最高のチャンスメーカーへ#12

『1番 ライト 賀喜○○ 背番号35』

“プレイ"

相手のピッチャーは荘司
変化球との比率は50:50だ

遥:○○頑張れ〜

荘司と太田に会釈をする

○:お願いします

○:(しっかり自分のスイング心がけよ)

太:荘司思いっきり投げてこい

荘:ｺｸﾝ ｼｭｯ

太:ﾊﾟｼﾝ

"ストライーク"

初球は低めにコントロールされたストレートだった

荘:ｺｸﾝ ｼｭｯ

ファール

荘:(2球目で合わせて来たよこれでルーキー！？)

そこからコントロールが定まらずファールやボール球が続きカウント3ボール2ストライクの10球目

荘:ｺｸﾝ ｼｭｯ

太:ﾊﾟｼﾝ

"ボールフォア“

最後のボールはスプリットだったがバットを止めることが出来た

赤:いい粘りだったぞ○○！その調子で行くぞ

○:はい！

遥:いいよ〜○○！

久:球数も稼げることもできるの！？
もうこれ反則だよ

岩:流石としか言いようがないよね

梅:そうだよね！

遠:○○が塁に出たということは

い桜:盗塁だ〜！

和:だね

こちらも今日も盛り上がっている

太:(走るかもしれないから牽制入れながらだな)

○:昨日のがあるから牽制来るだろうな

○○の予測は的中していた

荘:ｼｭｯ

鈴:タッチ

“セーフ"

○:次行くぞ

太:思い切り来い

荘:ｺｸﾝ ｼｭｯ

スチール！

ボール

太:ﾊﾟｼﾝ ｼｭｯ

“セーフ"

松:ナイスラン○○

遠:また成功したよ

梅:流石すぎるね

岩:1年目であそこまでできるとびっくりだよ

い:ほんとですよね

応援隊たちも○○のポテンシャルの高さにびっくりしている

松:(源田バントで1アウト3塁狙おう。出来れば自分も生きれるような感じのバントがいい)

