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スタジオルームチューニング測定日誌7

こんにちはShinya's Studioです。

このシリーズはその日スタジオで測定した内容を短く書いておくための備忘録として機能します。なので基本無料になります。

今回で7回目。いやぁ三日坊主にならなくてよかったw

今回は吸音パネルパネル2枚での実験。

Shinya's Studioのスタジオでの最優先項目は80Hzのディップなんだけど、クローゼットの扉を開けることで解決するけど、それだと壁際で50Hzがブーストされて防音的にやばいのでって話。

とりあえず今ミックスする時はクローゼット開けてるけど、将来的に閉めてもある程度フラットになるようにしたいとおもってる。

そこで今日は吸音パネルを2枚使って実験した。

吸音パネルは前回の前に板をつけたものよりさらに板を追加してパワーアップした。そこらへんも検証。

これが前回の
これが追加したやつ

で、それ単体で測ってみた。パネル無しのやつが消えちゃってよくわからないけどこんなかんじ。

そんな変わってないか。細いやつが3本追加されただけだからね。。

で、クローゼット開けた時と、パネルを2枚にした時も測定した。

緑がクローゼット開けた時で、赤が1枚、青が2枚。

1枚の時は高さ70cmくらいの台においてるんだけど、2枚は床から縦に2枚。

パネルは1枚90cmだから180cmでクローゼットの扉とほぼ同じ。

これをみると2枚にすると80Hzあたりのディップはクローゼット開けた時にほぼ近づいてる。

でも45Hzあたりがクローゼット開けると下がってて、これでフラットになるんだなと再認識。これはクローゼット開けることでバスレフ的に壁際はブーストされるけどリスニングポイントでは節になってちょっと下がるのかも。

ここら辺はADAMの補正で切ればいい。むしろリスニングポイントで下げられれば壁際も下げられる!

ちなみにパネルは1枚はさっきの板がたくさんついたやつで、もう1枚は何もついてない普通のやつ。

試しにパネル違いで上下で違うかもやってみた。

ちょっとみづらいけど、赤っぽい紫が下が普通のパネル(板がついてるのが上)。
青っぽい紫が上が普通のパネル。

ほぼ変わらんね。。wこれは板が意味ないのか、場所が意味ないのかは分からない。でもパネルは吸音材だけでも意味あるんだな。木材にすればクローゼットの扉ともっと近くなるのかも。

ちなみに壁際のクローゼットオープン(茶)と、閉めてパネル2枚(茶)。

やっぱり50Hzのブーストは全然違うね。

パネル2枚、というかクローゼット閉めた普通の状態だとリスニングポイントも30〜50Hzがちょっと上がってるから、補正で削れば壁際も5dBくらい下がるかな?

というわけで今日はこんな感じ。

引き続き色々やっていきたいけど、次はクローゼットに近い材質の反射パネルを作ってからかな。ちょっと先になりそう。

また何かできることを思いついたら日誌8でやります。

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