「1秒でロマンを語れる人」になる
「あなたのロマンは何ですか?」
こう質問をされたら、あなたはどう答えるでしょう?
「えっ?急にそんなこと聞かれたって……」 と、困惑するでしょうか?
それとも、
「私のロマンは、仲間と一緒に愛車でツーリングに出かけることだよ」
「大好きな日本酒同好会を開催して、その様子をブログで発信することかな」
と、目を細めながら演説モードに突入できるでしょうか?
心が自由で、人生を楽しんでいる人は100人中100人が後者となります。この問いに1秒で答えられるのです。
少数ですが、「仕事がロマンそのもの」という人もいます。彼らは仕事で自分らしさを表現し、心の自由を感じながら幸せに生きていくだろうから心配はありません。働きすぎによる健康状態の悪化と、価値観や人脈の偏りだけに気をつければいいと思います。
心配なのは、「困り顔」になったり、「変なこと聞くヤツだなあ」とけげんな顔をする人たちです。こういう人たちには、会社や仕事にはロマンがないし、プライベートにもロマンがないのです。
自分の人生を生きたい、後悔しない人生を送りたいなら、「1秒でロマンを語れる人」になってみませんか?。
ロマンに酔う時間を持ち、情景を言葉にできる人を目指す・・・・
それは、自分の価値観や感性を大切に育むことでもあります。
好きなときに「会社」を自分から切り離し、ロマンの海に飛び込み、サードプレイスに自分を潜らせる人々。
彼らはいつでもどこでもロマンに浸ることができ、いつでも脳内に「快楽ホルモン」を分泌できるのです。
ロマンを語れる人は、ロマンを語れる人同士で集い、語れない人は、語れない人同士で集います。似た者同士でいるのが、居心地がいいからです。
ロマンを語らない人から見れば、ロマン野郎はうっとうしいし、逆にロマンを語る人からすれば、ロマンのひとつも語れない人は退屈で仕方ありません。
「あなたのロマンは何ですか?」
この問いに1秒以内に答えてみましょう。
「妻と秘湯を巡ることだよ」
「バツイチ独身貴族として、素敵な異性と大人の恋に浸ることだよ」
「朝焼けを見ながらトレッキングをすることだよ」
「トローリングでシイラと格闘することだよ」
「ダンスコンテストに出て、スポットライトを浴びることだよ」
「二枚目の名刺で社外事業を成功させることだよ」
などなど。
すでに行動していることにして、目を細めて、悦に入りながら言葉にする――。そんな練習をしてみませんか?
それが板に付くころ、あなたは今より 10 歳は若々しくなっているはずです。
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