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59年レスポールがやってきた!ただしジャンクw

日々オークションサイトやフリマサイト巡回してはジャンクギターをチェックする毎日w
暇さえあればギターやらエフェクターやらアンプやら…ただただ眺めてますw

そんなある日
「59年レスポール・ジャンク・34000円」
てのを見つけたのよ!
見つけた瞬間血圧・心拍数共に爆上がり🚀⤴︎ ⤴︎
背中にうっすら汗をかき、震える指で画面スクロールして確認しつつ他の人に見つからないうちに購入👍
そんな訳で手に入れました
Epiphone 1959 Les Paul Standard

オフィシャルより

ギター好きなら誰もが憧れる1959レスポール、ひたすらに高騰を続けるヴィンテージギター、当時物は数百万円。
レプリカのレスポールスタンダード、Gibsonカスタムショップでは70~100万円、Gibsonレギュラーで30~60万円、もう少しみんなが手に取ることができるようにするには?

1957年、EpiphoneがGibson傘下に入ってから現在に至るまで、商品開発において2社間に協力と言えるほどの関係はほとんど無かった。
これには驚いたけど、そんなもんなのか…

みんなも知ってる通り、Gibsonは何度も経営危機を乗り越えてきた。近年業績不振から経営も危ない状態が続く中、Epiphoneブランドへのテコ入れと裾野の拡大をひとつの戦略として、初めてGibsonカスタムショップとEpiphoneのコラボレーションが実現した。
それがこの1959レスポールスタンダードだ。

派手すぎない虎目が良い
ヘッド形状変わったよ
メダリオン👍


いいでしょ?どこがジャンク?
はい、ポッキリいってました😊

スカーフジョイントからポッキリ🤣🤣🤣
あまりに綺麗に裂けてたので、到着時まるで分かりませんでした…
よく見たら、あれ?って…
まー、34000円ですからねwww
Epiphoneはスカーフジョイントになってるので、倒すとそこからポキッと行っちゃうんですよね。

Cがスカーフジョイント

でも、元々繋ぎ目なので修理もしやすいw
ガッチリ固定して72時間放置。
繋ぎ目ペーパー掛けてこんな感じ。

跡は残ってるが、繋がった👍

ネックはディープジョイント、PUはBB2
リアPUはBB3
コントロール部はこの通り

主要な電装部品は、Gibsonのレギュラーモデルを上回るカスタムショップと同一の物が使われている。
ナットはTASQ、PUはBurstBuckerの2と3、ポテンションメーターはCTS、コンデンサーはMollyにスイッチクラフトのジャックとスイッチ。
ペグとブリッジはEpiphone製だが、これらのクオリティはGibsonとそんなに変わらないw
乗ってるパーツだけで軽く購入価格を上回る優良物件だw
仕上げのペイントがラッカーじゃないのが残念😓

近年「ギターの音は木材に依存しない」説がかなり幅を利かせているwなるほどとも思うが、この60年間色々な木材を利用し、工夫して来たのは全て無駄だったのか?
木材以外でギターが作られないのは何故か?
アクリルギターが酷い音するのは何故か?

自分はエンジニアでも技術者でもないから、科学的物理的に説明は出来ないけど、ボディ材が音に影響するのは確かだと思う。
ただし、昔から言われているより限定的なんだと思う。

1959レスポールが他と決定的に違うのはネック、太い!ほんとに太いw
故に自分にとっては12F以上は弾きにくい、が!
とてつもないサウンドを奏でる。
自分の所有ギターで「コイツはいい!」というギターの共通点は太いネック。
ビンテージスタイルのテレキャスなんだが、ネックがごんぶと!他にもテレキャス持ってるがごんぶとの圧倒的な音の太さ。

知り合いのギターテクニシャンが言ってたよ、
以前PRSの社長と話をする機会があり、そのとき「ギターテクになるならネックを研究しなさい」とアドバイスされたと。
ネックの太さは直接音に影響するみたいよ。
セットネックのレスポールでは関係ないけど、Fender系のデタッチャプルネックは、ジョイントを工夫するだけで劇的に音が変わるからね。これホント。

それから重要なのは、配線と接点。
元々オーディオマニアですからねw配線と接点にはうるさいしこだわるんですよ。
近年のギターはGibson、Epiphone共にワンタッチカプラーでの配線を採用している。
近年よくダメ出しされる音の細さはここが原因だ。
昔からGibson系の内部配線は目の詰んだシールドケーブルを採用してきた、これが音の決め手と言っても良い。自分のレスポールは全てシールド配線にしている。

近年のGibsonキヤビティ内
自分のは昔ながらの半田付けです


ギターの出力なんてコイルと弦から発するものだから微弱なアナログ電気信号です、それを劣化させずに出力するにはある程度太い銅線と、しっかり繋がる接点が一番大事なポイントだ。
近年のカプラー配線はパソコンの中のマルチケーブルと同じぐらいほっそい銅線で結線されている。オマケに全てカプラーなので余計な接点が多数…
こんな状態では信号劣化は免れないよ…

GibsonとEpiphoneの大きな差は「木材」
コレはオフィシャルでも明らかにしている。
Epiphoneに使われているマホガニーは実はラワン材だ。昔はベニアの原料だった熱帯雨林の木材だが、木材不足の中アジアンマホガニーと呼び無理くりギターにしているw
メイプルはメイプルだけど、指板はローレル、このローレルはローズウッドの代替品として近年増えてきてる。月桂樹とは違うらしい。
そのような木材を使っているEpiphonはトータルでGibsonより少し軽く仕上がっている。
この59モデルはちょうど4kg、ギターとしては軽くないけど、Gibsonよりちょっと軽いよねw

そう、ギターの音が木材に依存しないという事は、故にこのEpiphone 1959 Lespaul Standardは、Gibsonと比べても遜色ないという事。✌️✌️✌️✌️✌️

なんだかね、このギター手に入れてからギター探ししなくなっちゃったw
あまり気にしては無かったけど、やはり59を気にしていたのかも。
あ、青いレスポールだけは依然物色中w

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