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プライスアクションと酒田五法のチャートパターン

こんにちは白井です
今回は、私がいつもLINE限定で配信している大型記事を皆さんに公開します👍

RTされた方は無料で読めますが、有料級に作成しました
私があまり教えたくない手法も一部公開するので、是非最後まで読んでみてください😌

◾️プライスアクションとは

ローソク足のプライスアクションは、価格の値動きを視覚的に表現し、市場心理を理解するための分析方法です
つまり、ロングorショートの攻防をローソク足から読み取り、相場の動きを予測していくことがプライスアクションの本質です

エントリーの根拠にもなりますし、大衆心理を読み解くことが出来るのが最大の利点

主に私はスキャルピングで使いますが、大局でパターンを見ることが出来れば、かなり根拠の材料にもなります

特に日本発祥の伝統技術である『酒田五法』は、ローソク足のパターンを活用して市場の動きを予測する方法として知られています

この記事では酒田五法の基本概念と主要なローソク足パターンも分かりやすく解説します👍

◾️酒田五法の法則とローソク足


酒田五法とは、江戸時代に米の先物取引を行っていた本間宗久が開発したとされる分析手法です(ちなみにダウ理論より前からあります)
これら文字通り5つの主要な法則から成り立ち、それぞれが市場のトレンドや転換点を示唆するのに使用されます

それらを説明する前に、基本的なローソク足
を抑えておきましょう

・抑えるべきローソク足10種類

忘れた時に見返せるように保存しておいて下さい👍
以下の説明もまとめておきます↓

・大陽線
非常に強い買いがあった
・上髭陽線
全体的に買いが強かったが、強い売り圧力により押し戻された
その上には上位足レベルのレジスタンスラインがあることが多い
・下髭陽線
下に強い買い圧力があり、押し戻された=買いが優勢
売りを狙っている時に出現した場合には注意が必要

・大陰線
非常に強い売りがあった
・上髭陰線
一時的に買いが強かったが、上の部分で売り圧力が強かった=売りが優勢
高値圏で出てくると、下落の可能性有り
買いポジションを持っている場合は注意が必要
・下陰陰線
全体的に売りが強いが、下の強い買い圧力によって跳ね返された
売りのポジションを持ってる場合は注意

・十字線
始値と終値の価格が全く同じの時に出現して、売りと買いが均衡している
トレンド転換のサインでもあるので、
上昇トレンド中に現れたら『下落サイン』
下降トレンド中に現れたら『上昇サイン』
※ファンダと大局は見ること


基本的には日足の終値ベースでの判断に使えます
これはダウ理論の考案者も同じ使い方をしているので、ドル円の日足で例を出してみます


2024年7/4時点のドル円の日足です
7/2に高値圏で十字線を終値をつけて終了しました
テクニカル的に見れば、トレンド転換を示唆するものなのでファンダ要素次第では下落に向く可能性があります
しかし、現状はドル高円安相場なので、寧ろ更に上昇する可能性の方が高い

これを更に1時間足で見ていきます↓

青枠で囲ったのが、7/2のドル円の動き
売りと買いが拮抗して、レンジで動いていることがわかります
そして案の定ファンダ要素によってレンジをブレイクして上昇
ISMの下振れにより下落はありましたが、堅調な動きをしていると読み取れます

日足で十字線が出現したら、下位足ではレンジが続いていたと想像出来るようになれば、トレードの質は一段と向上します👍

このように、1日の取引の最後につけたローソク足は今後のどう動くかのヒントになるので重要です

これらの基礎は全て、酒田五法に基づくものです
基本を抑えた上で、5つの法則に移っていきましょう↓

・酒田五法の5つの法則


・三山(三尊)
トリプルトップやトリプルボトムと同義
3回突破できなかった高値は、もうブレイクできないと推測され相場の天井を見極めるパターン
天井から売りではなく、天井を確認したら順張りで売りという使い方が出来ます

・三川(逆三尊)
今度は逆バージョンで、3回突破出来なかった安値はもうブレイク出来ないと推測された相場の底を見極めるパターン
ここも、底値から買いではなく確認してから順張りで買いという判断が出来ます

どちらもサポート・レジスタンスラインがあれば、更にエントリーの質が上がりますね

・三空(踏み上げ・叩き込み)


