ルーンファクトリーの思い出

3DSの中で一番やり込んだゲーム、ルーンファクトリー３のリメイクが今日発売した。
自分は同シリーズについては、牧場物語をきっかけに１から５までプレイ済であるが、３が一番印象に残っている。カプ厨として。

主人公と結婚相手候補以外の恋愛要素は前２作にも無くはなかった。
１では幼い男の子キャラの離婚していた両親の仲を取り持つようなイベントがあり、２では牧場物語のあるシリーズと同様、一部の結婚相手候補はある程度の期間が過ぎると町の男キャラと結婚する仕様があった。
（その結婚式に乱入していってヒロインをその場で奪えるが、ライバルの男キャラからの好感度が最悪になる…的なイベントも有った気がする）
ただ、そのキャラクター同士である程度の感情があるのは示唆されているが、主人公に当該の相手を取られてしまった男キャラは、旅商人の女の子と結婚するという仕様になっているため、それぞれの組み合わせにも良さはあるもののなんだかなあ、という気分になったのであまり考えなかった。

３はその点で平和だった。
推しカプはいずれも結婚相手候補ではないサブキャラクター同士で、一方が他方を明確に意識している状態からスタートし、主人公がクエストをこなしていくことによってその進展が確認できる。
この二人の落とし所は「くっついた」と呼べるほどではないものの、
当時高校生の自分には絶妙にツボだった。
定期的にこの二人のイベントを見返したくて何周もプレイした覚えがある。

周回で自分が何度も結婚相手に選んだのは、メインヒロインのシアさんだった。
彼女は記憶を失って行き倒れている主人公を介抱し、住居を与え、チュートリアルを施してくれる。
雑草をプレゼントされて喜んだり、お弁当と言って花を手渡してきたりと変わった一面もあるが、奥ゆかしくて可愛らしいキャラクターだ。

結婚相手候補の面々は好感度が上がると明らかにデレ始める様子があるが、彼女はおそらく誰にでも分け隔てなく接する気質が故にそれが薄く、プロポーズも「この子本当に主人公のこと好きで承諾してくれたんだろうか？」と思ってしまうような感じがあった。
それ込みで大好きだった。

今作はリメイクということで、上記の二人のシナリオやヒロインのシナリオになにか加筆があったりするのだろうか、と楽しみのような少し怖いような気持ちでいる。

なおルーンファクトリー４では、結婚相手候補同士のカップリングが捗ってしまった結果、２人分しか結婚シナリオを見届けることができなかった。