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社会人サークルに居るぼっち

過去の私。

以前、文化系の社会人サークルに所属していた。
友達が欲しかったし、創作活動を家以外でやってみたかった。
サードプレイスとして行ける場所が欲しかった。

皆いい人ばかりだったけど、
私は馴染めなくて
サークル内の優しいお姉さんが「〇〇ちゃんはどう?」と声をかけてくれて初めて発言するような、浮いた存在だった。

それが情けなくて、とても惨めで、
サークル後は泣きながら帰ったのを思い出す。

それでも家と職場の往復を抜け出したかったので、
頑張って(?)通ったんだけど毎回ひどく疲弊していた。
輪にまざれない自分。
すぐに疲れてへとへとになる自分。
二重で情けなくて、行けば行くほど自信をなくしてた。

みんながどうして笑っているのか分からなくて、
でも輪に混ざりたいからエヘヘみたいな笑い方をするんだけど、
周りとテンションの差が明らかなので、よけいに寂しくなる。

あのとき、みんな本当に楽しかったのかな
私だけがあんな思いをしていたのかな

今なら、「私がイキイキできる場所はそこじゃないのに」とハッキリ分かる。
本当はひとりの時間で回復するし
本当は人と話さず自分の好きなことを黙々としていたいのに、
あの頃の私にとっては、誰かとワイワイ楽しく過ごすことが正義だったんだ。

苦しかったなあ
よく頑張って行ったし学びになったけど、
行くたび勝手に傷ついていたので、自傷行為をしているようなもんだった。

マジョリティでなくてもいい、と思えるようになったのは、
おばちゃん化してきたことが大きいな
今後もババアを楽しもう。

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