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風を感じて生きている

書きたい気持ちはは山程あるのに、書きたい言葉も書く気力も無くて、書けば少しはスッキリするだろうに、その時間を作る気持ちの余裕が無くて‥。

1年間、非常勤講師として働いていた頃の自分は、凄くダメダメで無能な自分と何度も出会って、毎日が憂鬱で、生徒に対して申し訳なさを感じていて、そう感じることで頑張れないことの免罪符にしていた自分も許せなくて……。

それでも、あの1年は無駄じゃなかった。
素敵な人達に出会えて、経験値少しだけ上がって、何より「国語」というものに向き合えた。

最後の日、一抹の寂しさに襲われて、あんなに嫌だったのに、と、自分自身に小さく微笑んだのを覚えている。

マラソンのようなものだったのだろうな。
走るのはキツくて途中投げ出したくなるけれども、ゴールが見えてからは、どこか温度も上がって、少しゴールするのが惜しくなるような……。

…と言っても、マラソンなどと云う、運動能力が高くなければ出来ないもの、やったことはないけれども。

その後はまた別のところで働いて。


そして今、無職4ヶ月目。私にとって帰属意識は自尊感情の大きなファクターになっていたのだと通過する。

今、やっと何となく風が吹き出している気がする。その風が追い風か向かい風か分からない。けれども、風を感じて走っていこうと思う。

来年のことはまだ何もわからないし、今日の事すら不確定要素満載だけれども、
今日を今日として生きていくと、それがいつしか線となって存在するのだろうなと思う。
不器用な私は、その線をキレイにひこうなんて思わず、味のある自分の好きな線がそこに存在する結果となるといいな。

諸行無常、変わらぬものなどないと強く生きようと思います。

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