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ロンドン旅日記6日目

旅先でピラティスしてみよう2回目の日、それまでに少し時間があったので、近くで行きたいところを回る朝。

まずは先日オープンしたばかりのJAPAN HOUSE LONDON。ハイストリートケンジントンの駅の出口のすぐ側、広い通りに面したところに。

JAPAN HOUSEはサンパウロとロサンゼルスにもある施設で、その会場を使った巡回展の公募に応募したことがあって、ずっと気になっていた存在。

今は「燕三条 金属の進化と文化」という展示が開催中。

会場はとてもコンパクトだけれど映像や音も使ってすごく格好良かったので、沢山地元の方が見にきてくれると良いなと思う。

そしてやはり公募またチャレンジしたくなってきた。海外で展示したいものがある人、誰か一緒にやりませんか。

展示のメイン会場は地下でしたが、地上のショップスペースにも関連展示が。明るくて綺麗な空間。知っている商品が売っていると嬉しい。

そこから少し歩いたところにあるのが、デザイン・ミュージアム。コンラン卿が作ったモダンデザインに関する博物館。

ロンドンの地下鉄の路線図も、道路の標識も、全てはデザインがなされたもの。常にアップデートされ続けているそのような今ならUI/UXとも言われるのかもしれない面のデザインや、電話やコンピューター、家具や乗り物、ファッションの所謂デザインなどの歴史的変遷がぎゅっとまとまっています。楽しかった。

さて、そろそろ予約していた時間。この間とは別のスタジオでマンツーマンレッスン。ジョセフ・ピラティスのメソッドに結構忠実なクラシカルなスタイルの先生のもとで1時間みっちり。ムーブメント名を言われたら動きがわかるなど、ピラティスが共通言語となるコミュニケーションが嬉しい。背骨の柔軟性を出すようなムーブメントを中心にリクエスト。すっきりした。

さて、そこから今回の滞在で乗っていなかったな、と思ってバスで移動することに。

はいドン、大英博物館。はい間違いない。

これまた本当に広大だから、全部見ていると足が死んじゃうので、まずはいつも見に行くエジプトのミイラコーナーへ。3000年以上前に亡くなった方のミイラと同じ空間にいるの、いつも不思議な気持ちになる。たかが数十年の自分の一生は長いのか長くないのか。

日本をフィーチャーした企画展なども見ていると結局結構ぐるぐる歩き回ってしまい、ああそうだ、あそこへ行かなければと向かうのは、

紀元前何千年も前に作られたとにかくバカでかい石像たちゾーン。大好き。めちゃいい。エジプトの素朴な感じの質感もいいけれど、私はパルテノン神殿とかのちょっとエロチックな感じもする方が好き。これも何千年も前に生きた人が作ったものだ、と考えるとまた時間について考えるようになり、本当に一瞬の命なのだから嫌なことなんてやっている暇はなにもないな、と思いつつ、あまりにも規模感が違いすぎてなにもかもがどうでも良くなりそうになる。どうせ死ぬし、みたいな。

ふらふらっとまた歩き出した先で見つけたPrints and Drawings でめちゃくちゃ好みのものを見つけてじぃっと見入ってしまった。面白い。

またここでも誰かと来たいな、という思いに襲われる。

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