【画像生成AI】ガチャ沼にハマったら見て!チェックポイント6つ
こんにちは、Shinyaです。
DALL-EやStable Diffusionを使ってると、思った通りの画像が出なくて「ひたすらガチャ」なんて状況が良くありますよね。
で、そんなとき、ひたすらガチャするんじゃなくて別の方法を考えてみる価値はあります。
とはいえ、ガチャ沼にハマっている最中に落ち着いて考えることは難しいので、チェックポイントを作りました。
主にAIマンガ用ですが、考え方はマンガ以外でも使えるはず。
6つのチェックポイントで、ガチャ沼から脱出してください!
チェックポイント① 画像生成AIがプロンプトを誤解してないか?
プロンプトが正確だったとしても、画像生成AIが誤解することはよくあります。
以下は「杏仁豆腐」をイメージして作ったプロンプトです。
DALL-E 3で出力した結果はこちら。
明らかに変な杏仁豆腐です。
プロンプトに指定した「almond tofu」は、杏仁豆腐の英語として間違っていません。Google画像検索で「almond tofu」を指定しても、やはりお馴染みの杏仁豆腐が出ているのです。
DALL-E 3では「tofu」というキーワードを豆腐として強く認識しているようで、almondとかchinese dessertとか付けても変わりません。
結局、tofuというキーワードを使わないようにしたら杏仁豆腐が出ました。
つまり「英語として正しいかよりも、画像生成AIが認識できるようにプロンプトを書く」のがポイントです。
チェックポイント② 別の画像生成AIで作れないか?
画像生成AIを使っている人はメインで使っている技術(StableDiffusionとかDALL-Eとか)があると思います。
ですが思い切って、別の画像生成AIで作れないか検討してみましょう。
画風が変わる可能性もありますが、出力された画像をi2iすればカバーできることもあります。
チェックポイント③ 過去に生成した画像を流用できないか?
いま作ろうとしている画像は、新しく生成する必要がありますか?
過去に作った画像で使いまわせる画像がないか、ちょっと探してみましょう。
わたしの作ったAIマンガでも、別のシーンで作った画像をそのまま流用している箇所が多数あります。
また同じ画像だけど、クリッピングを変えて使用した個所や、左右反転して使用した個所もありました。
AIマンガなら通用するテクニックですね。
画像の使いまわしに足を踏み切れない方は、私のマンガでチェックしてみてください(すべて無料で読めます)。
チェックポイント④ 別のシーンに変更できないか?
画像生成AIには得手不得手があるので、苦手なシーンは避けた方が無難です。
先ほどの杏仁豆腐の例で言えば、次のようなシーン変更が考えられます。
プリンやカットリンゴなど他のデザートに変更する
杏仁豆腐を食べている口元アップに変更する
店内の風景や足元アップなどに変更する
AI画像生成では、このあたりの妥協力や交渉力は必要です。
一切変更できない場合は、チェックポイント⑤やチェックポイント⑥を検討してみましょう。
チェックポイント⑤ 画像合成や画像編集でカバーできないか?
画像生成していると、惜しい画像がよく出てきます。
そんなときは、画像を合成したり、背景除去・物体除去などの画像編集でカバーできないか、検討してみましょう。
AI画像生成で出力した画像をそのまま使う必要はないと考えると、できることがだいぶ増えます。
ちなみに私のAIマンガでも画像合成を多用していて、表紙も3枚~4枚の合成です。
AIで画像生成するとはいえ、やっぱり画像編集スキルは必要です。
チェックポイント⑥ 素材サイトを利用できないか?
そもそもAIで画像生成する必要ってありますか?
無料の素材サイトはたくさんあるので、使えそうな画像があれば使った方が早いです。
実際、杏仁豆腐も無料素材サイトにありました。
まとめ
以上、ガチャ沼にハマったら見るべきチェックポイント6つを紹介しました。
ガチャも最大で10~20回ぐらいで終わりにしたいものですね。
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