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根拠学を学ぼう

根拠学とは私が独自に作成した学問であり
「世の中は因果論によって成立する」という
《鉄則》を「根拠」にして「全ての事象を根拠a,b,c,d••••」と処理し、未来を決定させる事が目的である

ここで一つ注意しておきたいのが
根拠学は物事が起こった原因を探すだけではなく
根拠をしっかりと拾い、未来予想の精度を上げる事を目標としているという事だ

その1 根拠学を適用する上での戒律

根拠学を適用するのにあたり、以下の3つの思想を飲み込まなくてはならない
学問における戒律のようなものであり、必ず理解し納得するように

①全ては因果によって成立すると考える
②過去は定数、未来は変数
③感情を徹底的に排除し、明確な根拠だけで未来を判定する
また、病気などによるメンタルの支障も
それは何かしらの根拠があって生じた結果だと捉えて、その思想の元で最適解を計算する


その2 根拠学を実践しよう

以下は根拠学を学ぶ上での例題である
まずは例題と解法を示す

①Aくんは、同じ学校にいるBくんに彼氏を犯されて激昂、その翌日Bくんの水筒の中にレイプドラッグを混入、体育館の側で動けなくなったBくんを Aくんが犯した
この一連の行動を分析し、AくんBくんの2人の近未来を根拠をもって推測せよ

「解法」
原則① 釈然とするまで理由を辿る

AくんがBくんを犯した理由
→AくんがBくんに彼氏を犯されたから

ここで納得できたなら終了
納得できないのならばさらに辿る

AくんがBくんに彼氏を犯されたからAくんがBくんを犯した理由
→Aくんが彼氏を大切にしており、Bくんに彼氏を犯される事をマイナスの事象として捉えており
犯す事でやり返そうと考えたから

ここで、事実から離れ推測が登場した
原則② 事実から離れるほど推測の割合が増える
ここでやっと、根拠学の真髄が発揮される

とりあえず見てみよう

例)大切にしている根拠
犯されて激昂(根拠a)事実ベース
彼氏という一般的な存在(根拠b)一般論ベース

事実ベースの根拠と一般論ベースの根拠が揃っていると精度が上がる

このように細かく見る事が「分析」である
深く行うと木の根っこのように思考が広がり論理の地盤が整うのは確かだが、時間がかかり
推測の根拠が弱いと見当違いの思考になってしまう

ここで、合格点(妥協点)と言われるこの例題の答えを示して終わろうと思う
※分析は前述の通り、書くと膨大な量になるため割愛

未来推測 
原則③ 解は1つではない、根拠の濃いものを複数考える

⓵誰かが法的な処罰を受ける
彼氏を犯した罪(根拠a)
レイプドラッグを混入した罪(根拠b)
BくんをAくんが犯した罪(根拠c)
※根拠の根拠は法に由来する

⓶BくんとAくんが付き合う
犯せるという事は性的興奮によって性行為に至ったという事であり、Bくんに対してAくんが性的な感情を抱いていると考えられる(根拠a)

⓷Aくんの彼氏が自殺する
自身がレイプされた(根拠a)
自身をレイプした人と彼氏のAくんが性行為をした(根拠b)

根拠(a+b)→心理的ストレス→自殺

このように、根拠を並べることによって推測が論理的になる
だが、⓵+⓶が未来になったり、⓵+⓶+⓷が未来になったり、全く別の事が未来になる事も当然あり得る
結局は完璧に未来を見る事などはできず
可能性の高い未来を考える事だけが人間に出来ることなのだ

また、この学問は論理的に思考している人間の思考を言語化し、体系的に多くの人に実践してもらうための道具に過ぎない
広い視野を持って論理的に思考できるようになる事がこの学問の真の目的である
もっと時間があれば詳細に書き連ねる事ができたのだが、眠い目をこすって短時間で仕上げる必要のあった私にはこれが限界

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