自分の分からなかった語集

希薄・・・ある要素の乏しいこと。物事に向かう気持ち・意欲などの弱いこと。液体気体などの濃度密度がうすいこと。また、そのさま

反芻・・・繰り返し考え、よく味わうこと。何度も話を噛み砕く

確執・・・互いに意見を譲らないこと

始まりもしないうちに終りを迎えたことだろう

口吻・・・話す人の考えや思いがうかがえるような話し方の調子をいう。言い方。ex)不服そうな口吻

点灯夫・・・該当・軒灯がガラス等や石油ランプであった頃、それに点火してまわることを仕事とした人

摩天楼・・・天を摩するかと思われるような高層ビルのこと

不朽・・・いつまでもくちないこと。滅びることなく、長く後世に残ること。ex)不朽の名声

聾する・・・耳が聞こえなくなる。又は聞こえなくするex)耳を聾する騒音

轟音・・・とどろきわたる音のこと

登攀・・・山または高所によじ登ること

熾烈・・・勢いが盛んで激しいこと。ex)熾烈な戦い

立坑・・・垂直に掘り下げた坑道。

坑道・・・地下に造られる通路のこと。鉱山にある

やきもきする・・・あれこれと気をもんでいらいらする様

越年・・・古い年を送って新しい年を迎えること。年越し。ex)今年は郷里で越年でした

涵養・・・水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。ex)読書力を涵養する

掘削・・・地盤や岩盤を掘りとったり削り取ったりすること。また掘って穴をあけること。ex)運河を掘削する

露頭・・・地層・岩石・鉱床が地表に表れている部分。地質学の野外調査(総して地質調査)では露頭を観察することが中心となる。

多角的・・・色々な角度から物事を視る。様々な視点から視る。ex)多角的な営業を目指す

多面的・・・ものの在り方や見方が色々な方面にわたっている様。物事の側面を広く捉える。良い部分もあれば悪い部分もある。ex)事態を多面的に捉え直す

ロードマップ・・・プロジェクトマネジメントにおいて用いられる思考ツールの一つ。未来予想図の提示。合意形成ツール。目標管理ツール。計画表。

バイアス・・・偏見・先入観

三段論法・・・大前提、小前提、結論の三つからなる論法。仮言三段論法や選言三段論法が代表的。

ジレンマ・・・二つの相反する事柄の板挟みになること。倫理学

帰結・・・最終的にある結果・結論に落ち着くこと。哲学では仮定もしくは前提から推論によって結論を導き出すこと。類義語:帰着。帰趨

包含・・・包み込み、中に含んでいることex)幾多の問題を包含する。類義語包有

包括・・・全体を一つにまとめるex)諸問題を包括して扱う。すべてを包括した概念。類義語:総括

遺贈・・・遺言書で無償の遺産相続。法定相続人外の人も遺言書に登記された場合受け取れる相続方法

モーダストレンス・・・対偶による証明の正式名称。PならばQである。Qは偽である。従ってPは偽。否定によって肯定する様式

モーダスポネンス・・・論理学における妥当で単純な論証。前提が真でなければならない。PならばQである。Pである。従ってQである。肯定によって肯定する様式

二者択一・・・二つの事柄のどちらか一方を選ぶこと

蓋然的・・・ある事柄が起こりうると考えられるさま。ある程度確かであるさま。ex)蓋然的な結末

形而上・・・形を持っていないもの。時間空間形式制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。

形而下・・・形を持ったもの。物質的なもの。感性を介した経験によって認識できるもの

介する・・・両者の間に立つ。仲立ちとする。心に留めて心配する

豊穣・・・穀物が実り豊かなこと

拍車をかける・・・物事の進行を一段と早める

光明・・・明るい光。希望。仏・菩薩の心身から発する光。慈悲や智慧を象徴する。ex)前途に光明を見出す

光輝・・・光り輝くこと。名誉、誉。ex)光輝ある伝統

寵児・・・特別に可愛がられる子供。世にもてはやされる人。人気者。ex)時代の寵児

自負・・・自分の才能・知識・業績に誇りを持つことex)プロであると自負しています

嘆声・・・嘆いたり感心したりしたときに発する声。ため息ex)思わず嘆声を漏らす

昔日・・・過去の日々。昔。往時。いにしえ。ex)昔日の面影を残す

往時・・・過ぎ去った時。以前。ex)母校を訪ねて往時をしのぶ

偲ぶ・・・過ぎ去った物事や遠く離れた人・所を懐かしむこと。

忍ぶ・・・ぐっと堪える。耐える。ex)忍ぶ恋。人目を忍ぶ

天険・・・地勢が険しくなっている所。自然の要害。ex)天険の地

体躯・・・からだ。からだつき。体格。ex)しなやかな体躯

如何様・・・名:いかにも本当らしく見せること。副:1確かに。本当に。
ex)如何様思い返すとああいうことは二度と起きないであろう。2何としてでも。ぜひとも。ex)如何様取り返す。感:相手の言ったことを肯定するときに発する言葉。なるほど。