窓を焦点に当てたチャートパターン
これはファンダ要素での急騰や急落時によく見られます
3回続けば行き過ぎを感じ、逆張りを取れるという活用法ですが私は順張り思考なので、あまり使いません😅
サポート・レジスタンスがあれば活用しますが、急な上昇なので押し目と戻り目を狙う方が根拠は高いです

ゴールドによく見られるパターンなので、確認してみてください👍

・三兵

3つの連続した陽線、又は陰線な続くパターン
三空との違いはローソク足間に空があるか無いかと、ファンダの材料で上がっているかどうか

チャートパターンは三空と類似しているので、調べてみてください
大局についていく、こちらの考え方やチャートパターンの方がよく参考にします

例えば、1日目2日目と陽線が続いた場合、3日目はどうなるのかというと当然陽線を作る可能性の方が高いですよね
上昇トレンドなら尚更、上に抵抗帯が控えていても押し目買いで買い手が参入してくる可能性が高いので、順張りでついていくのが望ましいです

相場では非情になる

ローソク足やチャートは市場参加者の多数派の動きによって形成されます
自分都合の上がって欲しい、下がって欲しい
という退廃的な考え方はここで断ち切ってください

最後は三法

これは私も好きなパターンです
トレンドの継続を示すパターンで、押し目や戻りの局面で利用されます
動きがない時は様子見、相場が動けば取引を始めるというシンプルな考え方が出来るのがこの三法のメリットです

高値を抜けたら買いで仕掛けて、安値を抜けたら売りで仕掛ける
非常にシンプルなので、初心者の方も使いやすいと思います😌

ここまでの基礎知識が把握できたら記事の本題、プライスアクションに入っていきます↓

◾️プライスアクションの主要パターン

プライスアクションについては応用パターンも含めると10種類以上存在します。
今回は私がよく使うとっておきの手法を4つ厳選して解説していきます

前提として、プライスアクションでのエントリーは主にスキャルピングで使用します
中長期やデイトレレベルなら、エントリー根拠の材料して使うことが多いです

・スパイクハイ

上昇トレンド中に発生する、実態が短い上髭の長いローソク足のこと

相場転換の可能性を示唆していて、売りのサインとして見られます
上昇トレンド中にこのパターンを発見したら、スキャならショート狙い、デイトレなら押し目の材料として取ったりもします

・スパイクロー



これは前回私が使ったプライスアクションですね
下降トレンド中に発生する下髭の長いローソク足のこと
下にある強い反発の存在を教えてくれるので
レンジ下限や、下落中にはかなりアツいパターンです


スキャなら買い、デイトレレベルなら戻り目の材料として取ります👍

・インサイドバー(はらみ足)+白井式

インサイドバーは保ち合い相場やトレンド発生前の助走の場面で発生します
勢いがつくまでのエネルギーを貯めている段階と覚えて貰えると分かりやすいと思います😄

上昇トレンド時によく見られるので、見つけて乗れば大きな利益が見込めます

ここはダウ理論の第3波や、先ほど説明した三川でネックラインブレイクの兆候が見られていたらかなり根拠が高いです

これは上昇トレンド時によくやる私の鉄板手法なので、皆さんとの秘密で🤫

◾️最後に


LINEではこのような記事を月に1〜2回無料配信しています
『このような発信をしていて、白井さんは大丈夫なんですか?』とよく聞かれます

そもそも私は投資で満足いく生活が出来ているので、知識を売り物にして商売する必要がないんです笑

FXで生き残るのは2割
私のトレードは一朝一夕では身に付きませんし、誰にも真似できない自負があります
そもそも丸パクリで勝てるなら、8割も退場してませんからね😅
先出に乗ってばかりじゃ勝てないのはそれが理由です

相場は日々動き続けるので、自分自身で考えることが必ず必要になります
要は記事だけでは相場は語れないということ😌

勿論私を信じてくれる方には知識を提供しますし、手が届く範囲までは具体的なアドバイスもしていきます
私が全員に教える義理も特にないので、継続的に努力して、夢や目標を勝ち取りたい方のみ一緒に頑張りましょう🤝

最後まで読んで頂き、ありがとうございました

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