ぼくとタトゥー
noteっていいね。
思ったこと
思った時に
ぶん投げられるし
見たい人しか見ないから。
ぼく、たくさんタトゥーが入ってます。
そりゃー全身入ってる人に比べたらぺーぺーだけど、タトゥーが好きで、服よりもコスメよりもお金をかけるファッションみたいな感覚。
前にタトゥー関連のメディアに出していただいたことがありました。
YouTubeに動画が上がっています!
「失恋・憂鬱の末の、女性のタトゥー」
ってタイトルだったかな。
このメディアの中では再生数も少ない方で、"ダンサーとタトゥー"とかぼくなりの目線の話もした気がします。
タトゥーを入れたきっかけを聞かれて
「めちゃくちゃデカい失恋をして、、」
って言葉から始まる軽いノリのタトゥー事情が聞けるので是非。(笑)
そうなんです。
「きっかけは」デカい失恋でした。
3年くらいかな、
同棲してた人と「恋人」にもなれないまま、他の人に取られちゃったんです。(笑)
1週間で10kgいかないかなくらいまで痩せたんです、ご飯食べれなくなって。(笑)
今思うと情けない、、(笑)
と、同時にね
足首の靭帯を切って
月に2度は高熱が出て
仕事が上手くいかなくなって
なんて、
悪いことって続くじゃないですか。
続きすぎたんですよ。
ぼくダンサーなのに動けなくなることばっかだったし、それどころか仕事なくなるんかと思った時期だったし。
だから思い切って何かしようと思ったんですよね。
だから、もともと興味があった上で、きっかけがあったし彫り師さんとの出会いもあったからっていう経緯でタトゥーにたどり着きました。
うそじゃないよ、
本当にあったこと
でも今思えば
なんなら、今もそう
多分、「自傷行為の代わり」なんだと思う。
ぼく的には。
もともと自傷をしたこともありました。
でもみんなが想像するほど酷いモノじゃないよ、勇気がなかったの。
人見知りも全くしない
ケラケラ笑ってコミュ力を武器に
楽しく遊んで恋して働いて踊って
幸せなことに何不自由なく生きれてたぼくが
うつ病になりました。
不安障害とともに。(笑)
なんだか憂鬱な日々
何もやりたくない
大好きな踊りさえ億劫で
人に挨拶をするのも怖い
なんなら話したくもない
原因も理由も分からない不安感と罪悪感に襲われて、心がざわついて突然動悸が止まらなくなることが増えた。
何をするのも不安だった。
なんでか分からないけどずっと悪いことをしているかのような、誰かに何かを隠しているような、ずっと嫌な気持ちで、息苦しかった。
薬に頼ってよくなるものならって
病院に通うようになりました。
これは気のせいかもしれないけれど
タトゥーを入れた後、自分に入ったデザインと向き合った時、自己肯定が出来る気がしたんです。もしかしたら、マイノリティだからかも。
ぼくは出来るんだぞ、みたいな。
今までずっとダメって言われて来ました。
運動ができない。
いじめられる。
何にも特化できない。
踊りも下手。
顔もスタイルも良くない。
ぼくだってわかってるんだけど。(笑)
タトゥーだけは胸を張れる気がしたし、ただただこの芸術が好きになったのでした。
腕とかを切った後、傷口を見つめてる時と似た感覚だと思った。ふとした瞬間にね。
自己肯定のためのアート
その言葉に嘘はないの!
でも失恋よりも変化よりも何よりも
きっかけはそれだったけどこうして好きなことで幸せになれるって嬉しいし、「今」タトゥーを入れる理由は動画で語る理由よりも、上記の理由がとっても大きい、です。
かと言って別にうつは治ってません。(笑)
無気力だし
人と話したくないし
仕事は嫌だし
よくわかんない不安感と罪悪感に襲われて
毎日不眠だし少し寝れれば悪夢。
人間関係もなんだか苦手。
人見知りもするし、話すのもいや。
知らない人や若い人はなおさら嫌。
死ねないから生きてるんだと思う。
でも今救ってくれてるのはタトゥーだし
タトゥーで繋がったお友達たちです。
タトゥーのおかげて被写体したりもしました。
新しい世界は輝かしかったぁ。
タトゥーに対して悪い意見も多いし、お説教食うこともたくさんあるんだけど
それでも胸張って「いいじゃん!」って言えるのはタトゥーしかないし、好きなものにまっすぐなタトゥー仲間(?)が好きです、今は。
なんかまとまらな。
タトゥーに出会えてよかったし
タトゥー関係の友達に出会えてよかったな。
死ねないから生きてる、なんて
ばか贅沢だよね。
「生きたくても、生きられなかった人がいる」なんてたくさん言われて来た。
じゃあ何がコレから救ってくれるのって。
じゃあ何が楽にしてくれるのって。
他力本願。
ぼくが「好き」以外に
タトゥーを続ける理由。
眠い、おやすみなさい。
夜勤がんばろうね。
強く生きような。
(笑)
しおん◡̈⃝︎⋆︎*