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AI画像で自分の絵柄の欠点を学んでみる。結構参考になって面白い。

絵柄の古さや流行りに以前に、自分の絵がいまいちだというのはわかる。
でもどう直したらもう少し見栄えがよくなるかな?
ひたすら絵を描いて自分のスキルを上げるべきなのですが、気付きを得るためにAIを利用してみました。

①PixAIで画像を修正してみる。

AI画像を作ってくれるサービスがありますが、今利用しているのは「PixAI」です。なのでこちら前提で話をします。
余談ですが、アクセスすると何故か毎回エラー(アプリが壊れてます)な画像でお迎えしてくれる。再読み込みすれば普通にログインできるんだけど。

②AIで修正する画像を用意する。

今回はこちらです。修正したらどうなるかな~?
元絵が崩れたら考証できないので、そちら強めの設定で生成します。

【元絵】表情がね、まあアレなんですよ。画力の限界を感じる。


③出ました。

ほほう。元絵がガラリと変わった印象はないのですが。
あ、やっぱり目や唇の描き方がきれい。

【AIで修正したもの】

④好みの絵柄を選ぶ。

一番最後(画像右下)の目の感じや唇の塗りが好き。
画像・右上のちょっと鋭い目も捨てがたいのだが……。

顔だけこれにすげ替えたい(笑)


元絵(左)との対比。
ああ、なんかすごくわかりやすいなあ……。

※脳内は右側バージョンのイメージ。自分で描くと左側になる(笑

⑤まとめ

今回は都合良く、顔だけAIが修正してくれてバリエーションを見せてくれました。どの表情も捨てがたい。目の塗りも色の強さをどうすればいいかな?って迷っていたので、非常に参考になりました。

ということで、次の画像行きますよ。


⑥AI画像修正・その2

これはグリザイユを練習した時に描いたイラスト。
今見ると線の濃さと描き込みが平坦なのが気になる……。

【元絵】でございます。

さあ、AIよ。修正してみてくれ!!
……と言っても、絵柄は使用モデルによってタッチ等が変わるのです。
デフォルトで用意されているものの中から選んでやってみます。
安定しているのは「Moonbeam」かな。

⑦出ました。※使用する画像は選択済。

ううむ。やっぱりAI画像は情報量(描き込み)が多い。
元絵を強めの設定にしたのですが、使用したモデルの画風の方が出ている気がする。※めっちゃ好みなんですけど~

ひざ掛けがズボンに変わっている……流石AI。

⑧元絵と見比べて参考にします。


【上:元絵】【下:AI画像で修正】


⑨「その②」まとめ

こちらも同じ構図だけど、ライティングとか背景まで描くとかで、AI画像との差がくっきりと出て参考になりました。
私もこういう塗りがしたいものだ……。うっ。

折角出力したAI画像。不自然な箇所がいくらかあるので、これをレタッチしてみます。
スポイトで色を拾ってみることで、影色の塗りとか参考になるのです。


⑩AI画像をレタッチしてみる。

まずは首のクラバット(スカーフ)と、軍服の襟まわりをレタッチ。
髪を塗り直したいが、首がないと描き込みが難しいことに気づき、
先にそれを描く。

髪の流れを意識して塗るんですが。……難しいなあ……。

【AI画像をレタッチする】


⑪レタッチ、いきなりですが一部完成です。

気になるところを塗り直してみました。
元絵では上掛けだった所がズボンに変更されたので、じゃあ、元々の服にするかと塗り直しました。
背景は手を付けていません。(直す気もない)

【レタッチ後】まだ指が色塗り途中だったぁ……!!


AI画像の修正前と比べてみます。
ううむ……襟飾りは塗り直しだな。髪の毛もやはり流れに違和感が。
自分で色塗ると、どうしても平坦になっちゃうんですよね。
反射光とか意識しないと。


※顔周りも陰影を追加しております。なんかキラキラ感が減った?


⑫終わりに

今回は自分の元絵をAI画像で修正してみましたが、他の使い方としては、自分の描きたい絵の構図をAIに出してもらおうかなと思っています。

脳内イメージは霧が深くて実体化が見えないのです(汗
取り敢えずAIで具現化してくれたら、こういう風にかけばいいのかという指針になるなと、数日PixAIで触ってみて感じました。

後は、出して欲しい構図を自分のイメージに近いものにするための技術が必要ですね。プロンプトの書き方によって、なんかすごいものが出たりして。

うちのキャラは後ろで一つの三つ編みしているんですが、二つおさげで出力されたり、女子で出たりします。笑える。
それから実写向きのモデルを使ったり、水彩風を指定してみたら、タッチが変わってこれも面白かったです。
AIで美麗画像を出力するために、こちらも簡単にはいかないんだなと。
実際に触ってみてよくわかりました。

AI画像をそのまま使うのは抵抗あるのですが、イラストの表現方法や塗り方はとても参考になります。
といいつつ、レタッチ後の画像を使うようになる気もします。
PixAIは使用モデルの商用利用等について明記があるので、そちらに気をつけて作成したいなと思います。

次は背景を作りたいな。
小説書く時にビミョーなイメージしか浮かばないので、描写が曖昧になるのです。また気が向いたら。

ここまで閲覧、ありがとうございました。

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