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上場廃止の話

今日twitterで東経のファミマ上場廃止の臨時株主総会の記事が流れてきました。東経の記事はブレがあるのですが(失礼)この記事はとても良かったです。本筋はファミマ株の行く末なのですが、投資の終わり方の1つが綺麗に書いてあったようにも思えます。

投資家は証券市場を通じて上場企業へ投資を行うのですが、その企業が上場廃止になり市場から撤退すると、株式の取引ができなくなるため、事実上消滅となります。

今回のようにTOB(公開買い付け)により完全子会社化し上場廃止になる場合は、その公開買い付け価格で株式は売却できるので、価格次第ですが値段は付くと思います(大体は横取りされたくないので、相場より上の設定になります)。

また残念ながら破産、倒産で上場廃止になると、株式の価値はゼロになります。この場合はすぐに霧散するわけではなく、整理銘柄に指定され1か月程度取引は可能になりますが。

なりますが。

誰が破産する企業の株を買うかって(笑)。

投資家はこういう形で会社の行く末を見ることができます。いいのか悪いのかは、投資家個々人の方々によると思いますが、本当の意味で企業の最後まで付き合えるのは、従業員より投資家じゃないかと思います。

と、ちょっといいような感じのことを言っておいてなんですが、最後にバクチの話を。

悪条件(経営悪化)による上場廃止報道がでても、上場廃止が確定されない限り、当然ですが「回避」される場合があります。サザエさんのスポンサーがそうですね(笑)。

バクチって言っちゃだめですね。最後まで、応援し続けることができるか。これが投資家の器量とか資質とか愛とか、なんかそこらへんのいろいろなアレな感じのところがどうかってことですかね(ゆっくりと後ずさる)。

それでは、良い投資ライフを!(逃げる)

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