自己資金500万円をお持ちの場合、融資可能額

一般的には創業資金総額から自己資金を引いた金額が目安となります。

日本政策金融公庫の場合、融資制度によって限度額が異なり、例えば「新創業融資制度」では最大で3000万円（うち運転資金1500万円）までの融資が可能です。

また、融資を受ける際には、希望する融資額が審査によって決定されるため、自己資金の何倍という単純な計算ではなく、事業計画の内容や返済能力などが考慮されます。

融資額の目安を知りたい場合は、創業計画書を作成し、具体的な事業計画に基づいて金融機関に相談することをお勧めします。

なお、日本政策金融公庫から融資を受ける場合、融資希望額の10分の1程度の自己資金が必要とされることがあります。

したがって、500万円の融資を受けたい場合は、少なくとも50万円の自己資金が必要になる場合があると考えられます。

具体的な融資額や条件については、金融機関に直接お問い合わせいただくか、無料の融資診断サービスを利用してみるのも良いでしょう。

これにより、現在の状況からどの程度の融資が受けられるかの見積もりを得ることができます。

日本政策金融公庫の利率は、融資制度や担保の有無などによって異なります。

令和6年6月1日現在の基準利率は、無担保で税務申告を2期終えている方の場合、**2.35%～3.55%の範囲で、税務申告を2期終えていない方の場合は2.60%～3.80%の範囲です。

有担保で融資を利用される方の場合、基準利率は1.35%～3.15%**の範囲となっています。

特別な融資制度を利用する場合、例えば「経営者保証免除特例制度」を利用される方は、上記の基準利率に加えて、**0.2%～0.3%**の利率が上乗せされることがあります。

また、災害貸付や新型コロナウイルス感染症特別貸付などの特別な事情がある融資では、**0.65%～2.65%**の範囲で利率が設定されています。

これらの利率は金融情勢によって変動するため、具体的な融資条件や最新の利率については、日本政策金融公庫の公式ウェブサイトや最寄りの支店に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。