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PRS SE CE24 standard satinレビュー


こんにちは、お久しぶりです。
誰かに言いたい欲が出た時に重宝するnote。

思い出したかのように更新するいつものヤツです。

ギブソンヘッドにしたり、ネック修正掛けたり、牛骨ナット、ジャンボフレットに打ち換えたり、EMG載せたりした、15年物の魔改造エピフォンレスポールと、

ラージヘッド、オリンピックホワイトの憧れで買ってみた、Fender american peformer。

Amazon激安セラミックピックアップに交換して、Mooerのマイクロプリアンプをボディざぐって入れ込んだZO-3。

この3本で回していた。

エピフォンは、ラミネートのバリトラ風メイプルトップ、ウレタン塗装だけど、ラッカーがネチネチしたり、見た目が変わらないのも、ある意味良さかもしれんと思い始めてから、気に入って大事にしている。

Fenderは、やっぱりUSA製じゃないと出ない音ってのが俺の中であって、手が届いて、見た目がドンズバなモデルがPeformerとして出てからすぐ買った。サウンドは、読み通り美音とも言えるハーフトーンが最高で、うっとりしちゃう。でもロングスケールが死ぬほど弾きづらい。フレット間が広すぎる。9.5Rだけどチョーキングしたら音詰まる。イラっとする。

ZO-3は、会社の壁に掛けて、昼休みにギター弾きたくなったらギャンギャン弾いて遊んでる。ショートスケールマジ神。俺上手くなったんじゃない?と本気で勘違いするぐらいペラペラ弾ける。

そんなこんなで、俺が本当に欲しいギターって何なんだ。と考えた時、ミディアムスケール迄、サスティーン長め、ラジアスは平たい方が好きなんじゃないかな、、、?

という漠然とした理想像は描いていたんだけど、これ!ってギターが案外なくて。

以前、知り合いのおっちゃんが見た目で買ったPRS SE Custom24を触った時も、24フレットの感覚を持ち合わせて無さ過ぎてむずすぎワロタと思った感覚しか残ってなかったPRSも印象はイマイチ。

勿論、杢目の美しさに関していえば1級品で、家建てるなら飾るために10TOPが欲しいぐらいあるけれど、20万超えたら、傷増えるのが嫌で弾かなくなる、ある意味の貧乏性が発動するのは目に見えている。


というわけで、

My new gear

ギター買いました。
PRS SE CE24 Satin。

PRS買っとるやんけ。


始めはバッカスのBSH-ASH25を狙っていて、色の濃い個体を真剣に探していたんだけど、世間的にも人気があるようで、薄いとか、木目がイマイチの個体した市場にはなく断念。

ギターって、結局見た目で買うべきだとは今でも思ってるんっすよ。
めっちゃ弾きやすいけど、見た目が好みじゃないと手に取らなくなる。

25インチ、平めラジアスのコイツなら愛せるかもしれない。中古安い。

と欲しくなりすぎて、もう薄い色の個体でも良いか!と博打的買い方をするところだったのだけど、

ボディが小さい方が良いのでは、、ディンキーとか、、

という所が引っかかってはいたので、同時進行で違う機種も探しているとSE CE24を見つけたわけです。

ミディアムスケールよりは若干長い25インチではあるけれど、ボディが小ぶりで収まりが良く長さを感じないというし、10Rのラジアスも音詰まりなく絶妙な数値ともいう。

もう欲しいモードに入ってるので、ぽちりました。


突板メイプルトップではなく、サテンにした理由は、コアが欲しくなるに決まってるから。

ウッディウッディした見た目のギター好きなんですよね。


・実際に届いて、弾いてみて、


吊るしでは8割満足。

俺は、ものつくり(しかも木工)を仕事にしているので、やっぱり製作クオリティは気にはなる。とはいえ予算低いから妥協するんだけど、どこを抜くかってのは注目している。

インドネシア人は、日本人と性格が似ている。ってな話もある様に、割とキッチリ物を作る人種だと思っている。

PRS SEは特に、韓国からインドネシアに工場を切り替えてから、格段にクオリティが上がったという話を聞いていたし、本家から厳しめのチェックを入れているなんて話もあるので、Ibanezインドネシアぐらいは良いだろうと勝手に期待していたのだけど、予想通りそんな感じだった。

