P90を搭載して唯一無二のサウンドを得たレスポール
56年Gold Topと言えば、ちょっとマニアな方なら「お!P90ね」となるかとw
世はコロナ禍、断捨離ブームもあり、奥さん方は押し入れの整理する中、お父さんの使ってないギターを見つける。
「ねえ、このギターいるの?」
……
かくしてギターはフリマサイトに格安で出品されていくのでしたw
たった一年前だが、驚くほどの格安でたくさんのギターが出品されてたんだよね、そんな時にこれも格安で入手しました。
そもそもがストラトマニアでしたから、レスポールにどっぷりとハマっても、やはりシングルサウンドは好きなんですよね。
Gibsonがシングルコイルとして作ったP90ピックアップ、コレのサウンドも気になるし、レスポール好きならやはりGold Topは憧れの一本だし…とオークションで落札してしまったのでした。
P90のレスポールについては知らないことばかり。
その素性についても調べて行くと面白い、通常レスポールのポットは500kΩ、ストラト系は250kΩなんだが、P90モデルに関しては300kΩのポットが使われていたようだ。
オマケにコンデンサーも0.33μだったということで、当時のスペックの物を用意👍
あ、今回ボディの質が良かったので、磨き画像は無し👍
このギターもあまり使われることなくしまい込まれたのかね?ダメージは少ない。
いつレスポールのカスタムが来ても対応出来るテンプレート作成www買うと高いんだよなw
そして、シングルコイルはノイズ拾うので、シールド加工。
導電塗料調べていくと「ドータイト」というものに辿り着いた。ちょっと高いが抜群の効果なんだとか。高級品なので小分けにして売ってる人がいるんだよね。上手いことやってやがるw
今回はそのドータイトを使ってみた。
うん、いいよ。比べてないから差は不明w
さて、EpiphoneのノーマルPUはどうも良い印象が無いが、P90について知らなすぎ。とりあえずストラトとレスポールの間の音らしいwぼんやりしてるけどまー、何かPUを手配する事に。
ポットとコンデンサーを発売当時のスペックで手配してるし、PUも当時に近い物をと思ったが、これが高いwww
そんな時はEpiphoneの「Pro」シリーズ!
Epiphoneの「Pro」シリーズのPUは、Gibsonの60年代の製造法を忠実に再現、ニッケル合金の割合、砂型鋳造のアルニコ2マグネット、メイプルの絶縁体とマニアも驚きの仕様だ。
普通のハムバッカーであるProBuckerは何度も使っている、これまたGibsonのPAFを100個以上所有するマニアも「聞き分け無理かも?」と言うほど素晴らしいサウンドなんだよね。
期待を込めて「P90Pro」を手配。
さて、クリーム色のカバーを手配しようとして驚愕の事実に気がつく…
P90Pro当時に忠実に再現しているため、ホールピースのピッチはインチ規格の49.2mm。
現行のP90はアジア規格のフロント50mmリア52mmとなっている…あぁ…
カバーも、49.2ピッチは国内でほとんど流通していないという悲しい現実に直面した。
こんな時はeBayですよ、4個セット900円ほどで購入出来ました。そして2個800円で売れましたwww
ピックアップのマウントはボディ直付け、スポンジで高さを調整というスーパーアナログ式。
テールピースはお気に入りのアルミに換装済。
一応こんな感じに組み上がり。
普通のレスポールとはかなり異なるサウンド、
シングルコイルだが、ストラトとも完全に異なるサウンド。
やはり唯一無二のサウンドは堪らない人には堪らないだろう、ストラトやテレキャスとは一味もふた味も違うなんとも厚みのあるシングルサウンドです。
ここからが問題ですwww
全てにおいて「普通」は嫌な性格なんですwww
なので56年レスポールについて更に調べていくと、極初期にはP90にニッケルシルバーのカバーが装着されていたそうだ。
それならニッケルシルバーのカバーを探そう!となったのですが、ここに立ちはだかるのが以前にも出てきたビンテージピッチ問題です😓
49.2mmピッチのカバーは国内で探すと1万円オーバーだったり😱どういうこと?
仕方なくeBayにて米国より取り寄せ、それでも五千円近い値段でしたがそこは我慢😖
かくしてビンテージ感マシマシに。
ニッケルシルバーにして何が変わる?
音が変わる?若干ハイ落ち?
ハイ落ちはあまり感じられないが、ピッキングのアタック感が若干強くなったかな?
まーそんな感じぐらいしか分かりませんw🤣
先日のGreenyが出来てからというもの、メタル野郎なのに頑張ってブルース勉強してます🤣
P90でのブルースもたまらんものがあります。
加齢とともにブルース弾けるとかっこいいZZIになれるよなー😅
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