見出し画像

システムエンジニアは忙しいか??ヒマか??【最終話】

システムエンジニアは忙しいか??ヒマか??もついに最終話です。

転々して4社目。

こんどはIT専門の会社ではなく、とある部品メーカーの情報システム部門です。

第二話でメーカー系のシステム開発専門孫会社のメンバーに
加わったお話をさせていただきました。
このメーカーは組み込みソフトと呼ばれる、例えば機械を動かすための
プログラムを必要としていたのでそれなりにITは活用していました。

それまで、何らかの形でITを活用している会社ばかりだったのですが、
4社目は製品に全くITを使わない部品メーカーです。

そこの情報システム部門は、社内では
当然ネット系企業のように花形の仕事では
ありませんし、完全に人事や総務と
同じような立ち位置になります。

完全に縁の下の力持ち。

お客さんも外部顧客ではなく社員になるので
何か新しいIT技術を取り入れる必要はなく、
実績ある、安定したIT技術を取り入れてスタッフが
ITを使ってなるべく気持よく働ける環境をつくるのが
メインのテーマになってきます。

気持よく働ける環境の構築も2000年頃に
比べると実現が非常に容易になってきていますね。

当時はメールするにも自社メールサーバを立てたりと
それなりに技術や知識、そしてお金が必要でした。

いまはクラウド化も進み、Googleの「google apps」や
マイクロソフトの「office365」のようにメールも含めていろんな
機能がクラウド化されたサービスがあります。

お金を払えばちょっとした設定でそれらのサービスが使えます。

SOHOなんかだと上記サービスは
リーズナブルでいいと思いますよ!!

いまはメールやファイルサーバなど、サーバ関連のサービスは
クラウドにて購入できるようになりました。

「社内情報システムエンジニア」なんて言われる、
社内向けシステムの運用を行うシステムエンジニアの
仕事の負担は10年前に比べるとガクンと減っていますね。

もちろんスピードは求められるので新規システム開発時などは
やっぱり忙しいですが、
IT技術を製品に使わないメーカーの社内情報システムエンジニアは
「基本的なインフラ整備」が主な仕事なのでふだんは
しっかりスケジュール調整しながら出来るぶん
比較的落ち着いて仕事が出来ます。

残業もいままでいた職場の中では一番少なくなりました。

そのぶん、プライベートで空き時間が増え、将来に向けた投資として
note書いたり英語勉強したり出来るようになりました。

いまわたしが担当している社内情報システムエンジニアという
仕事は今後いらなくなると思っています。

メールサービスやファイルサーバ、果ては営業支援システムや
会計システムもクラウド化されているので
「申し込んで利用開始」するだけなら
総務のひとだけで完結しちゃいます。

たいへんなのは、そのツールを社内スタッフに
使ってもらうことなのですが、それはプログラミングとは
関係ない分野なのでやるのは誰でもいいんですよね。
社内情報システムエンジニアの仕事がなくなったときに
慌ててまたネット系企業に戻ると、せっかく脱した離婚危機が
再燃しそうなのでw、新しいメシの種を探さなきゃいけませんww

会社レベルだとなかなか新しいことは出来ないけど
個人レベルならすぐ新しい種を探せるのがいいですね。

noteとかで自分のメディアを持って、Iターンして
地方でなにか新しいことやってみようかな??、

ITを取り巻く環境はどんどん個人がビジネスし易い環境に
変わってきているので、これからはじぶんのビジネスを
持つように変化していくことで
将来楽しくワクワクして暮らせると思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました!!

今回はじめてシリーズで書いてみました。
その間に感じたことも書けたら書きますね。
(積ん読ならぬ積んネタがたまっていく・・・)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?