新居浜-1

 八幡浜から予算本線の特急列車「しおかぜ」に乗ること3時間少々(当時)で新居浜につきます。(現在は大洲から山の中を抜けて松山に向かうのですが、当時は大洲から北へ向かって海岸線を走っておりました。途中通過する長浜の可動橋や二見の夕日は一見の価値ありです。)

             --長浜の可動橋--

             --下灘の夕日--

 愛媛有数の工業地域である東予(愛媛県は東の方から東予・中予・南予の3地方に分かれています。)工業地帯の中核都市です。旧住友財閥の発祥の地と言われております。新居浜駅の周りはそれはそれは何もなく、これで愛媛県で人口2位の都市?と思いながら高専までの街路樹の道を歩いたものです。

 これといった名産物が見つからないのですが(新居浜市のみなさんごめんなさい)秋に開催される太鼓祭りは見ごたえがあります。非常に激しい祭りです。(太鼓台と呼ばれる山車がぶつかり合う喧嘩祭りです。)

 当時は無かったのですが最近では「抹茶モ・ヴレ」という大福?が全国的にも有名で美味らしい?(ごめんなさい、くまさんもまだ食べておりません。)です。下の写真参照:確かに旨そうです。

 当時、人口は12~13万人の地方都市でした。くまさんはこの新居浜の高専に入学して5年間を過ごす予定でした。16の春から初めての一人暮らし(といっても寮生活ですから正確には160数人暮らしですが)の経験です。

 不安と期待の入り混じったくまさんのワクワクの日々の始まりです。

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