見出し画像

人狼将棋名人による名人になるための手法

はじめに 

 この記事は人狼将棋の一万点超えの名人である私が、人狼将棋をはじめたばかりの人や、中々勝てなくて悩んでる人に向けた攻略法です。

 この記事は、駒の動きを把握している前提で書いているので、動きを把握していない人は、人狼将棋のヘルプから確認お願いします。

 全文無料で読めますが、最後に投げ銭を置いておくので、良かったと思ったら入れてくれると嬉しいです。


駒の配置

 早速駒の配置からいきます。 

画像1


これが現在私が使ってるいる配置です。このゲームは、配置だけで決まる対局もあるほど配置が重要になります。何故この配置になったか解説する前に、駒の価値を知ってください。

村人1点 占い2点 狩3点 騎士5点 人狼7点

違う意見もありそうですが、私はこう認識して居ます。ただし、人狼だけは、裏向きのとき、表向きのとき、持ち駒にあるとき、持ち駒に騎士か狩人があるときなど、状況によってかなり変化する駒になります。

 これを踏まえた上でよくある陣形を3つ出します。

細かい形は人によって変わりますが、基本的にはこの形がベースになってくると思います。

前3弱安定型

画像2

この配置は価値の低い3枚を前に、価値の高い3枚を後ろにしてるので、序盤に大きな損をしにくい陣形になっていて、狩人は真ん中のマスに居るのが一番行ける場所が増えるので、真ん中に置いた形になっています。

デメリットとしては、真ん中前に村人型に弱いこと、人狼前型に比べ序盤から特しずらいことになります。

まずはこの形でやってみることをオススメします。

低リスク低リターンになります。

前3弱真ん中村人型

画像3

この形は基本は安定型と同じですが、安定型の弱点である狩人の正面に村人を配置して、狩人に攻撃するのが狙いです。

デメリットは相手も真ん中村人型だと得を出来ないこと、相手が左前村人型だと狩人を狙われてしまうこと、安定型に比べ狩人の動ける場所が少ないことになります。

安定型になれて来たら使っても面白いかもしれません。

中リスク中リターンになります。

人狼前型

画像4

この形は人狼を序盤から動かして大きく得をしてイージーウィンを狙いやすい形になります。

デメリットは人狼を動かした先が占いだったときに序盤早々大きな損をしてしまうことになります。

勝つにも負けるにもすぐ決まるので、短い時間でサクッとやりたい人にはオススメかもしれません。

高リスク高リターンになります。


 では話を戻して何故私が前3弱安定型を使っているかと言うと、

「序盤に大きな損をしにくいから多少不利になってもそこから巻き返して勝てるから」になります。

とにかく序盤から損をしなければ間違いないので、迷ったら前3弱安定型を使えば大丈夫だと思います。


序盤の動きかた

序盤はリスクの少ない行動を心掛けるのが大事なので、人狼前型でないなら先手の初手は村人を動かすのが基本となります。

今回はお互いに安定型を使っている想定で1局序盤の数手を見て貰おうと思います。

まずは初手、前述の通り村人を動かします。

画像5

2手目にこちらから見て右側の駒で村人を取られ、3手目に狩人で取り返し、更に真ん中の駒で取り返された局面になります。

画像6

取り返してきた駒は、王様か狩人のどちらかですが、王様を前に置くのは非常に危険でやる人は少ないので概ね狩人であることがわかります。

こちらは占いを持ってるのに対し、相手は村人と狩人を持たれているので2点損してしまってます。これはこの形を指していると仕方ない形なので割り切って損を取り返しましょう。



5手目が大事な一手になります、人狼を真っ直ぐ上がります。

画像7

一見何も意味の無い手に見えますが、相手からすると次に狩人を取れる王様、騎士、占いのどれかを上がってるように見えるので、相手としては4段目に狩人を引くか、5段目右の駒を真っ直ぐ上がるかのどちらかになると思います。

仮に5段目右が上がって来るのは人狼だと構わず取られた場合に裏目過ぎるので難しく、王様も取られた後攻められやすいので騎士か村人の可能性が高いですが、村人の後ろは真ん中に配置されてることが多いので、騎士の可能性が高いと念頭に置いて動けば、難しくですが悪くはならないと思います。
狩人を引いた場合は三段目に持ち駒の占いを打てば相手の狩人を取れるので、2点の損から1点の損に変わるのでそうなれば全然戦えると思います。

画像8

ここからの進行は一例ですが、狩人を取った後人狼を騎士に偽装しつつ手待ちして、千日手は歓迎で動いて来たらカウンターと言う方針で指すとかがあります。

仮に6手目で二段目真ん中に駒を打つのはリスクが高いのであまりされないと思います。まず狩人を攻撃してる駒が王様だった場合どちらを打っても次に王様が取れない上、仮に取った駒が人狼だった場合にデメリットが大きくなるので基本は打たれません。打たれた場合は人狼ですが何か?って顔をして動かないようにしましょう。動いたら逆に危なくなります。それで負けるのは割り切りましょう。


持ち駒の人狼

本当は中盤終盤と書いていくつもりでしたが、流石に長くなり過ぎるので一番勝率に関係しそうな持ち駒の人狼の使い方について簡単に解説します。
中終盤については数をこなすことで、上達していくので頑張りましょう。


この局面はこちらが人狼狩人占いをもっていて、相手の5段目真ん中が狩人、4段目真ん中が占いなのが確定していて、5段目の左右どちらかが王様でもう片方が騎士なのが確定しています。

画像9


私はここで4段目左に人狼を打ちました。

画像10

この手で仮に左側が王様の場合相手は占いを持っているのが分かっているので狩人で取る手になりますが、人狼なので狩人を返り討ちにしてそのまま勝てます。取って来なかった場合も相手の動く場所を完全に制圧しているのであとはゆっくりやれば勝てます。
そして王様が右側だった場合でも動かすとすると4段目に狩人を上がるくらいで、相手の騎士を腐らせることが出来るので後はゆっくり勝てます。

今回は有利な局面での人狼打ちですが、これを応用すれば不利な局面でも勝つチャンスになりますが、相手が強くなってくると人狼を打っても取って貰えなくなります。ですが、更にこれを利用して人狼のフリをして騎士や狩人を打つことで相手に勝つことも出来ます。
勿論強い人はそれも理解してるので………

言葉ではなく論理で騙す人狼将棋

これがこのゲームの醍醐味になります。皆さん是非楽しんで下さい。


結論

・配置は前3弱が無難だが人狼前にすると派手になる。

・序盤は基本的に損しにくい手を選ぶ。

・人狼と何か持てばそれだけで逆転が狙えるから諦めない

・騙し合いを楽しむ。 以上。


最後に

 ここまで読んでくれてありがとうございます。
これを読んでくれた人が楽しんでくれることを願います。
ではありがとうございました。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?