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真瀬川河口

昨日の三十釜渓谷つながりで、真瀬川河口を紹介します。

三十釜渓谷は真瀬川の一部にあると書きました。三十釜から3kmほどで真瀬川河口にたどりつきます。

真瀬川河口

黒い岩が見えているところが海になります。白神山地ぶなの森でつくられた、栄養分豊富な水が海に流れ込むので、藻や海藻類がたくさんあります。

そんな場所は、魚の住家や産卵場所として使われます。
秋田の民謡で「秋田名物 八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ~ハーソレソレ」という唄があります。

八峰町は、合併する前は『八森町』と『峰浜村』だったんです。八森ハタハタは、今の八峰町のことになります。

冬になると、ハタハタが産卵のために岸に集まってきます。そして、黒い岩の向こう側で獲れたハタハタが最高のハタハタと言われています。

河口の反対側を見ると、山が見えますね。あの山が白神山地になっています。世界自然遺産区域は、もっと山奥ですが‥

真瀬川と白神山地

左上に鳥が飛んでいます。イワツバメです。
この写真は、橋の下で撮ったのですが、上を見てみると‥

イワツバメの巣がありました。

イワツバメの巣

普通のツバメは、上の方が開いているのですが、イワツバメの巣は小さな出入口がついているだけです。餌を運んだ時に、小さな声でピーピー聞こえたので、ヒナが孵ってるんですね。


真瀬川の河口には、さまざまな石があります。

いろんな石たち

グリーンタフや花崗岩・流紋岩などなど。どれがどれなのか、私にはさっぱり分かりませんが‥(´;ω;`)ウッ…


ちょっと変わったのも見つけました。ってか、普通なのかもしれないけど、私にとっては「おっ!」と思った石です。

黒い石に白いものが入ってる。

この白い部分は、石英っていうやつかなぁ~?あっ!失敗した。持ってきて、あとで詳しい人に聞けばよかったぁ~。
また、探しに行ってみよう。


花も咲いていました。

ハマニガナ

可愛らしい花です。他にも咲いていましたよ。

ハマエンドウが、一部群生してました。

ハマエンドウ

このハマエンドウは、実がエンドウ豆に似ていて、昔は食べたそうです。

ここの真瀬川河口は、ジオサイトではないけど私のお気に入りの場所です。


それではこの辺で、またね!


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