透析の穿刺はけっこう痛い

週3回の透析、それぞれ2本の針を腕に刺すのですが、痛いときと、それほどでもないときがあります。
神経の関係なんでしょうね、痛くないときもあるんです。逆に、めっちゃ痛いときも多いです。

穿刺の痛みを抑えるため、「ペンレステープ」とか「リドカインテープ」と呼ばれる、局所麻酔の貼り薬が用意されています。この貼り薬、薬局では買えません。クリニックの処置でしか入手できないものなのです。
どれくらい痛みが軽減できるのか、使ったことがないのでわかりません。痛みがなくなるメリットはわかりますが、逆に痛みがわからないデメリットもあると思うのです。
というのは、最初に皮膚を通るときの痛みはいいのですが、針を深く刺しすぎて2度目の痛みがあると、血管を突き抜けていることを示すのです。これを感知できないのが怖いのです。針が血管を突き抜けて、そこに血液が流れ込むと内出血のようになり、数日後に青あざになります。血管の周りに血液が溜まっていて圧迫されるので、その血管が(青あざが治まるまで)使えなくなってしまいます。

私の場合、返血側の穿刺が難しく、何度も青あざになっています。なので、痛みを感じていたいのです。

「ペンレステープ」や「リドカインテープ」は、穿刺の数時間前から貼っておいて、穿刺時に剥がすんです。なので、次回の穿刺前に使うものをクリニックでもらって帰るかたちです。そのままの大きさで使うこともありますが、細長く2つに切って、広範囲に使うひともいるようです。

血管に穿刺すると、血管壁が傷つきます。何年も同じ場所を使っていると、使えなくなることがあるようで、シャントも造り変えが必要になるようです。いまのシャントは左腕の肘あたりなので、次はどこにつくるのかな?右腕になるのかな?

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