セントライト記念の予想
今日は敬老の日ということで、月曜日ですが中央競馬が開催されています。ということで今日は、セントライト記念の予想をお送りしたいと思います。
それでは、どうぞ。
イドラの予想
展望
中山芝2200mで行われる3歳限定戦。菊花賞のトライアルレースでもある。
外回りコースを使用するとはいえ、コースを1周すること、約2.2mの急坂を2回上ることになる。とくにスタートしてすぐに坂があること、トライアルレースであることからスローペースとなりやすい。最後の直線が短いこともあわせて、やはり逃げ先行有利というのが原則であろう。
もっとも、2021年の勝ち馬であるアサマノイタズラがそうであったように、道中で中団より後ろにいた馬の差しが届くということもありうる。あえて後方組を選ぶ必要はないにしても、軽視することは危険である。
また、長距離を走破できるスタミナと、登攀を苦にしないパワーが求められることも、理論上はそうであるが、昨年の勝ち馬ガイアフォースがこれを疑わせる。
結局何が言いたいかというと、わからんという話である。現状での完成度が高そうなら加点、登攀性能ないし中山適性があれば加点、2200mに耐えられそうなスタミナがあれば加点、道中前目で(直線で届きそうなポジションで)追走できそうなら加点、という感じで総合考慮的な検討をする。
注目馬
◎14 ソールオリエンス
ダービーを取りこぼしたものの、この世代のなかでの能力・完成度については疑いようがないと思われる。3ヵ月あいた皐月賞でも勝っていることから休養明けにも具体的な不安はない。パドックでよほど様子がおかしくなければ素直に従ってよいだろう。
〇1 キングズレイン
毎日杯で人気に応えられず春のクラシックを逃しているが、ホープフルS3着は評価できる。同レースで中山適性はある程度示されたと思われるから、関東で戦える今回は積極的に買いたい。スタートを決めるか、4角で進出を始められれば。
☆9 アームブランシュ
1勝クラス2着で、完成度は高評価しづらい。とはいえ、この夏で成長しうるよねということで。中山で1周する前哨戦という点で弥生賞と通ずるものがあるのではないかという仮説。タスティエーラから0.2秒を評価して。夏の充実がうかがえる馬体なら。
ドイルの予想
レースの展望
先週の紫苑Sでは最後方からモリアーナが突っ込んできたものの、今週の中山を見ると、基本的に逃げ先行が有利であると言って良いだろう。しかし過去の傾向を見ると、3着以内に入るには上がりタイムも必要なことが分かる。すなわち、中団より前につけた上で、ラストの直線での急坂を耐えられる脚を残す必要があるのだ。注目馬をピックアップするにあたって、急坂への適性をしっかりと見極めていきたい。
注目馬
◎14 ソールオリエンス
ダービーではハナ差で無念の2着だったものの、その強さは明らか。京成杯、皐月賞と中山でもその強さを見せつけている。鞍上の横山武史は中山を得意としているはずだ。外枠であることが懸念だが、杞憂であってほしい。
○4 レーベンスティール
前走までの全レースにおいて、上がり最速で3着以内という好成績を残していて、中山も経験済み。新馬戦では、ソールオリエンスとクビ差の2着。ここで賞金を加算して、今後のキャリアに繋げていきたい。距離延長と鞍上が不安要素か。
▲9 アームブランシュ
弥生賞にて、ダービー馬タスティエーラと0.2秒差、札幌記念2着のトップナイフとクビ差の4着は評価できる。出遅れ癖があるのが不安要素だが、前日夜時点でのオッズを考慮すると、十分馬券に入れる価値がある。