アル中で自殺した叔父、若くして10年闘病し、
難病で亡くなった伯母、両親を亡くし残された従兄たち、
目の前で倒れてそのまま帰らぬ人となった祖父、
全身ガンで別人のようになって逝った祖母。

わたしには小さい頃から死が身近だった。
母親も高齢出産だし、
周りを見ればわたしの両親が1番歳をとっていた。
すごく怖くて、
母親が外出していれば泣き喚き、
外に探しに行っちゃうし、
寝る時は母の枕元に
ママは死なないよね?
って書いた手紙を毎日。

今でも
死んだらどうなるんだろう?
このまま結婚もできないで独りで死んでくんだろうか?
家族が死んだらどうしよう?
わたしの子供を見せられなかったら?
死に目に会えなかったら?
なんて考えて眠れない夜がたくさん訪れる。

つらいけど、
そのせいか、そのおかげか
わたしの今の生き方というか、軸ができてる。

いつ死んでもいいように生きる。

これが唯一全くブレないわたしの軸。

学歴なんてどうでも良かったし、
研究室にいる間に死んだら死にきれないと思ったから
合格した大学院を蹴った。

このまま適当に就職して、嫌な仕事だったとしても、
きっと私は続けてしまうから、
死んだら後悔する気がして、
就活はしなかった。

大好きな友達にいきなり会えなくなるかもしれないから
誘いは断らないし、
どこにでも行く。

突然、家族に会わなきゃ!と思って
新幹線に飛び乗ったこともある。

楽しいことしかしないし、
嫌なバイトはすぐ飛ぶし、
嫌な人には強気に出る。

これはちがうか、笑

まあそんなわけで、感情に従って生きることにしてる。

楽しいこと、やりたいことを見つけたらすぐ飛びついて
猪突猛進。
嫌になったらすぐ撤退。

おかげさまで全く将来は見えてないけど
アンテナは常に高く張ってる。
飛びつく準備はいつでもできてる。
けど、全く見えてこないなー大丈夫かな笑



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