慕情・・・慕わしく思う気持ち。特に異性を恋い慕う気持ち。

豊潤・・・豊かで潤いのあること。またそのさま。ex)豊潤な土地。豊潤な音色

芳醇・・・香りが高く味の良いこと。多く酒にいう。ex)芳醇な銘酒

矮躯・・・背丈の低いからだ。短身。短躯

媒酌・・・結婚の仲立ちをすること。仲人。ex)媒酌人

仲人・・・中に立って橋渡しをする人。特に結婚の仲立ちをする人。媒酌人。月下氷人

月下氷人・・・縁結びの神さま。転じて男女の縁の仲立ちをする人。略して氷人ともいう。

出奔・・・逃げ出して行方をくらますこと。逐電。ex)親に逆らって郷里を出奔する。江戸時代、徒士以上の武士の失踪をいう

逐電・・・敏速に行動すること。とくに素早く逃げて行方をくらますこと。ex)公金を横領して逐電する

公金・・・国または地方公共団体の所有に属する金銭。団体や会社などのお金。ex)公金横領

軽侮・・・軽んじ侮ること。人を見下してばかにすることex)軽侮の念

執拗・・・しつこいさま。ex)執拗につきまとう。自分の意見にいつまでもこだわり続けるさま。頑固。えこじ。

先年・・・何年か前の年。ex)先年の大地震

光彩陸離・・・美しい光がまばゆいほどにきらきらと輝くさま。光彩は美しく輝く光。陸離は光がきらきらと入り乱れて輝くさま。ex)光彩陸離たる新緑の季節。物事が他を圧して素晴らしいさま。ex)光彩陸離たる作品

悠揚・・・落ち着いているさま。ex)悠揚たる物腰

近習・・・主君の側近くに仕える役

離愁・・・別れの悲しみ。ex)離愁を味わう

ないし(乃至)・・・あるいは。または。ex)電話ないし手紙で知らせる。三年ないし五年かかる

因果・・・1原因と結果。またはその関係。2仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする考え。特に、前世ないし過去の悪行の報いとして現在の不幸があるという考え。ex)親の因果が子に報い。3宿命的に不幸な状態におかれているさま。不運なさま。ex)頼まれると嫌と言えない因果な性分。

