大事な日に寝込んだ話

1ヶ月前に例の人と久しぶりに会う約束を交わし、それまでの間はそれをモチベーションに頑張ろうと思っていた。

連絡途絶えて生死すら不明になったこともあったけども、私がちょいちょい投稿するインスタストーリー(オタクの話)に閲覧履歴が残っているため、それで生きてることは確認していた。だからといって、何かしらレスポンスはしろ。結構怒ってるんだからな。

前々日に久しぶりに声を聞くことができたんだけど、正直「それどんなテンション?」って感じのテンションでずっといた。休んでくれって思いました。もしくは転職してくれ。

で、前日に私は喉の痛みを覚え、帰りの電車内ではくしゃみが止まらなすぎて割とずっと鼻をかんでいた。これは100%風邪をひいたと思ったので、母に生姜効きまくりの卵スープを作ってもらい、それを飲んで寝た。

生姜効きまくりのはずなのに、寒気がひどくて真冬の時と同じ量の布団をかぶって寝た。

彼に会う、当日の明け方、私は両足ふくらはぎの痛みで目が覚めた。鈍痛というか、ジンジンする地味な痛み。フラッフラになりながら保冷枕を取りに行き、足に敷いて寝た。

そしてその2時間後、今度は異様な顔の熱さに目が覚めた。熱を測って驚愕した、38.6℃。完全にやってしまった、そう思った。

彼との約束は本当の本当に楽しみだったので、起きる時間に本来セットしていた時間まで3時間ほど猶予があり、解熱剤を飲んで対策するか?など考えた。

だがしかし、私に襲いかかったあらゆる症状がインフルエンザと何ら遜色がないことを知っていた。仮にインフルエンザだったとしたら、解熱剤を飲むのはだいぶヤバイ。

悩んで悩んで判断したのは、解熱剤は飲まず朝一の病院へ駆け込み、診察結果で判断するという、今思うと冷静さが死にまくっている判断だった。

結果としては駆け込んだときにインフルエンザの検査をしたところで判断はできないという結果で、解熱剤込み込みでいろんな薬が処方され終わった。いや結局、解熱剤もらえるんかい。

前々日に彼からめちゃくちゃ面白い話をされていた私はそれに対抗する形で「インフルエンザかもしれない」とだけ告げ、笑いのバトルを繰り広げたのだった。

そして、単純に約束は延期になったわけだ。

この日に私はいろいろ笑えないことからうけることまで、打ち明けるつもりでもいたので、それが延期になって、今とても辛いというか、生き地獄を味わっている。

来月こそリベンジになると思うので、それまでにふた回りくらい、立派な大人になっていたいと思う。

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