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皆様おはようございます今日も感謝の心と笑顔あふれる素敵な1日を

『安易に結論を出さない』

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海に満ち潮と引き潮
月に満月と新月があるように、
人間にも
「動のサイクル」と
「静のサイクル」があります。

身体一つで
より充実した幸せな人生を送るには、
「自分が調子のいい時
(波長が高いとき)にだけ
積極的に行動する」
という事を心がけることが
ポイントだと思います。

自分の調子が悪いときに
積極的に動いてしまうと、
心をバランスするための
調整イベントが次々と起きるので、
連続的に 苦しい出来事が発生します。

また 「寂しさ」から強引に
人との出会いを求めると、
同じネガティブな波長の相手が
引き寄せられてきます。
(類は友を呼ぶ)

自分に足りない部分に気づくまで、
延々と苦しい状況は続いていきます。

とはいえ、
そこで自らの間違いを痛感し、
反省をすれば、
同じ過ちを繰り返さずに
次に進むことができるのです。

この「静のサイクル」
は、“ヴォイド(空)”とも
呼ばれています。

これは、
「慣れ親しんだ習慣、考え方を手放し、
新しい自分に生まれ変わるために、
内面の奥深くに入り込む時期」
のことで、
イライラしたり
悲しくなったり
不安になったり、
よく眠くなる時期でもあります。

この時期に、あまり無理していると、
(身体の)不調を告げる大事なサインが
見過ごされてしまう事があります。

たとえば
偏頭痛やかすかな胃の痛みなどは、
薬が強力な作用を発揮して
押さえ込んでしまうため、日常、
ほとんど意識にのぼることがありません。

身体のサインに気をとめ、
本当の原因を探り、
生活習慣を変えるのは
容易な事ではありません。

そのため、
いよいよ切羽詰るまで何かで
気を紛らわせたり、
我慢してしまう事が多いのです。

運の悪い人、いつも間が悪い人は
「動くべきサイクル」

「休むべきサイクル」
を間違えているのかもしれません。

(動くことが大切ならば)
止まることをマスターするのも
大切な要素です。

ヴォイドに入っている期間は、
はっきり言ってキツイ状態ですが、
「難が有る=有り難い」
と書くように、
その最中に得る宝石は
必ずあとで役に立ちます。

ですから 
行き詰まった時の 突破口は

これまでのやり方を一度
「リセット」して 原点に帰ること。

自分にとって
何が一番大切かを思い出すことです。

「ヴォイド」は、
今までの自分を見直し 正しなさい。

そして 新しいあなたから出発しなさい、
というメッセージです。

ただ ヴォイドには
必ず終わりが来ますし、
次に自分がやりたいことや
望むものが、
自然と明確になってきます。

また この「静の時期」から
「動の時期」の過渡期に
よく直感的に
「部屋の模様替え」をしたくなったり、
「くつ」や「カバン」が
欲しくなったりもします。

まとめると
「ヴォイド(静)」の時期は、
積極的には動かずに、
徹底的に休息を取る。

安易に結論を出さない。

読書をしたり、温泉に入ったり、
(新しいことを始める)
準備をすること。

自然に身をゆだねること。

この自然に身をゆだねて
生きることが、
ひいてはバランスのとれた
健康的な生活を
送ることにつながっていくのです。

「バランスのとれた生活」
とは、自然や季節、
そして自分の身体のリズムに
耳を傾け、
そのサインを理解し、
その絶え間ない上昇と下降に
あわせて生きることを意味します。

人生の荒波を上手に乗り切るうえで、
それは計り知れない
すぐれた能力といえるでしょう。

規則にがちがちに縛られて暮らすのも、
だらしなく怠惰な人生を送るのも、
同じように自然に反した生き方です。

適度に気ままな生活

(あるときは派手に騒ぎ、
またあるときは友達との
語らいや急ぎの仕事で夜を明かす)
も、健康な生活には
重要なことなのです。

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人は自然界の不思議な
調和とバランスのメカニズムの中で
生かされている。