性分・・・生まれつきの性質。天性。ex)やり方が性分に合わない

生得的・・・性質などが生まれつきであるさま

生得的行動・・・経験や学習によらず、生まれながらにして取る行動。本能的行動。対義語:習得的行動

内省・・・自分の考えや行動を深く省みること。反省。内観。ex)過去を内省する

止揚・・・

恒真式・・・命題を記号化した論理式において、論理的に真であること。また常に真となる論理式であること。

羊質虎皮・・・外見は立派だがそれに伴う実質がないたとえ。実際は羊なのに、虎の皮を被っている意から。

幡神まっか

導出・・・前提・理論から結論を論理的に導き出すこと

公理・・・一般的に通用する道理。

自明の理・・・あれこれと説明する必要のない明白な道理

無矛盾性・・・

ユビキタス・・・いつでもどこでも存在するという偏在を表す言葉。宗教的解釈では一神教のキリスト教などで神はどこにでも存在しているという考え

支離滅裂・・・統一もなくバラバラに乱れている状態。道筋が立たず、メチャクチャなこと。ex)支離滅裂に敗走した

緩急・・・ゆるやかなことときびしいこと。おそいのと早いのと。ex)緩急をつけて話す

任意・・・人の意志に任せること論理:勝手に選ばせること

息吹・・・息を吐くこと。生気や活気のあること。春の息吹に触れる。時代の息吹

主辞・・・判断(命題)の対象となり、陳述がそれについて行われる概念。主概念

陳述・・・意見や考えを口で述べること。また、その述べた内容。法律用語では裁判の当事者や代理人などが、事件について口頭または書面で意見や主張を述べること

代替案・・・既に発表・提出されている案に代わる案

各人各様・・・人によってそれぞれやり方などが違うこと。人さまざま

踏襲・・・それまでのやり方を受け継いで、その通りにやること。ex)先例を踏襲する

同じ轍を踏む・・・先人の犯してしまった過ちを繰り返してしまうこと。嫌なことを繰り返したくないときに使う言葉

邪推・・・他人の心意を悪く推量する。ひがんで、自分に悪意をもっていると疑ってかかること。ex)妻の行動を邪推する

愚推・・・おろかな推量。 自分の推測をへりくだっていう語。 管見。

破顔一笑・・・ニッコリ笑うこと。破顔は顔をほころばせること。ほほえむこと。一笑はちょっと笑うこと。

起居・・・立ち座ること。日常生活。

大伽藍・・・寺の総称。寺の大きな建物

請ずる・・・招く。頼んで来てもらうこと。ex)町から医者を請ずる

禅刹・・・禅宗の寺

諸法・・・この世に存在する有形・無形の一切のもの(仏語)

実相・・・実際の有様。実際の事情

一切・・・全て。全部。ex)期日までに夏休みの課題の一切を終わらせる。
全く。全然。ex)ビールを一切飲まない

諸方・・・あちこち。ここかし。

格好・・・物の姿・形。ちょうどいい程度。ころあい。ex)格好の値段。格好の場所

慟哭・・・悲しみのあまりに声を上げて激しく泣くことex)アルベルトは慟哭する

大往生・・・乱れや苦痛なく安らかに他界すること。80歳過ぎてから言うことが多い。事故死の場合は言わない

憂悶・・・悲しみ、もだえること。悩み苦しむこと。ex)憂悶の情

黙念・・・無言で考えにふけるさまex)黙念として一言も発しない

助力・・・手助け。加勢。ex)助力を惜しまない

~をけしかける・・・勢いづけて相手に立ち向かわせること。そそのかして自分の思う通りに行動させること

嘆息・・・嘆いてため息をつくこと。

折も折・・・丁度その時。ex)外出しようとした折も折電話がかかってきた

認める(敬語)・・・文を書くとき・食事するとき・支度するとき・処理するときに使う。ex)書き記す:手紙を認める。食事をする:夕食を認める。支度する:会議が始まる前に資料を認める

醇乎たる風格・・・全く混じり気のない人柄。純粋

風姿・・・なりふり。姿

瀟洒・・・スッキリと洒落ている様子。垢抜けている。ex)背広を瀟洒に着こなす

勇躍・・・勇んで躍り出ること

推戴・・・(ある人)を押しいただくこと。団などの長として、招聘すること。

招聘・・・人を丁重にな態度で招くこと。ex)教授として招聘する

先ず

本懐・・・本望。本来の願いex)男子の本懐

浪漫的・・・夢や冒険などへ強いあこがれをもつこと。ロマンの当て字でもある。

悽惨・・・目を背けたくなるほどむごたらしいことex)悽惨な戦い

悠然・・・落ち着いて少しも慌てないさま。ex)悠然と構える

具足・・・1物事が十分に備わっていること。ex)円満具足。2甲冑、鎧のこと。

陣羽織・・・陣中で鎧・具足の上に着た袖なしの羽織。

英姿・・・優れて立派な姿。

増長・・・つけあがって高慢になること。

薫風・・・初夏の快い風

花菖蒲・・・アヤメ科の多年生植物。水辺に生え4、5月に花が咲く

豊麗・・・豊かで美しいこと

異相・・・普通とは変わった人相や姿

鼻梁・・・鼻すじ。鼻柱

広縁・・・幅の広い縁側。

府中・・・律令制の国府。宮中に対して政治を行う表向きの役所

新発意・・・出家して間もない人

御曹司・・・宮中や貴族の部屋住みの息子。名門の子息

一瞥・・・ちらっと見ること。流し目に一度見ること

射竦める・・・相手を威圧的な視線、目つきで怯えさせる

聡慧・・・才知に優れていること。聡明

愚昧・・・馬鹿で物の道理がわからないこと

利発・・・賢いこと。頭の回転が速いこと。ex)利発な少年 類義語:明敏、利巧、聡明など

得度・・・仏教における僧侶になるための出家の儀式

大悟・・・大きな悟りをひらくこと

俊秀・・・才能に優れていること。また、その人を指す。ex)学会の俊秀ともてはやされる

乞う・・・他人に対して願い求める。願い望む。ex)許しを乞う

懇請・・・熱心に折り入って頼み込むこと

不明瞭・・・はっきりしないこと。ex)発音が不明瞭だ

双眸・・・右左両方のひとみ。両目

病床・・・病人の寝床

下向・・・都から田舎へ行くこと

嗣子・・・親のあとを継ぐ。あととり。家督をつぐ子供

急逝・・・急死

狼狽・・・うろたえ騒ぐこと。慌てふためくこと。


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