仕上げも丁寧だし、ネックポケットも綺麗に仕上げてある。ペグも斜めってない。

ちなみにイシバシ楽器で買ったんだけど、セットアップもシッカリされていて、印象変わった。やっぱり大きい会社は店舗とスタッフによるよね。


生音鳴らしてみると、確かにレスポールとストラトの間、ややストラト寄りのサウンド。

Fenderみたいに、夜中弾いたらうるせぇかもと思う程鳴るわけではないですが充分良い音。


アンプに繋いでみて、気になっていたタップのシングルの音、普通に良いね。

ストラトの様に、リンリンなるほどの鈴鳴りではないにしろ、シングルの音はしっかり出る。

回路見てみると、抵抗入れてハムとのボリューム差を埋めているので、割と手の込んだ配線周りですな。


良い意味で予想を裏切られたのは、サスティンがえらい長い。

塗ったくってないから、サスティン長いよ。と公式にも書いてはあるのだけど、ボルトオンだし大したことないやろ。と思っていたのに、大したことあった。

音の立ち上がりは鋭く、サスティーンは長い。という何とも俺得なギターである事が判明して、これは普通に嬉しい。

そして、ハイフレット弾きやすすぎん?

24フレットってこんなに楽なん?俺実はギター上手いやん。

Metallica masterもBatteryも、89年シアトルに合わせて追い付くし ”リフは” 比較的得意なんだけど、ソロになると途端に弾けなくなるヘッポコ具合を20年かましていましたが、この俺がソロを弾きたくなる日がとうとう来た。



まぁ、価格も価格なので、ちょっとねってところも当然あって、

歪ませた音は好きじゃないかも、、、

ハイが暴れる~。超暴れる。

EMGとか、Yosemiteピックアップの様に、若干のコンプ感を感じるギターに慣れまくっているので、拾った音をそのまま出しとけ。みたいなピックアップはとても違和感。

刻んだ時の、ピックが擦れるキュッキュッ音が僅かに入る音が好きなのに、キュリィイイキュリィイイズンズンみたいで、大変うるさい。

ハイ暴れている分、ノイズも気になる。


ネックは、ちょっと幅が広いね。

レスポールの方は、プロに調整して貰っているので、かなり俺のお手手に合うネックになっている。それもあって、PRSは幅広いな。と最初は感じた。

サイドの処理は価格からしたら大変丁寧な方だと思うけど、新しいって事もあってローズの角がカクいもんでそう感じるのかもしれん。クラシックフォームで弾いた方がストレスなく弾けるね。


チューニング狂うね。

アーミングしなくても、30分ぐらい黙々と弾いていると、チューニングがズレたのが分かる。

Fenderもそうだったけど、やっぱりトレモロはロック式のペグじゃないときついね。


VolポットをCTS Custom A500Kに。
コンデンサをオレンジドロップ0.022μfに。
配線をシールド線に。
ペグをGOTOHのSG381に。

元々はアルファのVolポットだったけど、CTSのトルクが好きなのでCTSに。
今カスタムは国内在庫切れが多くて、Montreuxブランドのを買った。

トーンのCRフィルターのコンデンサはオレンジドロップ。
トーンは基本フルで使う事が多いのだけど、やっぱフルでも音変わるよね。元が0.033だったのを0.022にしたから若干ローが減った感はあるけど、耐圧400V効果が効いて重心が下がった。

Volポットからジャックまでは、元からシールド線だったけど、一応付け替えた。

この状態で音出ししてみたのだけど、どうもまだ違う。というか遠のいた。。。。なんかハイローで位相が違うようなバラバラサウンドやんけ。

もっとガッツリハイを抑えたい。

配線を見渡してみてみると、スイッチからポットまではノンシールド線だったので、ここをシールド線に変えた。

シールド線は、キャビティ内に導電塗料を塗った時の様にハイ落ちする特性があるので、シールド線を上手く使えばトーンコントロール出来るのではと狙って変えてみたのだけど、これほど予想通りいくと気持ちが良いね。

サウンドはこれで満足。


ペグは、SG381が100%ポン付けなので、ナット外してネジ外して付け替えて締めるだけで完成。

メイプルの詰まり具合、普通に良いねこれ。SEよ。
スカーフジョイントなので、ネックとヘッドの木が違うから、ネックの剛性はまだしっかりつかんでないからアレだけど、ペグの小ねじだけで分かる詰まり具合は気分良いね。

とりあえず、不満な所を解消した工事で追加1万ぐらいの出費だったけど、気に入る音、気に入るフィーリングになって満足度高い1本となりました。

PRSマジ弾きやすい。




あとさ、LOUDNESSのタッカンシグネーチャーのピック買ったんすよ。

小さいオニギリで、面とってあるやつ。

これめっちゃ良い。1枚300円ぐらいするから高級品だけど、めっちゃ良い。

全く引っかからない割に、アタック出る。ロゴが凹凸になってるタイプが滑らなくてオススメ。

割と短く持って、ややハーモニクス気味にギャリギャリ刻んでも、良い音するね~。

弾きやすいって大切。

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