その初球だった

荘:ｺｸﾝ ｼｭｯ

ｺﾂﾝ

バントは切れるか切れないかのとこで止まり、
ノーアウト1.3塁の場面を作ることが出来た。

久:源田さんバントうますぎ

久:ノーアウトで外崎さんとか嫌なんだけど

梅:久保落ち着いて

自軍がピンチになり久保が荒ぶっている

3番外崎に回る

1球目、2球目と見逃してノーボール2ストライクとなり3.4球目見切られ2-2となり、その5球目

荘:ｺｸﾝ

ｶｷｰﾝ

『打球は左中間落ちて3塁ランナーホームイン1塁ランナーの源田も帰って来た』

『ライオンズ外崎の2点タイムリーで先制です』

○:源田さんナイスバントにナイスランです

源:○○も粘って走って大活躍だよ

い:遥香さん先制しましたね

遥:うん！嬉しい

遠:このまま○○にも活躍してもらいたいね

久:○○の勢い止めなきゃやられちゃうよ

楽天ファンの久保を除いてそれ以外のみんなは喜んでいる

1回の裏を無失点に抑えたが2回裏だった

ｶｷｰﾝ

ｶｷｰﾝ

浅村、島内に2者連続弾を打たれ同点になってしまった

久:やったー同点だ

梅:悔しいね！まだ同点だからこれからの○○に期待だね

岩:そうだね

3回の攻撃は9番金子からだ

その初球

荘:ｺｸﾝ

ｶｰﾝ

落ちる球を上手く拾ってセンター前に運んで行った

そして○○に2打席目が回る

1球目、2球目見逃して1ボール1ストライク
3球目打ちに言ってファール
4球目だった

荘:ｺｸﾝ

ｶｷｰﾝ

『レフト下がって下がってフェンス直撃』

『金子は3塁回ってタイムリーになりました』

『賀喜○○プロ初打点です。ランナー2塁で源田です』

○:よっしゃー

最後のボールは甘めに入り落ちきらなかったスプリットを思いっきり引っ張った打球だった
3-2でライオンズがリードしている

遥:○○カッコよすぎだよｸﾞｽﾝ

遠:かっきー...かっこいい弟もったね

遥:自慢の弟だよ

○○が大活躍で嬉し涙が溢れてくる
それをみんなで慰めている

久:あそこまで持っていくのスゴすぎだよ

梅:この間まで高校生とは思えないパワーだね

岩:ヤバすぎ！ここまで活躍されるともっと好きになっちゃうかも

桜:やっぱすごいね○○さん

い:すごいよ○○君

和:これからももっと活躍してもらう為に応援頑張ろう

い桜:そうだね

○○応援隊も○○に初タイムリー初打点が出て大喜びだった(ただし1人を除いて)

そこから打線が繋がり打者一巡して6点取り9-2だった

そこから隅田もギアをあげ7回8奪三振2失点で切り抜けた

8回裏隅田から増田に変わる
バッターは浅村だった

1球目見逃した直後の2球目だった

古:思い切り来てください

増:ｺｸﾝ

浅:(来た!甘い!)

古:(甘い！)

ｶｷｰﾝ

打球は右中間へ飛んでいく

『打球はライト、センター追って、ライト飛び込んだ』

『賀喜○○取りました！2日連続のファインプレー』

岸:ナイス○○

ﾊﾟﾝｯ

岸とグローブ同士ハイタッチする

岸:○○大丈夫か？

○:全然大丈夫です

久:これは右中間抜けたでしょ

久:え〜

梅:ヤバすぎでしょあれ

岩:それな笑

○○のプレーにスゴすぎて笑いしか出ない蓮加

遥:○○すごいよ〜！

遠:ほんとだね

い:ルーキーであそこまでのプレーができるってスゴすぎですね

遥:ほんとだよね！この後不安になっちゃう

遠:大丈夫だよ！○○なら

遥:だよね

桜:今日○○さんに試合後会えたりしないですかね？

遥:どうだろ？一応○○に聞いてみるね

桜:ありがとうございます

そう話してるうちに8回の裏終わり増田が○○の活躍もあり無失点で切り抜ける

9回○○に打席回らず今日は5打数2安打1四球1打点だった

9回豆田がピシャリと抑えライオンズが9-2で勝利し、2連勝です

そしてヒーローは誰が行くのか気になるところだ

○○応援隊たちは○○あるんじゃないと期待していた

ヒーローはファンの中では○○か隅田の2択だっただろう

アナウンサー:放送席放送席おまたせ致しました
ヒーローインタビューです
今日のヒーローは先制のホームイン、勝ち越しタイムリー、ファインプレーの賀喜○○選手にお越しいただきました

