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オリジナル曲“君のことだけ”①作曲について

オリジナル曲”君のことだけ”について。

作曲の際のアイディアや影響を受けたものを書いていきたいと思う。

まず出来たのがイントロのギターのフレーズ。
これはThe Birthdayの”涙がこぼれそう”のイントロから着想を得ている…あのネチッこいギターをチャッと弾いた後の、合間でスプリングリバーブの余韻が残る感じが好きで。自分の曲はアナログディレイで似た雰囲気を出した。
コード進行に関してはC - C(add9?)/B - Am7 - G6みたいなんが昔からの手癖。なんや言うたら弾いてる。そんでこの曲に関してはOasisの”Wonderwall”や”Whatever”みたいに1,2弦3フレットをペダルポイント?として押さえっぱなしのアレにしている。

次に入ってくるベース。これはsyrup16gやNew Orderによく出てくる、コーラスエフェクターを掛けてリード的なフレーズを弾いているベースを参考にしている。最初はギターで同じようなフレーズを弾いて録音してみてたけど、ベースの方が何かしっくりくる気がして。あとベースの練習でsyrup16gの”遊体離脱”を弾いてて、あー自分の曲でもこんなのやりたい!って思っちゃった。このフレーズはイントロだけで終わらせたくなかったんで、2番Aメロ途中からとアウトロにも無理やりぶち込んだ…

そんでドラムが入ってきてディストーションギターでガーッとなる展開。Nirvana的な静から動にいくみたいな手法はいつまでも好き。でもNirvanaみたいなパワーコードじゃなくてコードストロークでガーッと行く方が好きなのはsyrup16gの影響か。今気づいたらガーッといくとこの助走のドラムが”光のような”と同じだったわ!

Aメロは低い声のメロディーに裏声をユニゾンで重ねてる。これもsyrup16gの”遊体離脱”の影響と、あとあんまりちゃんと聴いたことないけどKing Gnuっぽいイメージ…というかサビもオクターブ上げて大体ずっと同じメロディー。この辺のアイディアはmaedamaruさんの大好きな曲”車内で噛む”をカバーさせてもらった時と近いかも知れない。コード進行も。

サビ後の間奏のギターソロみたいなやつは、syrup16gの”翌日”みたいな、シンプルだけど印象的なフレーズを意識。あとAdorableの”Sunshine Smile”っぽい感じ。

2番Aメロは同じだとつまんないからちょっとリズム変えてる。ジャッジャッジャッって他でもよく使ってて好きだなオレ…んで途中からイントロのベースフレーズが入ってくるとこの、右チャンネルのギターのアルペジオはオレが高校生の時から温めてきたフレーズである…こんなちょい役で使う事になるとは…このアルペジオメインで曲途中まで作った事あるんだけどそれは今のところボツなんだわ…

そのあと初めてコード進行とメロディーが変わるBメロ?Cメロ?。ずっと同じだと飽きるからね。声にディレイもかけて気分転換。

最後に大サビ。曲が長くなってきたので大サビの長さは悩んだけどやっぱり曲の最後なんで、何度かメロディー繰り返す事にした。”分からないことばかり”の前、変拍子みたいに途切れるのは曲の長さを少しでもコンパクトにしようとした名残りである…めっちゃわずかだけど…あとチャットモンチーの”シャングリラ”のサビっぽい感じもイメージしつつ…そんでクライマックスはオクターブ奏法のフレーズをちょっと変えてアルペジオとかも混ぜて盛り上がりを意識した。最後のシャウトは結構良い感じにできたと思う。語尾がガラガラになる感じ!

アウトロ。これもsyrup16gの”翌日”のアウトロっぽい感じで、さらにOasisやスネオヘアーのアウトロの色んなフレーズが混じってゴチャっとしてるような感じが好きで、そんな感じにギターソロを入れてみた。あと終わり方がSuedeの”So Young”とか”Animal Nitrate”っぽい感じとか。

とりあえずこんな感じか…あとミックスとか音作りとか技術的なことまた書けたらいいな。

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