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仕事の毒は「第3の活動」で煮沸殺菌する

「やりがいがない」
「同僚や後輩の出世に嫉妬してしまう」
「上司からのパワハラが止まらない」
 
そんなことが積み重なると、心にたくさんの毒が溜り始め、
妬み、憤りなど、有毒な感情で心がいっぱいになります。
 
社外に自分の世界がない人は、その毒を休日もずっと抱き続け、心身から切り離すことができずに苦しみ続けるのです。
 
あなたはどうでしょう?
 
モヤモヤとこびりついた毒々しい感情を抱えたまま、休日を過ごしてはいませんか?
 
会社の外に自分の世界のある人は、その毒を自動的に中和できます。

会社以外の活動に、集中、没頭して、「そこから心地よい別のストレス」を感じることで「会社毒」を煮沸殺菌し、おおかた分解することができるのです。
 
社外のコミュニティーには、前向きな人間関係があり、より楽しく付き合うための前向きなエネルギーが流れています。
 
誰かとうまくやろうとするとき、人は必ず集中状態になりますね。

スポーツにしてもレジャーにしても何にしても、集中しないことには心底楽しむことはできません。
 
社外コミュニティーが興奮度が高く、快楽の場所であり、真剣さが必要であればあるほど「毒消し」には効果的なのです。

集中状態が、会社でこびりついた毒を自然に引きはがしてくれるからです。
 
しかし刺激が少なく、楽しくもない活動は逆効果。

劣悪なストレスや人間関係の毒を感じるサードプレイスも避けるべきです。

そうしないと、毒が抜けないどころか、ストレスがさらに蓄積されてしまいます。
 
ある 30 代後半の公務員の男性は、社外であえて「集中力を要するコミュニティー」に属しています。

英語で弁論を発表するサークル、実戦空手、そしてもうひとつが合コンです。
 
どれも気を抜くとメンバーに迷惑をかけたり、ケガをしたり、ショックを受けてしまうものばかりです。
 
男性は、職場の人間関係がとても劣悪でした。

感情のコントロールができない上司に顔を突き合わせる毎日だったのです。
 
しかし彼は、溜めたストレスの毒を、休日やアフター9で完全に出し切ることができています。
 
オフタイムのコミュニティーが、彼の人生が「台無し」になることから防いでくれています。

オフになるたびに、彼の人生には楽しいストーリーが刻まれるのです。

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