○:ありがとうございます

遥:○○〜

梅:すごいじゃん開幕2試合目で初ヒーローなんて

い:○○さん〜かっこよかったです

ア:『プロ初スタメンが1番ライトで出場どうでしたか？』

○:昨日よりも緊張しました

『1番スタメンで行くと言われた時どうでしたか？』

○:とてもびっくりしたんですけど源田さんに後ろに俺とトノさんがいるから思い切り行ってこいって言ってくださったので少し楽に入ることが出来ました

『勝ち越しタイムリーの打席はどういう気持ちで入りましたか？』

○:隅田さんが打たれてどうしても1点でもとって楽にさせたいという強い気持ちで入ってああいう結果になってよかったです

『最後に自己紹介を兼ねてファンの皆さんに一言お願いします』

○:賀喜○○です。皆さんの応援のおかげで2連勝することが出来ました。これからも熱いご声援よろしくお願いします

ア:ありがとうございます。賀喜○○選手でした
放送席お返しします

ヒーローインタビューが終わりファンにお辞儀をしに行き帰ってくる時に○○がこちらに気づいた

遥:○○〜

岩:○○かっこよかったぞ〜

梅:お疲れ様

バレちゃうんじゃないかと思うぐらい大きな声で応援してくれていたんだなぁと思い嬉しくなった

ロッカールーム途中の監督室にまた呼ばれる

松:昨日に引き続きこれ
初タイムリーのボールとウイニングボールだ
これからもまた頑張ってくれ

○:はい！ありがとうございます

そしてロッカールームに戻り祝福され自分のロッカーにつき携帯を見ていると遥香姉から連絡がきていた

遥L:今日って会えたりする？

○L:大丈夫だよ

○L:ちょっとまってて

遥L:うん！疲れてるのにごめんね

そして試合後バスの時間まで○○応援隊と話す

遥:ほんとおつかれ！大活躍だったね

○:ありがとう！ほんとに緊張したんだから

梅:緊張しててあそこまでできるのがすごいよ

梅:試合中蓮加笑いっぱなしだったよ

○:試合中は必死ですから！そうなんですか？

岩:だって○○がルーキーなのにスーパープレーばっかするからすごすぎてだよ

○:ありがとうございます。

い:○○さんお疲れ様です

○:ありがとう！いろは達の応援届いてたよ

い:ほんとですか？嬉しいです！

桜:色んなプレーが見れてかっこよかったですよ

○:そんなことないですよ笑

和:○○さんに勇気貰ってばっかですよね

○:そんなことないよ！俺もみんなのパフォーマンス見て勇気貰ってるからさ

○:そろそろ行く時間だからごめん

○:昨日今日ありがとうございました

○:あ、遥姉

遥:何？

○:これウイニングボールあげる

遥:いいの？お父さんやお母さんにあげなくて

○:うん！初ヒットと初タイムリーのボールあげるからさ

○:遥姉にこれは大事に持ってて欲しいな

遥:わかった！明日は行けないけど頑張ってね

遠:みんなでこれからも応援してるからね

○:ありがとうございました！みなさんも気をつけて帰ってください

梅:ありがとう！これからも頑張ってね

○:遥姉ちょっと来て

遥:何？

ｷﾞｭｯ

遥:どうしたの？急に

○:ずっと応援してくれたしこれから会う頻度少なくなるからお礼の気持ちかな

遥:ありがとう！これからもみんなで見てるからね

○:うん！ありがとう
じゃあね👋

○○応援隊たちと別れバスに乗る

○:(はぁ...遥姉たちの前で活躍出来て良かった)

と安心しきった○○

そして次の日もスタメンで出て3打数1安打1四球
1盗塁だったがチームは敗戦した

○○応援隊たちも2日目の試合が終わり、東京に帰ってきていた

岩:○○の活躍があったからかな野球観戦ってこんな楽しいんだって初めて思った

桜:私もです！また行きたいって思いました

久:○○のおかげでもあるけどみんなが野球観戦楽しんでくれて良かったよ

久:これからも野球観戦行こうね！

い和:はい！また皆さんと行きたいです。

これから○○の応援に行くことが決まった応援隊達だった

その頃○○たちは2戦目に約束した源田との焼肉に連れていってもらった

メンバーは源田、外崎、今井、○○、岸、武内だった

キャンプの頃やろうとしていたが予定が合わなく今日になった！話題は○○のことだった

源:本当凄かったな

今:それな！沢山助けてもらったし

武:○○俺の時もよろしくな

岸:ほんとにルーキーっていうプレーするからびっくりだよ

外:びっくりするぐらいセンスあるからさ

○:そんなことないですよ

外:そんなことあるんだよ笑

源:これいつかトリプルスリー取れるんじゃない？

○:取れるよう頑張ります

○:源田さん外崎さんご馳走様でした

6人だったので軽く20万を超えたらしい

源:これからよろしくな

○はい！

この6人は以前よりもっと仲良くなったらしい