんなの学校の実現を加速させていきたいと閃きました。

現在全国隅々までリアルな変化はまだ届いていませんが、各地の学校で、地域で、特別支援の現場で、家庭で、大人から子どもたちまで沢山の人が今、日本の教育を本来あるべき形に変えようと頑張っています。

みんなの学校が目指す理想の教育は、子どもが主語になる教育。

学校での経験を通じて、社会に出た時に、自分らしさを発揮して幸せに生きることができる子どもを育てる教育。

自律、尊重を深く理解し、健全な民主主義社会をつくる個人として、また地球市民としての意識を育むことができる教育です。

それを広げようとする最前線では、過去や常識との葛藤が必ず起こります。自分自身とも深く深く向き合うことも必要になります。完璧な自分になろうとしたり、他者からの評価や正解を探し求める代わりに、自分の内側に自分の答えを見つけるように視点を変換することも必要になります。そしてたくさんの喜びも幸せもあれば、葛藤も苦悩も挫折もあり、すべてが人生の学びとなっていきます。

そんな学びをみんなと分かち合うために語り、そして伝えたら、もっと多くの新たな学びと知恵へと繋がります。

今月は、人類史上はじめてのコロナウィルスが世界を席巻したことで、日本でも歴史上はじめて学校が一斉に強制的に休みになるという奇妙な時間が過ぎています。

そのために必要以上の苦労を背負わされた人もたくさんいます。

指針が決まらずすべてが流動的になる中、業務をこなすために翻弄され奔走された方もたくさんいます。

しかしこの当たり前が一気に止まるという事態に、何が本当に大切なのかを考えさせらた人が全国の教育現場にたくさん生まれたことは不幸中の幸いでした。

そんな稀有な時代をみなさんと超えて、日本の教育の未来に幸せをもたらすために、しれっと拡散委員会はこれから、変革を舵取りする実践者のみなさんにインタビューをしていきます。

記者でもジャーナリストでもありませんので、拙い文章になります。

それでもそんなインタビューたちが、一人でも多くの方の心に希望と勇気をお届けできることを願って進めていきます。

最初のインタビューは、映画の舞台となった大阪市立大空小学校の2代目校長だった市場達朗先生(現 南港桜小学校校長)を予定しています。

ぜひ楽しみにしていてください。

しれっとみんなの学校が、みんなの街、みんなの社会、みんなの国、みんなの世界となることを思い描きながら…


「みんなの学校」全国しれっと拡散委員会 野田よりこ

*しれっと=何事もなかったように、平気をよそおう様





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