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便秘がひどくなると腰が痛くなる?その秘密とは?

腰痛と便秘が関係しているなんて!?

「お通じがでない!」
「お腹が張って苦しい!!」
「腰が痛い!!!」


と聞こえてきそうな画像ですが、多くの方が悩まれている「便秘」と「腰痛」。

一見まったく関係なさそうな二つですが、とてもお繋がりの強いんです!!!

今回は「便秘」「腰痛」の二つで悩んでいる方、もしくはどちらか一方で悩んでいる方に、この二つがどのように関係するのかお伝えできればと思います。

便秘と腰痛の関係性とは?

便秘と腰痛はとても関連が強いです。
便秘で排泄物が溜まることで腸が重くなります。内臓は横隔膜から膜を介してぶら下がっているため横隔膜が下に引っ張られてしまいます。

横隔膜と内臓について

横隔膜が下がることで腹圧が強くなってしまい、内臓全体の圧が強くなってしまい血流が悪くなってしまいます。そのため圧を逃しやすいお腹を緩めることで圧を逃します。

腹圧について

腹部が緩まることで、腰椎の前弯が強くなり重心が前にいき仙腸関節が使えなくなってしまいます。

すると骨盤周りの筋肉が仙腸関節の代わりに体を支えようと固めてしまい、筋肉が固まることで血流が悪くなり腰痛がでやすくなります。

また悪くなった血流を、交感神経を優位に働かせることでなんとか血液を送ろうとします。

そうすると血流が筋肉に優位に行き、内臓への血流が減ってしまうため便秘がさらに悪くなってしまいます。

そのためアプローチとしては、

「前方にある重心を後方に戻し仙腸関節を使える状態にする」
「リラックスした状態(副交感神経が優位)をつくり、内臓への血流を増やす」

ことが必要となってきます。

アプローチ(対処方法)

骨盤周りの筋肉を緩めるためのストレッチ

腰を支えるインナーマッスルのトレーニング

副交感神経を働かすために重要な睡眠の質をあげるために眠る際後頭部にアイスノンなどを置き、頭を冷やします

メカニズム(重心を交えた症状メカニズム)

両側前方重心

前に倒れないように腰や首の筋肉が常に働く

常に働く筋肉に血液を送るため交感神経が働きやすくなる

副交感神経が働きにくくなり、腸の動きが悪くなる

便秘となり、腸に排泄物が溜まる

腸が重くなり、横隔膜が下垂し骨盤を圧迫

強くなった腹圧を逃すため腹筋が緩み反り腰となる。
骨盤が開かないように周りの筋肉が硬くなる。

骨盤周りの筋肉が上手く使えなくなり、腰周りの筋肉を過剰使用し疼痛が出る。

まとめ

このように「便秘」「腰痛」どちらも自律神経や腹圧のコントロールに大きく影響をあたえることが共通しています。

逆に言えば片方がよくなれば、もう片方も良くなる可能性は高くなります!

まずはしっかりとどちらの症状に対しても、根本の原因はどこなのかを明確にしてそこを改善していければと思います。


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