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ロンドン旅日記1日目

羽田空港からロンドンのヒースロー空港まで、約12時間のフライトは、映画『犬ヶ島』 『レディ・プレイヤー1』 、ベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマ『Patrick Melrose』(字幕なしだったからかよくわからず、1話のみ)も見たのだけれど、圧倒的に良かったのは、アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画『McQueen』

これまでに見たことのあるテレビのドキュメンタリーみたいなものかなと思って期待していなかったのだけれど、全然違った。本人の映像もショーの様子も多くてめちゃくちゃ良かった。
2001ssコレクションの「VOSS」のショーはとても印象的で、当時のお店のショーウィンドウを飾っていたのもよく覚えているので、またロンドンへの懐かしさが募ったのだった。

そんなこんなで予定より30分ほど早く到着したロンドン、モバイルwifiを借りようと思っていたのだけれど、姉がsimを買ったと聞いて、出発前に急遽用意したので、飛行機を降りる前から携帯が使えるし荷物は減るし最高だった。事前準備でいうと、7daysのトラベルカードも買っておくべきだったのだけれど、それは気付くのが遅すぎて間に合わず、現地で買うことに。私は一体今までいくらオイスターカードのデポジットにお金を費やしてきたのだろう。

空港を出て地下鉄に乗ると、あああもう懐かしすぎてエモが過ぎて仕方がない。さらに今回はAirbnbで昔住んでいた家の近くのエリアの宿を確保したので、近付くにつれさらにエモみが増す。ほとんど何もかわらない街の光景に感動しながら一旦荷物を置き、散歩に出かける。

昔住んでいた家の前、最寄駅、通学路を通ってみる。日本と違って建物自体を建て替えることが少ないので、街並みはほとんど変わらず、またお店もほとんどがそのまま。お店に並んでいる商品もほぼそのまま。いつも思うけれど日本の食品会社はなんであんなに短いサイクルで新製品を出すのだろう。不思議になるくらい同じお菓子や飲み物が棚に並ぶ、

空が広い。それだけで自由になった気がする。

2週間くらい前から、通っていた高校を訪ねられないかメールで問い合わせていたけれど、一向に返事がないので諦めていたのだが、せっかく近くまで来たしなあと思って、レセプションに直接問い合わせることにした。すると、「今日さっき返事を送ったみたいなのだけれど」と。あー懐かしいこの適当な感じ!その日にいきなり見せてもらうのは無理なので、また出直すことに。

そのあとはまた散歩がてら、よく行っていたショッピングセンターへ。16年前よりもだいぶ閑散としてしまっていた印象。しかしここも懐かしさが詰まっていてもうエモが溢れて止まらない。好きだった男の子の家に電話をかけた公衆電話はボックスだけになっていた。お気に入りだったスーパーマーケットのインドカレー、チキンコルマを買いたかったのだけれど閉店していたので、違うスーパーで少し買い物をして、夕方になってぐっと気温が下がってきたので帰宅。

せっかくバスタブ付きのフラットにしたのに、お湯がためられないことや、セントラルヒーティングが入っていないことにがっかりしつつ、飛行機でほとんど眠れなかったのでこのあたりで30時間くらい起きているので眠さの限界が近付くも、姉の到着を頑張って待つ。

普段飲んでいる睡眠導入剤なんて要らない眠さに殴られるようにして就寝。とにかくエモすぎた。

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