2022初めて見た冬虫夏草だよ8月〜9月編

8月
8/14いつもの山でシダの葉をめくっているとウスキヒメヤドリバエタケ。Twitter上でoso氏によく見ると子嚢殻ついてますよのご指摘が!てっきりアナモルフのマユダマヤドリバエタケと思っていたのでとてもビックリ。ただその後回収しに行くと無くなっました(泣)来年も発生してくれ〜。

2022/8/14ウスキヒメヤドリバエタケ

8/25oso氏がクビオレアリタケのTwittetをRetweetされいいなぁとおっしゃられていたのでお招きしての虫草オフ。ここら辺クビオレは沢山あるけどイトヒキミジン全然無いんですよ〜見た事無いですわ〜などと偉そうに言っているとosoさん簡単に見つけちゃったよ!ちょっと恥ずかしい🫣その後自力で至る所で見つけられる様になりまさしく.徒然草仁和寺にある法師「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」でした。

2022/8/25oso氏発見のイトヒキミジンアリタケ

さらにoso氏が未熟なクビオレアリタケを撮影されているとこれも初見の重複寄生菌アリノミジンツブタケを発見される。oso氏曰くこんな綺麗なアリノミジンなかなかないですよとの事。急いでカメラを車までとりに戻りましたよ。その後色んな事実が分かったみたいで貴重な重複寄生菌となりました

2022/8/25oso氏発見のアリノミジンツブタケ

場所を移動してまずパッと目に入った虫草みたいなものスルーしかけるとoso氏がムラサキクビオレタケですよとの事。氏もこんな低地でも発生するんだと驚いておられました。自分一人だと完全にスルーしてた\(//∇//)\ギロチンしそうで採らなかったので来年に期待。

2022/8/25ムラサキクビオレタケ
2022/8/21oso氏がいいなぁとRetweetされたクビオレアリタケ。その後氏が採集されました。

9月
9/7いつもの山で梅の幹に発生していたよく分からんやつoso氏曰くホソエノコベニムシタケかもとの事

2022/9/7よく分からんやつ①

シダの葉裏に発生していたこれもよく分からんやつだけどoso氏も後日お会いしたどろんこ氏もウスキサナギタケだろうとの事

シダの葉裏に発生していたよく分からんやつ②
ウスキサナギタケかも?
クリーニング後

9/18これもいつもの山でシダの葉裏に発生していた子嚢殻が赤っぽいのが特徴的なよく分からんやつ③oso氏曰くコナサナギタケのテレオモルフかもとの事。その後回収しに行くと無くなっていました。

2022/9/18よく分からんやつ③

9/22これもいつもの山で登山道トイレの前の崖を何気に覗き込むと見慣れぬ未熟な虫草。この時期なんで不稔だろうと思い掘り出すとキマワリ幼虫生、あぁ、あれだキマワリアラゲツトノミタケの未熟なやつだ!しかしよく調べると成熟期が秋みたいでこれからだったのか!知らずに採集してしまったので追培養試みるも失敗。来年は晩秋まで気長に待ちます。

2022/9/22未熟なキマワリアラゲツトノミタケ(たぶん)

9/29少し遠目の坪へ定期視察。斜面に見慣れぬ虫草。掘り出すと小さなツチダンゴが宿主と分かり最初広東虫草かと思いましたけどなんか違う。しかも大きさも大小バラバラでとりあえずTwitterに上げるとMikoskop氏がエゾハナヤスリタケではないかとのご指摘。その後oso氏も採集され胞子も観察されエゾハナヤスリタケと確認。まぁまぁ珍しいものらしいので一部博物館へ、結構な数があったので来年も発生してもらいたい。

2022/9/29エゾハナヤスリタケ

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